チャイコフスキー
交響曲第4番ヘ短調作品36
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ウイーンフィルハーモニー
(1985年8月15日 ザルツブルク音楽祭・祝祭大劇場にて収録 )
ザルツブルグ音楽祭のオーケストラコンサートやリサイタルシリーズのFM放送は、貴重なエア・チェック音源でした。CDを蒐集する以前は、大物アーティストによる大曲を高音質で鑑賞・録音ができて、まことに得難い番組でした。同音楽祭の演奏を音源とするLP・CDもあり、CDを買い集めてみると、放送前後にCDが発売されることもありましたが、CD化されてない名演奏もあります。後々「海賊版」としてCDされたりもしています。
昨年4月に紹介したカラヤン/ベルリン・フィルによるマーラーの第9交響曲は1982年、昨年5月の同じくカラヤン/ベルリン・フィルによるブラームスの交響曲は、1983年のオーケストラコンサートによるものでした。
このカラヤンによるチャイコフスキーの第4交響曲は、第5番、第6番ともどもドイツ・グラモフォンから発売されました。楽団は手兵のベルリン・フィルではなくウイーンフィルですが、この年の前後、カラヤンとベルリン・フィルの楽団員との間にもめ事があったことも一因だったようです。
いくつかエア・チェックテープがありますのでアップしていきますが、まずは1985年のザルツブルグ音楽祭のオーケストラコンサート、リサイタルシリーズから始めます。
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