音楽漁り日記

海外のマイナーなバンドを漁って悦に入る日々

あなたには待つ価値がある

2013-10-26 22:05:36 | 訳詞という名の二次創作

ESO - It Rains (Live)

【 It Rains 】

準備は出来ているよ

甘い酔いが あなたへの想いを帰依へと変えてゆく
堕ちるべき闇の先を見つめていたらあなたの匂いを感じた
そうか、もう来ていたんだね

あなたを待つことで全てを失うというのなら それでも構わない

あなたが傍らにいることに軽い違和感を覚えて僕は少し怖かったんだ
そのせいで何もできないだけなんだ 僕はそんなに綺麗な人間じゃない
独りでいることには疲れてしまったよ だから今
あなたに全てを委ねてしまおう

あなたを待って全てを失うことさえ 僕にとっては悦びなんだ


~~~~~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

年上のファムファタールに翻弄されていそうな
受け受けしい感じがたまりませんな、Tobiasくん。
別にファムファタールは女じゃなくても(以下略)
Tobiasくんって何となく、そんな雰囲気も(以下略)
なので敢えて「貴女」でも「貴方」でもなく、「あなた」で。
また今回も意訳がひどいですww
だって直訳そのままって味気ないんやもん(´Д⊂ヽ
えげれすのバンドやし言葉の一つ一つにいろいろ含ませとるて絶対な、
という自分に都合のいい解釈でゴリ押し!
めりけんのバンドの歌詞でも意訳やるけどなww
趣味の訳詞なんて所詮、二次創作なのよ、ふふ。( ´,_ゝ`)

このESO、楽曲の美しさやTobiasの声質と表現力の豊かさで
かなり気に入っているバンドなのですが
今年いっぱいで『ESO』としての活動を終えるらしいです。

え?まだアルバム1枚出したとこやん!?

初めはニュースフィードを読み間違えたかと思いましたが
どうやら本当のようで・・(´Д⊂ヽ
9月のツアーの後、ドラマーのLukeが抜けることになり
『ESO』とは違う形で再スタートするみたいです。
Tobiasが来年用のアルバム準備にかかっているので
新生ES・・・あー・・今度バンド名なににするんだろ。
特にカラーを決めていなかったesOtericaから
エレクトロでバンドイメージも固めたESOに変えたことで
かえって表現の幅を狭くしてしまったんじゃないかと
そんな思いもあったので、もうesOtericaでいいんじゃないの、と思ったり。
ライブではesOtericaの楽曲もやってたみたいだし。

ま、どんな形に成るにせよ、新プロジェクトに期待!

 


幼少期ふたたび

2013-10-21 23:21:22 | 音雑記

新譜リリースの情報を得た後ですぐ
自分の活動のせいで変なテンションになってしまい
一瞬忘れかけてしまいましたが

Childhood's End~幼少期の終わり~


もう発売されています。
日本プログレ界の大御所、難波弘之氏!
私が初めて難波氏を知ったのは小6だったか中1だったか
たまたま聞いたラジオ番組で氏の新曲を耳にしたのがきっかけでした。
今思うと、氏のレパートリーの中ではイマイチ(失礼w)なのですが
あれが初めて音楽に惚れた瞬間でしたね。
言ってみれば「最初の男」なわけですww

それから、なけなしの小遣いとお年玉でレコードを買い漁り
音楽を聴く喜びと変拍子の渦に呑まれ
アイドル全盛期だった当時の話題について行けず
不遇な中学時代を送る羽目になってしまいました。(´Д⊂ヽ
それから数年、なにかの企画モノのシングルをリリースした際の
ちょっとした俺様発言がもとでファンやめて以来
ほとんど聴くこともなくなってましたが、20数年ぶりの新譜とは・・
これは気になるじゃないですか。

で、この新譜、まだ買ってません。
ちょっと聴いてみたいかな~どうしようかな~という気持ちだったのですが

Sense Of Wonder  飛行船モルト号


Sense Of Wonder  Dune


あぁ・・なにやら甘酸っぱいものやら酸っぱいものやら苦いものやら
いろいろ込み上げてきますよ・・・
相変わらず歌下手だし(´ー`)しみじみ・・・

新譜プロモや昔の曲を漁っているうちに
私のCD購入優先順位の上のほうにグリグリと
物凄い勢いで割り込んできて大変困ってます。
AnadaleのEP付きJOLLY-BOXもまだ買ってないのにぃ (´Д⊂


ところで
難波氏ソロ名義前作『N氏の天球儀』収録曲
【16世紀の空想少年】なんですが
これ、 初音ミクに歌わせたら似合いそうなんですよねー
だれかやってくれませんかね。
 


イカロスの翼

2013-10-04 23:49:14 | 音雑記

Ikarus(1971)-Full Album

小学校の合唱コンクールなんかでお馴染みのイカロス。
翼を作り、幽閉された塔からの脱出に成功するも
高く飛びすぎたために羽を接着する蝋が溶けて翼が崩れ
海に落ちて死んでしまいます。お馴染みのストーリー。

現状から逃げるために手に入れた翼で
飛んでみたら、あまりの気持ちよさに最初の目的を忘れ
「太陽に近づくな」という父親の制止も聞かず
危険を分かっていながら調子に乗って、高く、高く。

なんか・・・
今の自分に似てるなぁ、と・・・

たとえば、イカロスが海に落ちたけど助かった、として・・・
溺れる苦しさや恐怖よりも空を飛ぶ高揚感のほうが勝って 
今度は逃げるためじゃなく「飛ぶことを目的として」翼を作り
やっぱり高く飛びすぎて羽が崩れて海に落ちるんだろうなー
んでそれを死ぬまで繰り返すんだろうなー・・・

ただの調子乗りのアホやん。
でもちょっと憧れるわw

そんなことを
これのタイトルとジャケを見ながら
しみじみ思う秋の夜。