「戦争二次創作もの(?)」にありがちな、願望丸出しで史実曲げちゃった系ウソ話(cf.「日本が太平洋戦争に勝利」「三国同盟にアメリカが加入」etc.)だったらイヤだなあ~、とか、キャスティングが妻夫木聡をはじめイケメン目白押しなので「君を忘れない」みたいな映画だったらイヤだなあ~・・・
とか思ってたのですが、蓋を開けたら「ぬるいアイドル映画」どころか、ある意味「シルミド」臭すら感じる熱いオヤジがてんこもりだった。
壮大な原作つき映画にありがちな「総集編」感もあまりない(少なくとも「トロイ」や「キング・アーサー」よりは・・・)し、制作費が12億円かかってるだけあってCGはリアルで美麗だしで、ちょい長めの上映時間(2時間8分)もほとんど気にならないほど。
テーマのわりに「キャラ萌え」とかあまりないし、けっこう地味な内容なんですが、「Uボート」「クリムゾン・タイド」「レッド・オクトーバーを追え!」「ユリョン(が好きな日本人っているのかな)」 など”潜水艦もの”がお好きな方にはオススメ。(なんで、個人的趣味だと★×4くらいかも)
まあ、ところどころセリフがあまりに良すぎて、シーンとの軽い温度差を感じるとか(でも「おそらく原作のストーリーの中では、絶妙にはまるんだろうなあ」の予感がバシバシ)、途中何度かある「さあっ!ここで泣くがいいわ!」と言わんばかりの殉職シーンがちょっとウザイとか、あるにはあるのですが、「これ見よがしなメッセージ性(も実はちょっとウザイ)」ですら某「キャシャーン」の数百倍はマシで、「日本映画=しょぼい=ビデオで充分」な個人的イメージを謹んで返上しました。
日系三世の少女パウラ役の香椎由宇ちゃんが超キュートなのが、また、ポイント高。
そのバタ臭い顔立ちと、少年めいた存在感に、『「あずみ」は上戸彩なんぞじゃなく、本来、彼女がやるべきなんじゃ(黒マントもお似合いだし)・・・』と、ちょっと思った。
(映画「あずみ」って、原作との違和感ありまくりなんだもん)
あと、どうでもいいのですが、途中
「暗闇をバックに背負い、眼鏡の右レンズは光を反射、左レンズの奥に見える黒目は”ねこぢる”ばりに無表情な石黒賢」とか、(以下ネタバレかもなので自粛)「ローレライシステムの中枢と繋がれたチューブがちんぎれて血がドバーな香椎由宇(絶叫つき)」の絵ヅラに、みょ~~~~なデ・ジャ・ヴを感じてたら、エンドロールに「絵コンテ協力:庵野秀明」の文字が・・・・。
全編を軽くB級テイストに染めてた「エヴァ」フレイバー(わりとサブリミナルに登場)。
実は意図的にそのセンを狙った系なのかも・・・なんですが、個人的には「功」「罪」比べたらやっぱ”後者の文字”が微妙に勝つかもなあ・・・と、思ったり。
とか思ってたのですが、蓋を開けたら「ぬるいアイドル映画」どころか、ある意味「シルミド」臭すら感じる熱いオヤジがてんこもりだった。
壮大な原作つき映画にありがちな「総集編」感もあまりない(少なくとも「トロイ」や「キング・アーサー」よりは・・・)し、制作費が12億円かかってるだけあってCGはリアルで美麗だしで、ちょい長めの上映時間(2時間8分)もほとんど気にならないほど。
テーマのわりに「キャラ萌え」とかあまりないし、けっこう地味な内容なんですが、「Uボート」「クリムゾン・タイド」「レッド・オクトーバーを追え!」「ユリョン(が好きな日本人っているのかな)」 など”潜水艦もの”がお好きな方にはオススメ。(なんで、個人的趣味だと★×4くらいかも)
まあ、ところどころセリフがあまりに良すぎて、シーンとの軽い温度差を感じるとか(でも「おそらく原作のストーリーの中では、絶妙にはまるんだろうなあ」の予感がバシバシ)、途中何度かある「さあっ!ここで泣くがいいわ!」と言わんばかりの殉職シーンがちょっとウザイとか、あるにはあるのですが、「これ見よがしなメッセージ性(も実はちょっとウザイ)」ですら某「キャシャーン」の数百倍はマシで、「日本映画=しょぼい=ビデオで充分」な個人的イメージを謹んで返上しました。
日系三世の少女パウラ役の香椎由宇ちゃんが超キュートなのが、また、ポイント高。
そのバタ臭い顔立ちと、少年めいた存在感に、『「あずみ」は上戸彩なんぞじゃなく、本来、彼女がやるべきなんじゃ(黒マントもお似合いだし)・・・』と、ちょっと思った。
(映画「あずみ」って、原作との違和感ありまくりなんだもん)
あと、どうでもいいのですが、途中
「暗闇をバックに背負い、眼鏡の右レンズは光を反射、左レンズの奥に見える黒目は”ねこぢる”ばりに無表情な石黒賢」とか、(以下ネタバレかもなので自粛)「ローレライシステムの中枢と繋がれたチューブがちんぎれて血がドバーな香椎由宇(絶叫つき)」の絵ヅラに、みょ~~~~なデ・ジャ・ヴを感じてたら、エンドロールに「絵コンテ協力:庵野秀明」の文字が・・・・。
全編を軽くB級テイストに染めてた「エヴァ」フレイバー(わりとサブリミナルに登場)。
実は意図的にそのセンを狙った系なのかも・・・なんですが、個人的には「功」「罪」比べたらやっぱ”後者の文字”が微妙に勝つかもなあ・・・と、思ったり。
結構試写会みに行かれた方が多いんですね
ビックリ。
はじめての試写会だったんですよ・・・ww
全体的に説得力に欠けるのが残念だったん
ですよね。おそらく原作の福井晴敏はそういった
説得力とか必然性とかを描写するのが
うまい作家なんで、、、もったいないというか。
なーんて。今後とも宜しくおねがいします。
又来ますね!
ねこぢる…!
著名な役者さんが沢山出てた割には、
あんまり印象に残ってなくて石黒賢も同様だったんですが、
ねこぢるで思い出せました(笑)あの瞳…。
ゲームお好きなんですね、私もです。
といってもヘタレゲーマーなのですが。
またお邪魔させて頂きますv
>おそらく原作の福井晴敏はそういった
>説得力とか必然性とかを描写するのが
>うまい作家なんで、、、もったいないというか。
原作未読なんで、いまから読もうーと思っているのですが、あの長さの原作をあのレベル/テンションで2時間8分にまとめたのはけっこうすごいかも・・・って思ったんですが・・・(原作、かなりすごいって話なので、原作ファンの人には許しがたいのかも(?))
個人的には「海猿(の映画と原作の差)」よりは全然マシの予想してるんですが・・・どうでしょう。
れおさん
石黒賢のあの目、「ねこぢる」か「久米田康治(勝手に改蔵)」かと思ったんですが(笑)
ゲームもお好きなんですねー。どんなゲームなさるんでしょう。また遊びに来てやってくださいね♪
>「暗闇をバックに背負い、眼鏡の右レンズは光を反射、
>左レンズの奥に見える黒目は”ねこぢる”ばりに無表情な石黒賢」
このシーンは、僕もツボにはまりました(笑)。
この撮影の為にわざわざ「光を反射しやすいレンズ」を作ったそうです。こだわってますねー。TB入れさせて頂きます。
本日見てまいりまして、大評判の原作のわりに「つまんなかったな~」と思ってしまって、「自分だけ?」と思って映画の感想を読み歩きしていました。
ですよね。
アニメですよね。これ。
役者の芝居が下手くそに感じるというか。
違和感が。
あーよかった自分だけじゃなくて。
ではでは。
トラバありがとうございます。
「光を反射しやすいレンズ」・・・
こだわってますねえ(笑)
見た瞬間「・・・ゲンドウ?」でしたよねえ、あれ。
>佐三郎さん
そうなんですよねえ。アニメなんですよねえ。
個人的には、それさえなかったら、そう悪くな
かった(原作読んでないので、原作のよさと
比較できなかったし)ような気もしたん
ですが・・・。
アニメ系の人をたくさん入れてるようなので
(庵野監督以外にも、冨野よしゆき(字が
分からない・・・)とか、押井守とか)アニメ
色はしかたないんですかねえ。