ファンが観たら「
すっ・・・スティーブ・ブシェミぃぃ~~(T△T)」みたいな。
鑑賞前の予備知識から「ガタカ」や「ブレードランナー」あたりを想像(主人公カップルも美男美女だし
※1)していたのだが、「パール・ハーバー」「アルマゲドン」のマイケル・ベイ監督ゆえ、当然のごとく、「ガタカ」のような美しき静謐や切なさも、「ブレードランナー」のような話の面白さもナッシング。ひたすらにド派手な音楽と映像が楽しめます。
というか、個人的には「やたらとやかましい音楽」に、どえらいくたびれたカモ。★は、明かにお金がかかってそうな部分に献上です。
公式ページであっさりバラしてる”最大のネタ(設定)
※2”以外の内容はほとんど無いため、”予備知識ゼロで鑑賞”をオススメかも。
(ちょいネタバレ)
途中までアクションRPG、途中から「BAD BOYS 2 BAD」みたい(後半かな~りムチャ)な映画だと思ったが、「学習しないと本能は発現しないのか」とか「なぜ、そこで首をしめる?!」など、いまだ残る謎も。(ネタバレ終わり)
どうでもいいけど、「マイケル・ベイ監督」を、間違って何度も「
マイケル・マン監督」と呼んでいた、試写会の司会者さん。発音はカタカナ(客席向けに)だったけど、マイケル・ベイ監督が万が一、今後来日しなくなった場合、原因の末席に名を連ねることになるのでは・・・と他人事ながら気になるのであった。
でもまあ、
マイケル・ホイ監督と間違ったよりかは。
おまけ:※1 しかし、たとえ生き残るためとはいえ、かなり大メーワクな二人。
※2 新井素子の「今はもういないあたしへ…」とか、清水玲子の「輝夜姫」とかと共通のネタ(設定)。”日本女子文化”って、やっぱけっこうスゴイのかも。ちなみに「今は~」は単行本表題作なのに、同時収録されてる「ネプチューン」の方が、はるかによく出来てて(あの独自の文体に対する抵抗を忘れるほどに)面白かった印象が。
個人的に激しく心惹かれた、劇中出て来る”近未来型格闘ゲーム”。いいなあ~。いいなあ~。
別の日に観た友人は「逃亡者」とか「マイノリティ・リポート」を思い出したとか(マイノリティ・リポート未見なんで分かんないんですが)。