はじめに。
この記事長くなるので、読みたい人だけ読んでください。
昨日までの2週間と、あと9月の2週間、合わせて1ヶ月という長いようで短い期間、僕はある知的障害者更正施設で実習を行いました。
実習を行うのは所属学科上今回が初めてということもあって始めはかなり不安でした。
今振り返るとホントにためになる実習だったと感じます。これからの人生に確実に大きな影響を与えられたと思う。
たくさんの障害者の人たちと出会い、たくさんの福祉職員の人たちと出会いました。
そして面白いことに、ひとりひとり違っていたということ。
性格はもちろん、教わることも十人十色。支援することの難しさを知りました。
今回の実習では施設の入所者(利用者といいます)Iさんについての個別支援計画の作成を通して、「利用者を理解することの難しさ」を学びました。先日凹んでたのはそのせいもあります。
個別支援計画を作ることは始めからスケジュールに盛り込まれていたんですが、初めての実習、初めての支援計画作成ということもあって、計画発表の直前まで全く準備をしていませんでした。
発表の前夜になって必死で考え、自分で納得した上で発表に望んだんですが、見事に職員にツッコまれました。
「こんな支援計画じゃIさんを他人事ととらえている」
「Iさんと向き合えていなかったんじゃないか」
もう心はベコンベコンです。
さらに悪いことに、今回の実習は僕の他に2人の実習生もいて、その2人の支援計画には少なくとも担当の利用者さんに対しての思いやりが詰め込まれていました。
利用者と向き合うこと。
利用者を理解すること。
今までいろいろなボランティアを通して、たくさんの知的障害をもった方と接してきました。その中で、自分としては彼らのことを理解しているつもりでした。しかし、今回の実習でそれが間違っていたことを知り、そして変な思い込みをしていた自分がアホみたいに思えました。
さらには自分の性格。
他の2人の実習生は知的障害者との関わりが初めてだったということもあって、正直、自分の中で優越感みたいなのを覚えていました。だから他の2人の言動に対して心の中で「何やってんだ」と思っていたこともありました。嫌な奴…。(2人にはごめんなさい)
昔からそうです。
負けず嫌いな性格はいいとして、誰かに勝ったりすると優越感に浸ってしまうこの性格。
今まではこの性格に気づきながらも、直そうともしませんでした。
けれど今回の実習を通して、性格を直さねばと強く思いました。
福祉を学んでいく上では、利用者に対しての先入観を持たないようにするため、そして普段の生活をしていく上でも、他者への思いやりを欠かないようにするため。
実習を終えた今、正直言って自分のやりたい仕事、自分に合う仕事について考えがごちゃごちゃになりました。でもこれがいい転機なのかもしれません。
ホントにいろんな意味で学ぶことが多い実習でした。
来年の実習はもっと頑張ろう!
あ、追伸。
昨日書いた「泣いてくれた利用者さん」ってのは、実は支援計画を立てたIさんでした。
大したことできなかったのに、泣いてくれてありがとね。これから頑張るから!
この記事長くなるので、読みたい人だけ読んでください。
昨日までの2週間と、あと9月の2週間、合わせて1ヶ月という長いようで短い期間、僕はある知的障害者更正施設で実習を行いました。
実習を行うのは所属学科上今回が初めてということもあって始めはかなり不安でした。
今振り返るとホントにためになる実習だったと感じます。これからの人生に確実に大きな影響を与えられたと思う。
たくさんの障害者の人たちと出会い、たくさんの福祉職員の人たちと出会いました。
そして面白いことに、ひとりひとり違っていたということ。
性格はもちろん、教わることも十人十色。支援することの難しさを知りました。
今回の実習では施設の入所者(利用者といいます)Iさんについての個別支援計画の作成を通して、「利用者を理解することの難しさ」を学びました。先日凹んでたのはそのせいもあります。
個別支援計画を作ることは始めからスケジュールに盛り込まれていたんですが、初めての実習、初めての支援計画作成ということもあって、計画発表の直前まで全く準備をしていませんでした。
発表の前夜になって必死で考え、自分で納得した上で発表に望んだんですが、見事に職員にツッコまれました。
「こんな支援計画じゃIさんを他人事ととらえている」
「Iさんと向き合えていなかったんじゃないか」
もう心はベコンベコンです。
さらに悪いことに、今回の実習は僕の他に2人の実習生もいて、その2人の支援計画には少なくとも担当の利用者さんに対しての思いやりが詰め込まれていました。
利用者と向き合うこと。
利用者を理解すること。
今までいろいろなボランティアを通して、たくさんの知的障害をもった方と接してきました。その中で、自分としては彼らのことを理解しているつもりでした。しかし、今回の実習でそれが間違っていたことを知り、そして変な思い込みをしていた自分がアホみたいに思えました。
さらには自分の性格。
他の2人の実習生は知的障害者との関わりが初めてだったということもあって、正直、自分の中で優越感みたいなのを覚えていました。だから他の2人の言動に対して心の中で「何やってんだ」と思っていたこともありました。嫌な奴…。(2人にはごめんなさい)
昔からそうです。
負けず嫌いな性格はいいとして、誰かに勝ったりすると優越感に浸ってしまうこの性格。
今まではこの性格に気づきながらも、直そうともしませんでした。
けれど今回の実習を通して、性格を直さねばと強く思いました。
福祉を学んでいく上では、利用者に対しての先入観を持たないようにするため、そして普段の生活をしていく上でも、他者への思いやりを欠かないようにするため。
実習を終えた今、正直言って自分のやりたい仕事、自分に合う仕事について考えがごちゃごちゃになりました。でもこれがいい転機なのかもしれません。
ホントにいろんな意味で学ぶことが多い実習でした。
来年の実習はもっと頑張ろう!
あ、追伸。
昨日書いた「泣いてくれた利用者さん」ってのは、実は支援計画を立てたIさんでした。
大したことできなかったのに、泣いてくれてありがとね。これから頑張るから!