韓国人ホスト日本上陸  推定3000~4000人

2007年04月26日 | news
ノービザの功罪 目的は大金稼ぎ
女性がらみ トラブル多発

 韓日間のノービザ化を背景に、毎月100~200人の韓国男性たちが日本にやってくる。観光客ではない。ホストたちだ。彼らは主に韓国女性ホステスを相手にする。最近では、日本のホストバーで働く場合も増えているという。以前は留学生などがアルバイト感覚で働く場合が多かった。現在は借金を抱える人などが、大金を稼ぐ目的で日本にやってくるケースが多く、金銭をめぐるトラブルも多いようだ。(鄭敏雄)
 「外見に自信のある、身長175センチ以上の社員募集。高収入保証」
 韓国人向けに日本で発行される生活情報誌で、以前にはよく見かけた広告だ。最近ではめったに見ることができない。韓国からホストが大挙押し寄せているからなのだろう。
 警察庁外事課によれば、日本で働く韓国人ホストは推定3000~4000人。毎月100~200人が職場を求め、来日している。その多くがクレジットカードなどで、借金を抱える20~30代だ。
 千葉県で、ホストクラブ従業員(韓国籍)の同僚殺害事件が起きたのは、今月4日のこと。
 千葉県警松戸署によれば、シン・ジョンミン容疑者(31)は4日午前、松戸市竹ケ花の路上で、韓国籍の同僚、任希九さん(34)の腹部や左太ももを包丁で刺し殺害した。
 「以前からこんな事件が起きてもおかしくないと思っていた」と話すのは、韓国ホストバーで働いたことのある李相培さん(36)だ。「昔はアルバイト感覚で働く人が多かったが、今では違う。もっぱらカネ目当てだ。当然トラブルも多い」
 警察関係者は、韓国人ホスト増加の背景をこう説明する。
 「日本で働く韓国女性ホステスの増加が、韓国男性ホスト需要の拡大につながっている」
 ハンナラ党の朴宰完議員が3月末に発表した資料によると、日本の風俗店で働く韓国女性は約3万人に上る。中でも「エステ」や「デリバリヘルス」と呼ばれる風俗店で働く女性が目立つと指摘している。
 日本語もできない、そんな彼女たちにとって韓国ホストバーは、異国での寂しさを紛らわすための空間なのかもしれない。韓国人ホストが増加するわけだ。
 とはいえ、大金を落としていく女性客の数は限られている。そんな女性をめぐるトラブルは、ホストの間で絶えないという。
 減らない韓国ホステスと増える韓国ホスト。現状ではこれといった対策がない。ノービザ化は、新たな悩みの種を抱えだした。

統一日報
http://www.onekoreanews.net/news-syakai01.cfm







2児拉致事件、工作員の女に逮捕状 近く国際手配へ

 昭和48年に失跡した埼玉県上福岡市(現ふじみ野市)の主婦、渡辺秀子さん=当時(32)=の子供2人が北朝鮮に拉致された事件で、警視庁と兵庫県警の捜査本部は26日、国外移送目的略取と国外移送の容疑で、現在北朝鮮で生存しているとされる犯行グループのリーダーだった工作員、「洪寿恵(ホン・スヘ)」こと木下陽子容疑者(59)の逮捕状を取った。

 警察庁はこれを受けて、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配の手続きを取るとともに、外交ルートを通じて北朝鮮側に身柄の引き渡しなどを求める。北朝鮮による拉致事件で逮捕状が出たのは9人目。

 捜査本部によると、木下容疑者は、北朝鮮の対日工作活動拠点とされる貿易会社「ユニバース・トレイディング」(東京、既に解散)に所属していた工作員グループのリーダー。韓国籍だったが、その後日本国籍を取得。54年に出国している。

 調べでは、木下容疑者は49年6月中旬ごろ、東京都品川区内で、渡辺さんの長女、高敬美ちゃん=当時(6)=と長男、剛ちゃん=同(3)=の2人を車に乗せ、同日午後10時ごろ、福井県小浜市の海岸から工作船で北朝鮮に拉致した疑い。

 一方、渡辺さんは木下容疑者の指示で、工作グループのメンバーらに殺害された疑いがあり、引き続き捜査する。
http://www.sankei.co.jp/shakai/rachi/070426/rat070426003.htm


(cache) 2児拉致で捜査本部設置 女工作員は「洪寿恵」



脱北者が米下院で証言 収容所の生活や飢饉の経験も

 【ワシントン=有元隆志】北朝鮮を脱出した脱北者で、大阪在住の千葉優美子さん(46)=韓国名・高政美=が24日、米下院人権議員連盟で証言し、北朝鮮でおきた飢饉の際、1カ月以上にわたり飢え死にした人々を運んだことや、収容所での拷問など、食糧不足に苦しむ北朝鮮の悲惨な生活、人権弾圧の実情を涙ながらに訴えた。

 千葉さんは3歳のときに両親とともに日本から北朝鮮に渡り、大学の教員をしていた。1995年に北朝鮮を襲った飢饉(ききん)の際、学生らと餓死者を人々に見つからないよう埋める作業を強制的にさせられた。千葉さんは「胸が張り裂ける思いがした」と語った。

 千葉さんは2000年に中国に逃れたものの、数年して再び北朝鮮に送還された。北朝鮮では収容所で拷問を受け続けたという。

 まわりには、同じように中国から北朝鮮に送り返されてきた人たちが収容されていた。「ある老婦人は、韓国にいる娘に会いたいと訴え続けていた。あるとき彼女は看守から番号で呼ばれて監房を出たまま、戻ってこなかった。気の毒でたまらない」と千葉さんは時折、言葉に詰まりながらも、収容所の悲惨な状況を伝えた。

 収容所を出た後、再び中国に渡り、05年7月に日本に戻った。

 千葉さんは「日本に戻ったら、日本で活動する親北朝鮮団体を告発したい。彼らは北朝鮮の独裁体制を支援すべきではない」と強調した。

 会を企画した米人権団体は千葉さんについて日本人と説明していたが、千葉さんによると、このほど韓国籍を取得したという。

 北朝鮮は1990年代に干魃(かんばつ)や洪水による飢饉(ききん)に見舞われ、米国の非政府組織(NGO)の推計では60万人から100万人が死亡した。

(2007/04/25 10:36)
http://www.sankei.co.jp/kokusai/usa/070425/usa070425002.htm




脱北者・千葉優美子さんの涙

▽北朝鮮などにくらべれば、日本はすばらしい聖地だ。このすばらしい日本国内にいて北朝鮮の金正日への忠誠やその体制への支援を表明するグループがいることは許しがたい。北朝鮮政府を支持するなら、北朝鮮に行って、その支援活動を続けるべきだ。
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/159697



強制連行賠償訴訟、日中声明で個人の請求権放棄・最高裁

 第2次大戦中に日本に強制連行され過酷な労働を強いられたとして、中国人5人が西松建設に約2700万円の損害賠償を求めた訴訟の上告審判決が27日、最高裁第2小法廷(中川了滋裁判長)であった。同小法廷は「1972年の日中共同声明で個人の賠償請求権は放棄された」と初判断。その上で、企業に賠償を命じた2審・広島高裁判決を破棄して請求を棄却、原告側の逆転敗訴が確定した。
 「国家間で戦争終結の条約や共同声明が結ばれれば、個人は相手国に賠償請求する裁判上の権利を失う」との最高裁判断が示されたことで、強制連行や従軍慰安婦をめぐる一連の戦後補償訴訟も請求が退けられる公算が大きくなった。
 上告審では、72年に日中が国交回復した際の共同声明にある「中国政府は中日(日中)両国国民の友好のため、日本に対する戦争賠償の請求を放棄することを宣言する」という項目の解釈が最大の争点になった。??(11:59)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070427AT1G2604T27042007.html



強制連行訴訟で原告敗訴確定

戦争中に日本に強制連行され過酷な労働を強いられたとして中国人が損害賠償を求めた裁判で、最高裁判所は「日中共同声明によって個人が裁判で賠償などを求めることはできなくなった」という初めての判断を示し、原告側の敗訴が確定しました。ほかの戦後補償の裁判でも、同じような理由で訴えが退けられる可能性が強まりました。

この裁判は、中国人の男性5人が、戦争中の昭和19年に広島に強制連行され過酷な労働を強いられたと主張して、工事をしていた現在の西松建設に損害賠償を求めたものです。2審の広島高裁は、3年前、2700万円余りの賠償を命じていました。27日の判決で、最高裁判所第2小法廷の中川了滋裁判長は「原告たちは日本政府の方針に基づいて強制連行され、病気で寝たきりの状態になったり暴行を受けて死亡したりした」と指摘し、原告側の被害を認めました。しかし「昭和47年の日中共同声明で中国政府は日本に損害賠償などを求めないことを約束した。この声明によって、戦争中に日本側の行為で被害を受けた個人についても、裁判で賠償などを求めることはできなくなった」という初めての判断をして訴えを退け、原告側の逆転敗訴が確定しました。戦後補償の裁判は、平成の初めごろから相次ぎ、今も20件以上続いていますが、27日の判決によって、各地の裁判でも同じような理由で訴えが退けられる可能性が強まりました。判決について、原告の邵義誠さんは「裁判所がみずからの責任を免れるための判決だと感じた。『企業と直接、交渉しろ』ということだと受け止め、最後まで闘っていきたい」と話しています。一方、西松建設は「まだ判決文を入手していないので詳しい内容はわからないが、妥当な判決だと思う」と話しています。
http://www.nhk.or.jp/news/2007/04/27/d20070427000141.html

news archives 中国、強制連行問題を適切に処理するよう日本政府に要求



中日共同声明への最高裁の解釈は「無効」、中国が強く批判

 【北京=河田卓司】中国外務省の劉建超・報道局長は27日、最高裁による西松建設強制連行訴訟に関する判決に対し、「日本の最高裁が中日共同声明について下した解釈は不法であり、無効である」と強く批判し、「我々はすでに日本政府に、この問題を適切に処理するよう求めた」と語った。

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 劉局長は、中国政府が1972年の日中共同声明で戦争賠償の請求を放棄したことについて、「両国人民の友好に着目して、ともに行った政治決断」とし、最高裁が「この条項を勝手に解釈したことに強い反対を表明する」とした。

(2007年4月27日23時41分??読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070427id22.htm




慰安婦含む他の戦後補償4訴訟も敗訴確定
2007年04月27日20時36分
 戦時中の日本の行為をめぐって中国人が損害賠償を求めた訴訟の上告審で、最高裁第一、第二、第三各小法廷は27日午後、計4件でいずれも原告側の上告を退け、敗訴させた。同日午前、第二小法廷が、強制連行をめぐる訴訟で「72年の日中共同声明によって賠償請求権は放棄された」との初判断を示したばかり。この解釈に基づき、戦後補償裁判が次々と姿を消す事態になった。
 4件は、戦時中、旧日本軍の慰安婦にさせられたとして中国人女性が国に損害賠償などを求めた二つの訴訟▽中国から強制連行され、働かされていた北海道の炭鉱から45年7月に脱走し、終戦を知らないまま道内の山野で13年間逃亡生活を続けた劉連仁(リウ・リエンレン)さん(00年死去)が、国に賠償を求めた訴訟▽強制連行されて福岡県の炭鉱で働かされた元労働者が国と三井鉱山に賠償を求めた訴訟。
 このうち慰安婦2次訴訟は、第一小法廷(才口千晴裁判長)が判決を言い渡した。二審は「日華平和条約によって請求権は放棄された」と理由を述べたが、「日中共同声明によって放棄された」と理由を変更した。
 訴えていたのは、山西省出身の郭喜翠さん(80)と故・侯巧蓮さんの遺族。一、二審とも軍が15歳の郭さんと13歳の侯さんを連行、監禁、強姦(ごうかん)した事実を認定したが、請求を棄却した。
 ほかの3件はいずれも法廷を開く判決ではなく、書面だけの決定により敗訴が確定した。
 慰安婦1次訴訟は、被害にあった山西省の女性4人が国に賠償を求めたが、一、二審とも、旧憲法下で国の行為は責任を問われないとする「国家無答責」の法理を適用して請求を棄却していた。
 劉連仁さんの訴訟で、一審は国家賠償法に基づき請求全額を認めて国に2000万円の支払いを命じた。しかし二審は、不法行為のあったときから20年がたつと賠償請求権が消滅するとされる「除斥期間」を理由に、原告を逆転敗訴させた。
 福岡強制連行訴訟では、一審が被告三井鉱山に計1億6500万円の支払いを命じたが、二審は時効と除斥期間の成立を認めて原告を逆転敗訴させた。
http://www.asahi.com/national/update/0427/TKY200704270348.html






【緯度経度】ソウル・黒田勝弘 韓国は謝るべきでない?

 米バージニア工科大で韓国人学生が銃を乱射し32人が死亡した事件が起きた時、1972年イスラエルで起きた日本赤軍によるテルアビブ空港襲撃事件を思い出した。

 この事件ではパレスチナゲリラに加わった日本人青年3人が、イスラエルの空港で銃を乱射しイスラエル機の乗客など100人近くを殺傷した。なぜ思い出したかというと、韓国では今回、外国人による外国での犯罪に、その犯人が所属する国、つまり、韓国が謝るべきかどうかの議論が盛んに行われたからだ。

 実は筆者はテルアビブ空港襲撃事件の際、現地に飛び約1カ月間、取材した。その記憶でいえば、日本政府は犯人が日本人ということで政府特使を派遣し、お詫びと哀悼を表し、たしか被害者のためなにがしかの慰労金も提供したと思う。

 その時、日本では日本政府が謝るべきかどうかはさして議論にならなかったが、結果的にイスラエルでは官民挙げて「日本はそこまでしてくれるのか」とたいそう歓迎され、日本に対する評価はいっそう高まった。

 余談ながら、イスラエルが攻撃されたこのテロ事件はパレスチナやアラブ世界では逆に喜ばれ、イスラエル占領地のガザやヨルダン川西岸を訪れるとパレスチナ人から「日本人カミカゼ、最高!」などとしきりに握手を求められたことを覚えている。

 バージニア工科大事件に韓国国民は驚愕した。そして、米国社会はもちろん国際的に韓国および韓国人のイメージが傷つかないか大いに心配した。犯人のチョ・スンヒ容疑者(23)が、8歳の時に家族と共に渡米し米国で永住権を持つ“移民1・5世”だったとはいえ、韓国国籍で旅券を発給されている“韓国国民”だったからだ。

 この心配は当然だろう。韓国政府は特使派遣を考えたが、米政府は「慰労だけでありがたい、特使派遣にはおよばず」との反応だったため取り止めたという。米国は多民族・移民国家であるため、犯罪者の人種や国籍を表だってあれこれいうことはあまりないからだ。

 事実、韓国人の心配に対し米国では「個人の犯罪であり韓国、韓国人に責任はない」との意見が多く、在米韓国人も逆に慰められたといった話が数多く伝えられた。

 韓国マスコミは当初から事件を大々的に報道した。米国以外ではもっとも大きく長く報道し続けたといっていい。やはり犯人が韓国人だったためだ。これも当然だが、その結果、「韓国、韓国人に責任はない」の声にホッとし、論調なども途中から「彼は米国育ちの米国人なのだ」とし、韓国人ということでのそれまでの興奮や心配を逆に反省、自己批判する方向に変わった。

 その一つが韓国人を「民族自閉症」とする民族主義批判である。何事につけ「民族」にこだわりすぎる自民族優先、自民族至上主義が今回のような「集団的罪意識」を生むというのだ(中央日報4月25日付時評、朝鮮日報4月24付時論など)。

 そこからさらに最近、韓国で韓国系として“英雄視”されている米アメリカンフットボール界のスター、H・ウォード選手への異様な関心の強さも自己批判の対象になっている。

 このほか、美人ゴルファーのミシェル・ウィーも米国籍だが、その民族的血筋ゆえに大いに称えられ民族的自慢のタネだ。日本の若手財界人、ソフトバンクの孫正義氏も日本生まれ日本国籍で3世なのに、韓国では韓国人扱いだ。

 今回、韓国国籍のチョ・スンヒを「人種、国籍は関係ない、米国人だ」というなら、成功者や人気者についても今後は“韓国”や“韓国人”を強調すべきではないだろう。「犯罪者は米国人で成功者は韓国人」では、それこそ自閉的民族主義である。

 しかし今回、反省の対象として指摘された「集団的罪意識」の例になるが、事件直後、駐米韓国大使が現地で表明した「韓国と韓国人を代表しての遺憾と謝罪」をめぐる議論は興味深かった。韓国ではこの大使発言が大きな問題になり、マスコミなどから手厳しく批判されたからだ。「国、政府としては謝る必要ない。卑屈ではないか」というのだ。

 しかし冒頭で紹介した日本の例のように、外交的にはありうることだ。それで外交的に成果を挙げればいいのだ。そこのところを「国が謝る必要はない!」などと意固地になる必要はないだろう。

 この“突っ張り”ぶりにむしろ韓国の自閉的民族主義を感じる。日本政府のように謝りすぎるのも問題ではあるが。

(2007/05/05 08:48)
http://www.sankei.co.jp/kokusai/korea/070505/kra070505000.htm











【噴水台】ハローキティ

日本はキャラクターの強国だ。市場の規模が2兆円を上回る。キャラクター産業は、日本が、米国に続き大衆文化強国の第2位に上がるようにした力でもある。全世界の児童がポケモン、ドラえもん、セーラームーンのような日本のキャラクターと共に育つ。

「ハローキティ」は日本のキャラクター産業の第1世代だ。日本で最もお金をたくさん稼いだキャラクターであり、世界的にもベスト5に入る。サンリオがキティで稼ぐ収入が年間5億ドル(約600億円)だ。ライセンスを獲得したおよそ40カ国の企業の売り上げまで含ませると毎年数十億ドルを稼ぐ。関連商品が約2万種類で、日本に2つのテーマパークがある。

キティは1974年の東京生まれだ。極度に単純なデザインで可愛さの象徴になった。アニメーション映画やマンガから来た他のキャラクターとは異なり、原典なしにも33年を生きのびた。「ハローキティの感性マーケティング戦略」は、キティの人気を「可愛さの崇拝」という日本文化に結びつける。可愛さへの熱狂は、大量な産業社会の生き方の「非人格化」に対する日本式の対応だとのこと。そうした可愛さの文化が従順な女性のイメージを強いるとの批判も相次ぐ。

70年代のキティのイメージは、世界経済を脅かす「経済動物」こと日本人が、世界に見せられたかったイメージでもあった。当時まで日本の象徴は「ゴジラ」くらいだった。90年代半ばにはクリスティーナ・アギレラ、マライア・キャリー、タイラ・バンクスなどと言った西欧のトップスターらが「キティのマニア」であることを告白し、ブームをそそのかした。「子供のように可愛く飾る文化」の全世界的な拡散である。

日本専門家のダグラス・マッグレー氏は02年に米国の外交専門誌「フォーリンポリシー」に「キティは日本の文化的影響力が全世界に広がる証拠」とし「多くの国家が自国の固有文化の衰退を懸念するグローバル時代に、日本の文化的能力の裏に隠されている天才的な特質を象徴する」と書いた。

東京郊外に位置したテーマパーク「ピューロランド」は、東京ディズニーランドより規模は小さいが、さらに多くの外国人観光客を呼び集めている。数多くのキティショーが繰り広げられ、あらゆる商品が販売される。日本が最高の文化商品に誇り、海外市場への攻略に熱をあげている女性だけの歌劇団「宝塚」の公演も欠かさない。

前述した本は、米マイクロソフト社のビル・ゲイツ会長が、56億ドルにキティブランドの買収を提案していたと記している。キャラクターの恐ろしいパワーと価値だ。韓国のキャラクター産業はどこくらいに来ているのだろうか。

ヤン・ソンヒ文化スポーツ部門次長 <shyang@joongang.co.kr>
2007.04.08 09:45:41
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=86291&servcode=100§code=100
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