先日誕生日を迎え、いよいよアラフォー真っただ中となりました。笑
メッセージをくれた皆さんありがとうございます!!
僕が生まれた8月9日は長崎原爆の日
物心ついた時から「誕生日いつ?」と聞かれると、「8月9日長崎原爆の日」といつも自然に答えていた。
おそらく僕の記憶では親からそう教えられていたからなのだけど
この日が我々日本人にとってどれだけ重みのある日であるかと気付いたのはここ10年くらいかもしれない。
ここ数日、戦後70を迎えての特番があちらこちらのチャンネルで放送されていたけど
とある番組の中で、当時出版されていた子供向けの月刊誌が
戦争を正当化するいわゆるイデオロギーな内容に変貌していく様を見て本当に狂っていたんだなと思った。
子供にまでこんな教育をしていたのかという驚きともう怒りが込み上げてきた。
この間違った思想によって、数になんて表せない尊い命が奪われたのかと思うと本当に怒りだった。
感情に任せてそんな気持ちをツイートしそうになって(こういうとこが現代的だと自分でうんざりした。苦笑)
ほんの何十文字で語ることじゃないなと思い直してやめた。
とはいえ、そんな先人達の悲劇があったからこそ今自分たちが何不自由なく平和な日本で暮らして来れたという矛盾もある。
だから、僕らができることは過去の悲劇をちゃんと認識して忘れないことだと思う。
人はすぐに忘れるからね。
安保法案に関しても様々な意見が飛び交っているけど、僕には何が正解かまだわからない。
正解なんてなくて、自分がこう思うという意見が答えではあるにせよ
恥ずかしながら自分の中でその答えが出ていない。
戦争を行う国に再びなっていいなんて思うわけがないし、政府のあの強行的なやり方は好きではない。
子供を持つ親として彼らを戦地に行かせるなんて自分の命と引き換えても絶対にさせないと思ってる。
ただ、日本の国民は自分も含め、やっぱり相当平和ボケしているんだろうなとは思う。
こういった話を自分の親、嫁さんの親とも話すことがあるんだけど
意外だったのが、団塊の世代の人たちのほうが安保法案に関して肯定的であること。
それはある意味致し方ないという考えではあったけど
諸外国(特に中国)からの攻撃、侵略というものがあり得るという危機感の持ち方が
自分たちの世代よりもリアルに感じているようだった。
最終的にはそこまでのことはないよ〜なんて思っている若者、我々世代ももう少し違う角度から考える必要があるのかもしれない。
正直政治的なことには元々全然興味ないし
音楽やってる人間はメッセージ発したほうがいいんじゃないか?的な発想はいっさい持ち合わせていないので(笑)
できるだけこういう話題は発言したくないなと思ってたけど
前述で書いた番組で見た戦時中の月刊誌のストーリーには本当に怒りが込み上げただけ
戦時中の日本は狂ってた。それに尽きる。国のために死ぬことなんて正しいわけがない。
この先また何十年も平和な国でありますように
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