慰安婦決議案採択 米下院

2007年07月31日 | news
慰安婦決議案採択 米下院

 【ワシントン=有元隆志】米下院は30日の本会議で、慰安婦問題に関する対日非難決議案を採択した。決議に法的拘束力はないが、日本政府に公式謝罪を求めている。決議案の共同提案者は下院議員総数435人のうち167人に上ったものの、決議案が採決された際に本会議場にいたのは、わずか10人程度。発声による投票の結果、出席者から異論は出なかったため採択された。

 ペロシ議長ら下院指導部は、参院選に影響を与えることを避けるため、採決の日程を選挙後の30日に設定した。上院には提出されていない。

 この日、ラントス外交委員長(民主党)が趣旨説明を行った後、決議提案者のホンダ下院議員(民主)らが演説した。共和党からもロスレイティネン外交委筆頭理事らが賛成演説を行った。反対演説はなかった。

 ホンダ議員は採択後の記者会見で、「決議は日本政府に対し、公式で明確な謝罪を慰安婦に行うよう求める強いメッセージだ」と述べ、日本政府の公式謝罪を求めた。

 慰安婦問題をめぐっては、安倍晋三首相が4月末に訪米した際、ペロシ議長ら議会指導者との会談で、「人間として首相として心から同情している。そういう状況に置かれたことに申し訳ない思いだ」と語った。

 ブッシュ大統領は首脳会談後の共同記者会見で、「首相の謝罪を受け入れる」と首相の対応に理解を示しており、日米政府間では事実上解決済みとなっている。

 これまで慰安婦決議案は4回提出され、昨年秋には外交委で可決されたものの、本会議では採決されず廃案になった。

 一方、下院外交委員会は31日、アジア・太平洋地域の安定強化や、テロとの戦いにおける日本の役割について謝意を示す決議案を採決する。ラントス委員長やホンダ議員も共同提案者となっている。慰安婦決議で日本非難をしたため、日本への謝意を示すことでバランスをとるねらいがあるとみられる。

(2007/07/31 09:15)
http://www.sankei.co.jp/kokusai/usa/070731/usa070731001.htm




「従軍慰安婦」で日本に公式謝罪要求、米下院が初の決議

 【ワシントン=五十嵐文】米下院は30日午後(日本時間31日未明)の本会議で、旧日本軍によるいわゆる従軍慰安婦問題で日本に公式謝罪を求める決議案を採択した。

 慰安婦問題をめぐる対日批判決議の下院本会議での採択は、初めて。決議に法的拘束力はないが、安倍首相にとっては参院選での与党惨敗に続き、外交上の痛手が重なった。

 決議は、1930年代から第2次大戦にかけて、旧日本軍が若い女性を「性的奴隷」にした「慰安婦制度」について、「20世紀最大の人身売買事件の1つ」と位置づけた上で、日本政府に公式かつ明確な謝罪や、歴史教育の徹底などを要求している。

 決議は日系アメリカ人のマイケル・ホンダ議員(民主党)が1月に代表提案者として提出し、外交委員会で6月26日に39対2の賛成多数で可決された。共同提案者は30日現在で167人に達した。

この日の決議は、手続きを簡略化し、下院(定数435)の定足数(218)未満でも審議できる「議事規則の適用停止」が適用された。実際に出席した議員は数人で、発声による投票で異議は出されず、議長が可決と認定した。

 安倍首相は4月の初訪米の際、ブッシュ大統領やナンシー・ペロシ下院議長(民主党)ら議会指導部との会談で、元慰安婦へのおわびを表明。加藤良三・駐米大使らも、「客観的事実に基づかない決議採択は、日米関係にいい影響を及ぼさない」として、採択回避を議会に強く要請した。

 下院指導部は参院選への影響を避けるため、本会議採択の日程を選挙後の30日に設定。また、31日には、日本のイラクやインド洋での国際貢献を評価し、日本が「米国にとって最も信頼できる安全保障上のパートナー」であることを確認するジム・サックストン議員(共和党)提出の別の決議案を下院外交委員会で採択する予定で、日本に一定の配慮を示した。

(2007年7月31日11時23分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070731it02.htm



米下院で慰安婦決議、公式謝罪要求…本会議で初の採択

 【ワシントン=五十嵐文】米下院は30日午後(日本時間31日未明)の本会議で、旧日本軍によるいわゆる従軍慰安婦問題で日本に公式謝罪を求める決議案を採択した。


 慰安婦問題をめぐる対日批判決議の下院本会議での採択は、初めて。決議に法的拘束力はないが、安倍首相にとっては参院選での与党惨敗に続き、外交上の痛手が重なった。

 決議は、1930年代から第2次大戦にかけて、旧日本軍が若い女性を「性的奴隷」にした「慰安婦制度」について、「20世紀最大の人身売買事件の一つ」と位置づけた上で、日本政府に公式かつ明確な謝罪や、歴史教育の徹底などを要求している。

 決議は日系アメリカ人のマイケル・ホンダ議員(民主党)が1月に代表提案者として提出し、外交委員会で6月26日に39対2の賛成多数で採択された。共同提案者は30日現在で167人に達した。

 安倍首相は4月の初訪米の際、ブッシュ大統領やナンシー・ペロシ下院議長(民主党)ら議会指導部との会談で、元慰安婦へのおわびを表明。加藤良三・駐米大使らも、「客観的事実に基づかない決議採択は、日米関係にいい影響を及ぼさない」として、採択回避を議会に強く要請した。

 この日の決議は、手続きが簡略化され、発声方式で行われた。実際に本会議に出席した議員は数人で、採択に際して異議は出されず、議長が可決と認定した。

 下院指導部は参院選への影響を避けるため、本会議採択の日程を選挙後の30日に設定。

 また、31日には、日本のイラクやインド洋での国際貢献を評価し、日本が「米国にとって最も信頼できる安全保障上のパートナー」であることを確認するジム・サックストン議員(共和党)提出の別の決議案を下院外交委員会で採択する予定で、日本に一定の配慮を示した。

(2007年7月31日14時7分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070731it02.htm


25 o'clock 慰安婦決議案 米下院で満場一致で可決
http://25oclock.blog.shinobi.jp/Entry/182/




日米同盟の重要性確認へ決議案=両国関係に配慮-下院外交委
7月31日11時1分配信?時事通信
 【ワシントン30日時事】戦時中の旧日本軍従軍慰安婦問題で対日謝罪要求決議を採択した米下院外交委員会が31日、日米同盟の重要性を宣言する超党派決議案を採決に付すことが30日分かった。
 共和党のサックストン議員が提出した決議案には、慰安婦決議提出者である日系のホンダ議員(民主)や日本の保守勢力批判の急先鋒(せんぽう)となったラントス下院外交委員長(同)らも共同提案者として名を連ねており、慰安婦決議採択による対日関係への影響に配慮する米議会のバランス感覚を示す形となっている。 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070731-00000039-jij-int




米下院委、対日礼賛決議案を可決…慰安婦決議とバランス

 【ワシントン=五十嵐文】米下院外交委員会は31日午前(日本時間1日未明)、米国の同盟国としての日本の重要性を確認する対日礼賛決議案を可決した。

 30日に下院本会議で採択された、いわゆる従軍慰安婦問題で日本政府に公式謝罪を求める対日非難決議案とのバランスを取り、日米同盟を重視する米議会の姿勢を強調するため、共和党のジム・サックストン議員が提出した。決議は、日本を「米国のもっとも信頼する安全保障上のパートナーの一つ」と位置づけ、日本のイラクやインド洋での国際貢献を高く評価している。

 一方、スノー大統領報道官は31日、下院本会議での慰安婦決議の採択について、「現時点で(下院と日本政府の)どちらかを支持するものではない。日本は重要な同盟国だ」と述べた。

2007年8月1日1時49分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070731i416.htm





首相、慰安婦決議の採択「残念」

 安倍晋三首相は31日昼、米下院本会議が従軍慰安婦問題に関して日本政府に公式謝罪を求める決議を採択したことについて「私の考え、政府の取ってきた対応については4月に訪米した際に説明してきた。決議されたことは残念だ」と述べた。そのうえで「21世紀を人権侵害のない時代にしていくことが大切だ。これからもよく米側に説明することが大事だ」と語った。首相官邸で記者団の質問に答えた。(15:07)
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070731AT3S3100L31072007.html








米下院「慰安婦決議案」満場一致で可決

米国下院は30日午後(現地時間)、日本軍慰安婦に対する日本政府の公式謝罪を要求する「慰安婦決議案」を満場一致で可決した。

慰安婦決議案が米国議会で採択されたことは今回が初めてだ。慰安婦決議案は1997年以来、10年間6回や下院に提出されたが、日本の強いロビーで全体会議には上程さえできなかった。

下院全体会議はこの日午後3時13分ごろ、決議案に対する賛否を問う形式の表決を通じて決議案を通過させた。全体会議では「反対見解があるのか」という問いに誰も答えなかった。

表決に先立ってトム・ラントス下院外交委員長は決議案に対する初支持発言を通じて「どんな国でも過去を無視することはできない。ドイツは第2次大戦後過去を反省する正しい選択をしが、日本は歴史的忘却をけしかける態度を見せた」と指摘した。「日本軍の慰安婦たちが強圧なしに自発的に売春行為をした」という日本側の主張に対し「強制婦女暴行(rape)という単語の意味を知らない強弁」だと批判した。また日本の一部議員たちがワシントンポストに出した広告を通じ「慰安婦たちが当時、自発的に売春行為をした」と主張したのに対し「怒りを覚えること」とし「下院が決議案を支持してください」と言った。

決議案を発議した日系3世であるマイケル・ホンダ議員は「歴史的過ちに対する和解の初歩は傷の治癒」とし「日本政府は慰安婦の苦痛に対し、明白に公式的に謝るべきだ」と強調した。ホンダ議員は下院東アジア太平洋小委員会で証言した慰安婦出身イ・ヨンスさんらの勇気に敬意を表した。

ホンダ議員が1月に発議したこの決議案はこれまで下院議員435人のうち3分の1を超す168人が共同発議者として参加した。決議案は先月26日下院外交委で賛成39票、反対2票の圧倒的票差に可決された。当時ナンシー・ペロシ下院議長は直ちに支持声明を発表した。日本政府はこれまで「慰安婦強制動員はなかった」とし、ロビー会社などを通じて決議案通過阻止ロビーをしたが、むしろ米議会の反発を買っただけだった。

決議案は太平洋戦争当時、日本の慰安婦強制動員を「20世紀最大の人身売買事件の1つ」と規定した。それとともに日本の一部教科書が慰安婦動員と日本の戦争犯罪を縮小しようとしていると指摘した。

これとともに日本政府に▽昔の日本軍が若い女性たちを性奴隷として強制動員した事実を日本の首相が公式声明を通じて認定、謝罪し、歴史的責任を負う一方、▽これを否認する主張を公開的に反論し、日本の未来世代にこれを教育せよ‐‐と要求した。決議案は、法的拘束力はないが過去を歪曲してきた日本政府の無責任な態度を国際社会に喚起することであり、意味が大きいというのが米議会関係者たちの評価だ。
ワシントン=イ・サンイル記者 <leesi@joongang.co.kr>
カン・チャンホ特派員 <stoncold@joongang.co.kr>
2007.07.31 11:29:11
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=89800&servcode=200§code=200




【慰安婦問題】 米下院、慰安婦お婆さんに「議事堂掲揚用星条旗」贈る[07/29]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1185801854/-100

(クッキー地球村=アメリカ)日本軍従軍慰安婦決議案のアメリカ下院本会議上程を控えて米下院議員が我が国の慰安婦被害者のお婆さんに議事堂に掲揚された星条旗を記念品とし て伝達し、話題を集めている。

米共和党トム・デービス(バージニア州)下院議員は27日バージニア州ヴィエンナ韓米科学 技術財団で開かれた日本軍従軍慰安婦決議案通過のためのタウンミーティングに参加、 イ・ヨンスお婆さんにこの星条旗を渡した。

デービス議員はこの席で「慰安婦決議案の下院通過の可能性が、このように高くなったこ とは、米州韓人たちの努力のおかげだ」と言い「特にイお婆さんのような直接の被害者た ちが積極的に議員たちを説得したのが、大きな力を発揮した」と言った。

これに先だち、このお婆さんは今月26日、米議事堂で開かれた慰安婦決議案通過のためのロビーデイ行事に参加、決議案共同発議に参加しないアメリカ議員たちをいちいち尋ねて 訴えた事がある。慰安婦決議案提出を主導したマイク・ホンダ議員はイお婆さんに「米議 会と議員たちが新しい歴史を作って行くでしょう」と言いながら決議案通過のために最善 をつくすと念をおした。

一方、慰安婦決議案はアメリカ下院全議員435人中168人が共同で発議して、日本の参議院選挙が終わった後の30日、下院全体会議に上程される計画だと日本共同通信が報道した。ワシントンDCでは日本政府の積極的な反対ロビーにもかかわらず、今回はこの決議案の 採択可能性が非常に高いという分析が出ている。

ソース:国民日報クッキーニュース(韓国語)米下院,慰安婦お婆さんに‘議事堂掲揚用星条旗’贈り物
http://www.kukinews.com/news/article/view.asp?page=1&gCode=int&arcid=0920612677&cp=nv




慰安婦:ホンダ議員「決議採択はゴールではなく始まり」

 米下院に従軍慰安婦問題に関する対日謝罪要求決議案を提出したマイケル・ホンダ議員(民主党)は、「在米韓国人の力強い草の根運動が決議案採択の原動力になった」と述べた。

 ホンダ議員は決議案が採択された30日の下院本会議後に記者会見し、「韓国人らがロビーデーキャンペーンで下院議員の事務所を個別に訪問したことはもちろん、ニューヨークで青少年にも呼び掛けるなどした活動が決議案通過を助けた」と指摘した。

 ホンダ議員は「決議文は日本の政治家の未来に対する責任を強調したものだ。安倍晋三首相が決議文に盛り込まれたメッセージを理解すると信じる」と述べた上で、「慰安婦決議案採択はゴールではなく始まりだ。日本の政治家に対する強いメッセージになるだろう」と感想を語った。

 一方、ホンダ議員は「日本も広範囲のロビー活動を行った」と指摘し、決議案を採択するにあたって日系3世から少なからぬ圧力を受けたことを示唆した。同議員は日本からの非難や反発を意識したように、「決議案採択で未来世代が歴史をより理解できるようになれば、米日関係はさらに強固なものになる」とも述べた。

 ホンダ議員は「日本の政治家が(慰安婦の実態を歪曲するため)ワシントンポスト紙に掲載した全面広告は、むしろ米国の政策決定者が事実関係を的確に理解する契機となった」と、間接的に批判した。

 同日の記者会見に続き、ホンダ議員が非公開で開いたレセプションには、ペロシ下院議長、ランゲル歳出委員長らが出席した。ワシントン政界では、ホンダ議員が今回の決議文に続き、1937年の南京大虐殺に対する謝罪を日本に要求するのではないかとの観測が出ている。

ワシントン=李河遠(イ・ハウォン)特派員
http://www.chosunonline.com/article/20070801000038




韓国「日本は正しい対応を」・米下院の慰安婦決議

 【ソウル=鈴木壮太郎】米下院本会議が従軍慰安婦問題で日本政府に公式に謝罪を求める決議案を可決したことを受け、韓国政府は31日、「日本が国際社会の勧告を謙虚に受け入れ、正しく対応することを期待する」との論評を発表した。
 元慰安婦を支援する市民団体、韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会は同日、歓迎のコメントを発表。「高齢の被害者に公式謝罪と法的賠償を実施すべきだ」と訴えた。
 政界も歓迎している。韓明淑(ハン・ミョンスク)前首相は「被害者への公式謝罪と賠償が日本が恥ずかしくない国際社会の一員に生まれ変わる唯一の道」との声明を発表。最大野党ハンナラ党は「日本の阻止ロビーにもかかわらず決議案が通過したことは大きな意義がある」と論評した。(15:04)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070731AT2M3101831072007.html




【慰安婦問題】 国連でも慰安婦決議案推進~カナダ・オーストラリア・オランダ・ドイツでも動き[07/31]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1185978410/111-211

(世界日報)米国下院で30日、満場一致で通過した日本軍隊慰安婦決議案が国連でも推進される見込みだ。米議会の慰安婦決議案通過に産婆の役割をしたある人士は30日「国連で早いうちに会議を開いて、慰安婦決議案採択を論議するつもりだ」と言いながら、今後の 国際社会の動きを説明した。

彼はまた「アメリカに引き続き、カナダ・オーストラリア・オランダ・ドイツ議会などで も慰安婦決議案を準備中や採択しようとする動きがある」「カナダはかなり先に進んだ状 態」と言った。オーストラリアは、市民団体「豪州慰安婦の友(FCWA)」が議会を圧迫して いる。

オーストラリアに住むオランダ出身慰安婦被害者ヤーン・ラフ・オヘルン(85)お婆さんは、 来る15日、FCWA代表たちと一緒に議員たちと会って決議案の議会上程問題を論議する予定 だ。(後略=米下院での経緯など)

ソース:世界日報(韓国語)国連も慰安婦決議案推進米下院では満場一致通過…'
http://www.segye.com/Service5/ShellView.asp?TreeID=1052&PCode=0007&DataID=2007073
12040000396
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