音楽漁り日記

海外のマイナーなバンドを漁って悦に入る日々

アメリカ女は気象が荒い

2013-05-26 02:29:40 | 訳詞という名の二次創作

JOLLY - Dust Nation Bleak (Official Music Video)

【 Dust Nation Bleak 】

お前は言った お望みのままに、と
待ってたって時間の無駄だ
今すぐ帰れ クソッタレめが 
おととい来やがれ
俺から離れろ 関わるな

お前が体を捩らせてるのが見えた
お前が思い付く限りの最高にイカしたポーズで
だがきわどい誘いもそこそこに
一気に踏み込んでくる 解ってるんだ

Dust nation
Dust nation

お前は言う 気に入らないものがあるんでしょ、と
どうすればいいのか解らないんでしょ、と
俺にすりよって来たかと思えば立ち上がり
そしてお前は言った 
「終わらせてあげる」

 それが望みね、と たがを外し なぎ倒した
帰ってくれ もう満足だろ
お前は俺の全てを奪い去った よく見てみろ

それでも止まない まだまだよ、と囁く声
現実から逃れようとしても付きまとう、お前の言葉 

Dust nation
Dust nation

遅すぎたわね、全部あなたが言ったことなのよ

Dust nation 
Dust nation

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


この色男ぅ(*´∀`)σ
厄介な女に捕まっちゃったのね、的な
色仕掛けな歌詞がセクシーなAnadaleにぴったり。
それを意識して歌詞を訳したら、まー調子出る出る!
愛ね、愛。(*´д`*)
原文無視の意訳オンパレードではありますがw

お気付きいただけたでしょうか。
記事のタイトル、「気性」ではなく「気象」になっているのを。
この曲、ハリケーンのことを歌ってると読みました。
これが収録されている『The Audio Guide to Happiness part2』の
リリース準備中の2012年秋にもドラムLouis君の自宅兼スタジオが
ハリケーン・サンディの直撃くらってます。
MVの撮影場所が、まさにそこ。
片付け途中のスタジオの暗く湿った空気感が実にリアルです。
当然です。セットでも何でもない、まさしくリアルですから。
「全部メチャクチャにしやがってチクソー(;つД`)」
という内容ではありますが
このMVからは、転んでもタダでは起きない、
こけた時に偶然掴んだ石ころを磨きあげて
高値で売り飛ばせるバイタリティーをも感じます。


ところで、タイトルにもなっている
『Dust Nation』ですが
簡単に読むと「ゴミ国家」ということになるのかな。
常日頃、国家に対してクズだの滅びろだのぼやいていたら
気性の荒いお姉さんがやって来て根こそぎ吹き飛ばして行ったという
おいマジかよ本気にすんなや姉ちゃんΣ(・∀・|||)
なストーリーができます。
でも別な読み方をすると「混乱に巻き込まれた国民」にもなるんですね。
悲壮感が増します。
被害の現状を見て欲しいという思いもあるのかな、と
この部分は、敢えて訳さず残してみました。

なにかと含みの多い歌詞ですね。( ´_ゝ`)ニヤリ


【追記】
この歌詞、後にまったく違う解釈へと繋がります。
Anadaleの生い立ちエピソードが出てからのお楽しみ!


初生!

2013-05-15 02:45:42 | 音雑記

5月12日(日)
Ozzfest Japan 2013 in幕張メッセ

行ってきました!

TOOLのためだけに!!

当日の昼前に大阪を出発して会場に到着したのは午後4時ごろ。
間に合えばStone Sourも聴きたいと思っていたのでよかったです。
mixiでお世話になっている方とお会いして(偶然にも席が隣同士!)
スタンド席でゆっくり鑑賞。(だって年寄りなんだもんww)
結婚以来ロックのライブに縁が無かったから本当に久しぶりです。
久しぶりすぎて肝心のTOOLの前に耳を傷めたりしないか
最初は不安もありましたが、そんな不安も吹き飛ぶくらい
コリィさんかっこよかったー!!(´∀`)
次のDIRは私には音量キツかったな。
(´∀`;)

そしていよいよです。まさかこんな日が来ようとは・・
待ちに待ったこの瞬間、

生 T O O L !!!

ただでさえチケット代高いし、しかも遠いし交通費キツすぎるし
それでもTOOLが来ると発表された瞬間
何の躊躇もなく「行く!」と決めたのは
最近のTOOLの活動状況が不安だったから。
今逃したら一生見られないかもしれないという
悲壮感じみた思いもあったのです。
それにここ数年のメイナードのテンション、
完全にワインとPusciferで占められてますし。
(´ヘ`)
こんな、ワイン作りで満ち足りて
しかもイマイチ声出てないメイナードと
彼女にプロポーズ成功してリア充ハンパないアダムと
バイクで事故ったダニー、別バンドで活躍してるジャスティン、
こんなんでTOOLの世界観を作り上げることができるのか
もう不安だらけじゃないですか。
(´Д⊂ヽ

そんな、期待と不安と喜びと非現実な自分の状況と
ぐちゃぐちゃな思いの中、とうとう始まってしまいました!
音が聞こえた瞬間、全ての不安が吹き飛びましたね。
というか自分の中身が全て吹き飛びました。
一度フォーマットされた頭に入ってきた音の洪水。

あぁ、メイナードしっかり声出てる!なんてセクシーな声!
あとはもう何も考えられなくて、ただただ呑まれてました。

【セットリスト】
1.Hooker With a Penis
2.Sober
3.Schism
4.Lateralus
5.Jambi
6.Forty-Six & 2
7.AEnema
8.Stinkfist

もうすでにこんな動画が上がっていたりw

Tool ~~ Live @ Ozzfest 2013/05/12 [Full Concert] Makuhari Messe, Chiba, Japan [HQ~1080p HD]

友人に「撮るか録るかしてきて~」と言われていましたが
ホラちゃんと記録係がいるじゃないのww
録ることに神経使ってライブを楽しめないのは本末転倒でしょう。
こうしてアップしてくれる人が絶対いると確信していたので
私は安心して音に呑まれてましたよ。
( ´,,_ゝ`)フフフ

聴き返すたびに、まだ胸がドキドキします。
でもだいぶ冷静に聴けるようになってきました。
あぁそうだった、こんな音だった
ここ、こんなアレンジやってたんだ~
などと、しみじみと浸ってしまいます。
私が一番感動したのはAEnemaの視覚効果。
スモークとレーザー光線をふんだんに使い
会場全体がまるで海の底に沈んだかのような神々しさ。
いや、あの瞬間まさに全てがTOOLの海に沈められてました。
今思い出しても涙が出そうになります。


さて、大トリのBlack Sabbathですが
最初は聴かなくてもいいと思っていたんですね、私。
TOOLの後に何も被せたくないという気持ちもありまして。
でも見ちゃった、最後まで。(^m^)
もうこれは、さすが大御所としか言いようがありませんね。
オジーさんの声、素晴らしいです。「過去の人」感が微塵もありません。


ただ、観客に「Jump Jump」と促してノリまくってるとき

「おじーちゃん、飛びはねたらアカン!腰ゆわすからツ!」

とヒヤヒヤしたのは内緒www

(【ゆわす】傷めるの意)



TOOLのあとで、もう一人これまたmixiでお世話になっている方にもお会いして
おじーちゃんまで観終わって3人で帰りの電車で東京駅までおしゃべり。
楽しい時間を過ごせました。
予約していた夜行バスに乗り遅れてショック状態の私を
即座にチケットカウンターに連れてくれたおかげで
無事に次のバスで帰ることも出来ました。本当に感謝です。
家庭の事情も懐事情も省みずの参戦でしたがw
行ってよかった!本当に素晴らしい一日でした!


そして
年寄りなので、時間差で今頃体中が痛いです。(´Д⊂ヽ