秋田県横手市増田町 千葉建築のブログ

秋田県の県南、横手市増田町の工務店、(有)千葉建築のブログです。
よろしくお願いいたします。

インフルエンザの脅威

2010-12-03 10:12:59 | 自然と科学
12月3日(旧暦10月28日 一白 先勝 丁亥)


おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。


昨晩から強風が吹き荒れ、今朝は強い雨の降る天候となっています。

週間予報でも晴れが無く、来週からは気温もぐっと下がって冬の装いとなりそうです。


島根県で発生した鳥インフルエンザは、強毒性ものであったことが判明しました。

鶏舎のネットに穴が開いていて、そこから野鳥が入り込んで感染したとも考えられています。

発生した地域の警戒レベルも、最高度の3に引き上げられ、監視体制の強化が図られるようになるようです。


昨年から今年にかけて、世界中でいわゆる「豚インフルエンザ」と呼ばれる新型インフルエンザ(A型H1N1など)が大流行し、日本でも多くの感染者が発生して、死者も出ました。

豚インフルエンザは、季節性のインフルエンザと同じような症状がでますが、ほとんどの人はこのウイルスに対して免疫を持っていないため、感染が広がったとされています。


インフルエンザウイルスは、大きく3種類の型に分けられます。

A型・B型・C型の3つで、このうちC型はほとんどの人が免疫をもっていて、それほど流行をしません。

B型は、2年に1度の周期で流行し、症状としては腹痛や吐き気、高熱を伴います。

高熱は3日ほどで収まるそうですが、体内に残ったウイルスが中耳炎や肺炎を引き起こすこともあり、危険であることには変わりありません。

感染力は強いのですが、一度罹ると免疫が長く続くとされています。


A型の症状としては、高熱と筋肉痛、全身のけだるさなどが特徴となっています。

B型よりも恐ろしいのは、A型のウイルスとされています。

とはいっても、症状の軽い重いの差ではなく、B型も先に述べているように危険な症状が出ます。

A型のウイルスは、B型のウイルスに比べてウイルス自体が非常に早く変異しやすいため、免疫を持たない人が多く、大流行(パンデミック)を引きおこす可能性のあるものとなっています。


基本的に感染は同種の生き物(人→人、豚→豚、鳥→鳥など)の間で起こりますが、ウイルスの突然変異で種の垣根を越える場合があります。

垣根を越えたインフルエンザが、免疫力を持たない人から人へと感染し、大流行するものが「新型インフルエンザ」と定義されています。

Aソ連型と呼ばれるA型H1N1(豚インフルエンザ)、A香港型と呼ばれるA型H3N2などが代表的で、このうちH1N1は第1次世界大戦中の1918年から1919年にパンデミックをおこし、世界人口の半分が感染し、4分の1が発症したとされ、死者は世界で約2000万人を出しました(スペイン風邪)。


鳥インフルエンザもA型に属し、このうち「高病原性鳥インフルエンザ」と呼ばれるA型H5N1ウイルスは、症状が重篤になって死亡率が高くなっており、1997年に香港で最初の人への発症が確認されてから、2003年からはアジアや中東地域などで流行しました。
 
WHO(世界保健機関)が確認したところ、508人の感染者のうち、302人が亡くなり、致死率は60%ともされています。

厚生労働省 感染症情報 鳥インフルエンザ

今後、鳥インフルエンザが人間間で流行するにつれて、ウイルスが変異して感染力が非常に強い新型インフルエンザとなる可能性もあるため、世界で鳥インフルエンザに対する対策がとられています。


インフルエンザに対しては、流行前にワクチンの摂取をすることがまず第一です。

そして、流行期に入る情報を確認したら、人ごみの多いところでのマスクの着用、うがいと手洗いなどを十分に行うといった予防策が必要です。

十分な睡眠と食事をしっかり取ることも大切なことです。


インフルエンザのウイルスは、空気で感染します。

くしゃみや咳でウイルスが飛び、人の鼻や口からウイルスを吸い込むことが感染の一番の原因ですが、一説では咳一回で10万個のウイルスが2m飛散し、一回のくしゃみで200万個のウイルスが3m飛び、その速さは新幹線のぞみと同じ時速300kmとされているそうです。

月間基礎知識


くしゃみや咳をするときは、口を手で押さえるなどのエチケットも行うべきです。

そして何より、インフルエンザと思われる症状となったら、すぐに医療機関にかかることが重要です。

厚生労働省 インフルエンザの基礎知識(pdf)



住まいでの対策には、適度な加湿が必要となります。

湿度を50%程度に保ち、部屋を暖かくするだけでも、ウイルスの生存率は激減するそうです。

nikkei.jp

冬を健康で楽しく過ごせるように、インフルエンザには十分に御注意下さい。

補助金やローンなどのご相談も承ります。
お問い合わせ先

有限会社 千葉建築

〒019-0701 秋田県横手市増田町増田字伊勢堂南6-4

電話 0182-45-2325 FAX  0182-45-2304
携帯 080-1837-5342

mail kchiba@poem.ocn.ne.jp


最新の画像もっと見る

コメントを投稿