共謀罪、対象は犯罪集団に限定 与党修正、民主に提示

2006年03月04日 | 政治 経済
2006年02月15日06時16分
 犯罪の実行を話し合っただけで罪となる共謀罪の創設を盛り込んだ組織的犯罪処罰法などの改正案について、自民・公明の両党は14日までに、初めての修正案をまとめ、民主党側に協議を打診した。(1)共謀罪の適用が暴力団など組織的犯罪集団に限られることを明確にする(2)客観的な準備行為があることを共謀罪の構成要件に加える??の2点が柱。民主党内には、「修正案は不十分で対象をさらに絞るべきだ」との声も強く、同党の対応が今後の焦点となる。
 法案は、00年に国連で採択された国際組織犯罪防止条約に伴うもの。政府は「国際的な組織犯罪対策に必要」と力説したが、与野党から「組織犯罪と関係ない市民生活にまで対象が広がりすぎる」と、問題点が指摘され続けてきた。
 このため、政府・与党は条約加入のために必要な範囲に対象を絞る修正は避けられないと判断。「組織犯罪と関係ない、市民団体や会社も対象になるのではないか」といった懸念を消すために(1)の点を、「客観的な行為なしに犯罪の成立を認めると、捜査当局が乱用するおそれがある」といった不安にこたえて(2)の点を、修正案に盛り込むことにした模様だ。
 これまで同種の規定は極めて例外的な犯罪にしか適用されなかったが、共謀罪は615もの罪種に適用される。「適用罪種が広すぎる」という問題点も指摘されているが、この点は今回の修正案では解消されない。
 また、民主党内には、対象をさらに絞り、条約の趣旨通り、国境を越えた犯罪に限定すべきだなどとする意見も根強い。

asahi.com: 共謀罪、対象は犯罪集団に限定 与党修正、民主に提示?-?社会
http://www.asahi.com/national/update/0215/TKY200602140476.html











民主・木俣参院議員を書類送検 傷害容疑で愛知県警
2006年02月02日18時59分
 飲食店で女性従業員に暴力をふるい、けがをさせたとして、愛知県警は2日、民主党の木俣佳丈参院議員(40)=愛知選挙区=を傷害の疑いで、名古屋地検豊橋支部に書類送検した。木俣議員は県警の事情聴取に対し、容疑を大筋で認めたとされる。
 豊橋署の調べなどによると、木俣議員は昨年12月29日夜、地元の同県豊橋市の繁華街にある飲食店で、30代の女性従業員の足をけって転倒させ、手の指にねんざを負わせたとされる。2週間程度のけがだったという。
 関係者によると、木俣議員は、地元の民主党関係者らと別の店で酒を飲むなどしたあと、数人でこの店に来ていた。
 女性は同署に被害届を出したが、その後、示談が成立し、1月下旬、被害届を取り下げた。
 参院委員部によると、木俣議員は1月25日付で予算委員会の委員を辞任した。内閣委員会の理事についても同日付で辞任願を出している。
 木俣議員の事務所は「本人とは依然、連絡がとれず、事実関係を確認できていない」としている。
http://www.asahi.com/national/update/0202/NGY200602020001.html





傷害容疑の木俣議員が謝罪会見 進退に触れず
写真 記者会見で深々と頭を下げる木俣佳丈参院議員=3日、名古屋市中区の愛知県庁で

 愛知県豊橋市内の飲食店で女性店員に軽傷を負わせたとして、傷害容疑で書類送検された民主党の木俣佳丈参院議員(40)=同県選出=が三日、同県庁で事件後初めて記者会見した。 木俣議員は「被害者の方の心と体に大きな痛手を負わせ、心から申し訳なく思っている」と謝罪したが、公職者としての責任の取り方について具体的な説明はなかった。

 弁護士を伴って会見に臨んだ木俣議員は謝罪の後、経過を説明。それによると、昨年十二月二十九日に友人数人と忘年会を行い、二次会で問題となった飲食店を訪れた。一次会でかなり酒を飲んだため、同議員は「十分な記憶を持っていなかった」といい、大声で歌う中で女性を「足で押した」と表現した。

 今年一月十五日に、女性から被害届が出ているとの連絡を豊橋署から受け、初めて女性のけがを知ったと説明。事件前の女性とのやりとりも「どういう内容で口論になったか十分に記憶していない」とした。

 公職者としての身の処し方についての質問には「恥ずべきことをしたと心から反省しており、おわびするしかないと思う」と述べるにとどめ、進退の言及は避けた。

 民主党の地方議員からは来春の統一地方選が戦えないとの声も上がっているが「大事な時期に党県連に大きな痛手となることをしでかし、心からおわびするしかない」とだけ述べた。

http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20060203/kimata.jpg (写真)
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20060203/eve_____sya_____010.shtml






木俣議員が民主離党 秘書への暴力の疑いも

 女性に暴力をふるい傷害容疑で書類送検された木俣佳丈参院議員(愛知県選挙区)が21日朝、民主党本部を訪れ「党に多大な迷惑を掛けた」として、鳩山由紀夫幹事長に離党届を提出した。同党は同日午前の常任幹事会で、離党届の受理を決めた。
 木俣氏をめぐっては、傷害事件のほかにも素行に関する情報が党に寄せられていたため、執行部は2月前半に予定していた処分決定を先送りし調査。鳩山氏は同日朝の役員会で「秘書に対する暴力の疑いを消すことができない」と指摘した。  木俣氏は昨年12月29日夜、豊橋市内の飲食店で、酒に酔った上で、30代の女性従業員をけり、軽傷を負わせたとして、愛知県警から傷害容疑で書類送検された。
http://www.47news.jp/CN/200602/CN2006022101001104.html







民主・木俣議員、異名は政界の朝青龍
巨漢の空手家 自称「正義のモンスター」

 愛知県警は2日、飲食店で女性従業員をけるなどして軽傷を負わせたとして、傷害の疑いで、愛知県選出の民主党・木俣佳丈(よしたけ)参院議員(40)を書類送検した。木俣議員は、身長191センチ、体重100キロと政界一の巨漢で、空手を得意としていた自称「正義のモンスター」。また、ルックスが大相撲の横綱・朝青龍とそっくりで、永田町では、“政界の朝青龍”としても知られていた。ライブドア事件などの「4点セット」で自民党の 追及に躍起になっていた民主党にとっては、足元をすくわれた形となった。

 191センチ、100キロ。元プロレスラーのアントニオ猪木氏と、ほぼ同じ体格の「正義のモンスター」が、傷害の疑いで書類送検された。

 調べによると、木俣議員は昨年12月29日夜、愛知県豊橋市の繁華街にある飲食店で30代の女性従業員をけり、全治2週間の軽傷を負わせた疑い。地元消防団員の激励会の後、知人と酒を飲んでいたという。木俣議員は容疑を認め、「当時、酒を飲んでいて暴力を振るった」などと供述しているという。

 女性をけったとされる木俣議員は、筋金入りの巨漢空手家だった。ホームページのプロフィルによると、趣味は空手。「世界最強のカラテ」として知られる「新極真会」の地方大会では、大会会長も務めている。

 また、体格だけでなく顔つきも横綱・朝青龍とそっくりで、“政界の朝青龍”の異名を持つ。超党派の「大相撲愛好議員連盟」の結成にも奔走し、事務局長を務めている。

 木俣議員が2004年の選挙時に配布したリーフレットには、「正義のモンスター」とのキャッチフレーズのほか、マニフェスト(公約)として「世界一犯罪のない国へ」と記されている。朝青龍とのツーショット写真(木俣議員の方が頭ひとつ身長が高い)も掲載されている。

 女性は今年1月上旬、豊橋署に被害届を提出。その後示談が成立し、被害届を取り下げていた。しかし傷害罪は親告罪ではないため、同署は事件化へと踏み切った。

 民主党愛知県連は、相次ぐ不祥事に頭を抱えている。04年、佐藤観樹元衆院議員が秘書給与詐欺事件で逮捕されたほか、元公設秘書らの選挙違反事件で都築譲氏が衆院議員を辞職、05年には小林憲司前衆院議員が覚せい剤取締法違反容疑で逮捕されている。

 民主党の鳩山由紀夫幹事長は、週明けにも党の役職停止や厳重注意などの処分を行う方針を明らかにした。事件の事実関係については「スナックで隣に座った女性に足をかけて転ばせ、女性は親指を突き指してねんざした」としている。

 木俣議員は89年に一橋大を卒業し、98年に愛知県選挙区から初当選。現在2期目だった。

◆政府への「4点セット」追及またも冷や水

 今国会で民主党は、ライブドア事件、米国産牛肉再禁輸問題、耐震強度偽装問題、防衛施設庁談合事件の「4点セット」で、政府・与党側の責任を追及するなど追い風に乗っていたが、またしても身内の不祥事に冷や水を浴びせられた。

 民主党の野田佳彦国対委員長は、民放番組の収録で「女性に対する傷害で、基本的にどんな弁明もできない」と指摘。同党の江田五月参院議員会長も木俣議員に対し「緊張感に欠けている」と述べた。

 今国会では防戦一方だった自民党は、思わぬ“反撃材料”に失笑ももれている。同党関係者は「民主党からは、今後もいろいろと(不祥事が)出てくるんじゃないの」と語った。

 民主党は昨年、小林前議員の覚せい剤事件のほか、西村真悟衆院議員(57)が弁護士法違反で逮捕、起訴されるなど、不祥事が続いていた。

http://www.yomiuri.co.jp/hochi/news/feb/o20060202_10.htm







木俣議員、参院職員もボコボコか

 傷害容疑で書類送検された「政界の朝青龍」こと民主党の木俣佳丈参院議員(40)が3日、事件発覚後初めて名古屋市で記者会見を開き、陳謝した。しかし、木俣氏による暴力行為を告発する電話や複数の怪文書が、関係者に寄せられていることが判明。鳩山由紀夫幹事長(58)は同日、告発が来ていることを認め、事実と確認されれば、現在検討されている役職停止や厳重注意以上の重い処分に踏み切る考えを示した。

 事件発覚後、初めて姿を見せた木俣氏は「大変な事件を起こし、被害者の方に大きな痛手を負わせ、国民や県民にも大変な迷惑を掛けた。心からおわび申し上げる」と頭を下げた。知人と飲酒中に飲食店の女性従業員を蹴ったとされるが、当時の詳しい状況について「酒を飲み過ぎて記憶にない」と述べた。「普段は記憶を失うような飲酒はしない。こんな事件を起こしたのは初めて」と強調。議員辞職について聞かれると「ひたすらおわびしたいという思いだけ」と述べ、進退には触れなかった。

 木俣氏は「初めて」と強調したが3日までに、民主党の元秘書を名乗る匿名の人物から国会関係者のもとに、木俣氏の暴力行為を告発する電話が寄せられていたことが分かった。この人物は「彼は秘書などに暴力をよくふるう」「特別委員会の委員長をしていた時、運転手である参院職員をボコボコにしたこともある。職員とは示談したが、示談金は会派の金から出た」などと指摘。木俣氏の議員辞職を求めたという。

 参議院広報課は「そのような事案は報告されていない」と話した。

 この問題に関連し、鳩山幹事長は3日、「いろいろ調査しないといけないところも出ている」と発言。「いろいろな調査とは何か」と質問されると、匿名の電話があったことを認めた上で「本人はそのようなことはしていないと話しているが、関連するようなことが1つでもあったのかどうか調べている」と述べ、党幹部が電話の内容について調査していることを明らかにした。

 民主党では、週明けにも木俣氏に役職停止や厳重注意などの処分を出す方向で検討しているとされる。鳩山氏は「それ(検討している処分)以上の話をしなくてはならないことが分かれば、それ以上の処分にしなければならない」と述べ、事実関係の調査を急ぐ考えを示した。

[2006/2/4/09:02 紙面から]
http://www.nikkansports.com/ns/general/p-so-tp0-060204-0002.html

http://unkar.jp/read/society6.2ch.net/giin/1138903017



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