ストレス原因髪脱毛再生ブログ

2008年から始まった2回の脱毛後かつらを購入。2010年11月末、ついにかつらを取り元の自分の髪を取り戻す。(^-^)

消え続けるチーズ

2011年12月21日 | 日記

8月以来の久しぶりの投稿。その間にいろんなことがあった。

まず9月に2週間イギリスに行ってきた。親友に会うためと、1年半前に始めたJazz Funkダンスをロンドンの有名なダンススクールで習いに行くためだ。親友とのんびり過ごせた時間が貴重だった。お互いに一年近くも会ってなかったため、そしてその間わたしの人生も彼女の人生も大きく変わったため、わたしたちはひたすら話まくった。二人で近くのお城に行ったり小さな街を散策したりぶらぶらしながらひたすら話した。どこにいても何をしてても楽しめる友達っているが、彼女はまさにそんな友達の一人だ。

ロンドンでは一人で滞在した。朝バスに乗ってダンス教室に、なんか普段のわたしの週末と変わらない。(笑)クラスの合間にちょこっと観光したり、夜は別な友達に会ったり。実はこの友達、以前の記事でも書いたネパールで出会った男性だ。元彼と別れる前、まだうだうだしていた時ひそかに浮気相手に思い描いていた人だ。今回のロンドン行きだって消して下心がなかったわけではないというかむしろちょっと期待していたくらい。でも実際に再会したらな~んかちがってた。2回会ったが最終的にはこっちもどうでもよくなって「じゃね」で別れ最終の地下鉄で自分のホテルの部屋に戻ってきたが、寒い夜の人気のないロンドンの住宅街をちょっとがっかりしながら歩き帰ったのを覚えてる「なーんだ期待したのにちょっと違ったわ、つまんないな~」と。ま、世の中思い描いたようにいかないってことを思い知っただけだった。それでも「ま、いっか」って思えてたし、なんだかそう割り切れる自分がすがすがしかった。

(以前の記事:http://blog.goo.ne.jp/tg2009/e/50a045fd51adce384059ef07c348aeb9

イギリスでたっぷり遊んで食べて踊って友達ととってもすばらしい時間を過ごした後、ドバイの友人宅に一泊してその次の日、日本を離れて13年住んでいるここ現地に帰国した。飛行機が着陸して携帯の電源を入れるとなんと以前の記事で書いた一晩だけ一緒に過ごした彼から携帯メイルが入っていた。イギリスではSIMカードを変えて現地の番号を取得して使っていたため普段の携帯の電話もメイルも二週間とってなかっただけに驚いた。その後数日連絡取りあったが結局、「今新しい彼女ができたから会うのは無理だな」で終わった!なんなのー!!!数日間怒ったが、ま、あっさりどーでもよくなった。あーあ、きっとわたしがイギリスにいる間に会った人ね!とちょっとタイミングの悪さに愕然とした。当然、「じゃもしわたしがイギリスに行ってなかったら??」などと考えたりもしたがそ~んなのもとから意味ないことぐらい知っている。せっかく楽しんだイギリスの思い出をおじゃんにしてはいけないわ!と開き直る。

(以前の記事:http://blog.goo.ne.jp/tg2009/e/923c30ee8f0d5bf6ef856987882072c6

そして実は彼から「フラレタ」その夜、友達とクラブに行くタクシーの中から元彼が女の手をひいて歩いているのを発見!!!のわ~~~んと!と言っても何が驚いたかって、ぜんぜん驚いてもショックもうけてない自分に驚きーー!!(笑)そう、この一晩の彼のことでムシャクシャしていて、元彼が女といようが何しようがもうどーでもぜんぜんよくなってる自分に思わずタクシーの中で笑ってしまった!その夜は散々遊びまくり、帰宅は次の朝7時。。。はははっ楽しかったなあ。(^-^;)

 

で、そこから今までやったことないことをしてみた。ネットでデート相手を探したのだ。一晩過ごした例の彼に新しい彼女ができて自分ができてないのが悔しくて!(笑)で、面白いのなんのってこのネットってやつが。それはまた別の機会に書くとして、なんと実はあっさりと出会ってしまった人がいるんです。メイルで何度か話した後写真も交換して唯一「会ってみたいな」って人だったので会いました、それ以来なんと10月末から付き合ってます。

なんと26歳。。。。9歳年下、来月わたしが36になれば10歳年下。はははっ(^-^;)

26歳のオーストラリア出身の男の子。うちの近所に住んでてであった日から話が弾む弾む。はじめはお互い歳の差で盛り上がったりもしてかなり順調な出だし。なんか新しいRelationshipなんて11年ぶりだし、本当に毎日ルンルンだった。今でもそうだけど、今は少し落ち着いた自分がいる。一つはこの間ふとしたことがあり、ちょっと不安になった時期があった。それは自分の浮かれを見直す良い機会になった。

 

うちの会社から自己啓蒙の本を渡された、日本語にも訳されているが「チーズはどこへ消えた」である。自己啓蒙の本なんて初めて読んだが、ま、1時間で読めちゃった本である。読んでいるとまるで自分のことが書かれてあるかのようだった。変化に対応できない自分、というやつだ。そしてネズミ(や小人達)が新しいチーズを求めて出かける冒険を通じて変化を受け入れ変化に対応し今度はそれを逆手にとって変化をうまく生きて楽しむ、という話になっている。つまり誰でも変化をいうのは嫌うし、自分の心地よい居場所を出て未知の世界に出て行くのは勇気がいる。でもわたしの経験にたとえて言えば、わたしのチーズはとっくの4年前になくなった。それでも自分はその場所に居残ることを主張しそのため精神が病んで髪も二度も抜け最後には禿げになった。それでも新しいチーズを探す冒険に出ることを拒んだ。冒険に出る力さえ残ってなかった。ロンドンでこの男性に会ったときいわれたのは、「君はHal boiled grogだったんだね」とのこと。意味は「半分茹で上がったカエル」つまりカエルを鍋の水の中に入れて静かに火にかけるとカエルは自分が茹で上がっていることを死ぬ直前まで気付かない、という言い回しである。つまり、じょじょに自分が崩れていくと崩れていることに気付かないでそのままいるということ、まさしくわたしはHalf Boiled Frogだった。でも今年の東北での震災をきっかけに元彼と住んだ家を出て一人暮らしを始め(以前の記事参考)、チーズが消え続けては探し求めるという変化・変動の冒険を楽しみながらここまでやってきた。そう描かれているよいな気がして思わず本を読みながらニタッテしまった。

(以前の記事:http://blog.goo.ne.jp/tg2009/e/6213d363456425e041eadb2661ad9d6d )

そしてどーだろう、今の彼に出会ったことでまた一つの「ここちよい居場所(=チーズのある場所)」を発見してしまったまたは発見したと思い込んでいたのかな、とちょっと反省。落ち着きたいという傾向があるのは仕方ない、特に若くない自分はそういう傾向が強いんだと思う。でも相手もよく見ず考えず「落ち着きたい」だけで相手に依存がはじまるようではただの「結婚したい人」やただの「恋愛したい人」ではないか。

 

 

26歳。ふふふっ。結構なまいきでかわいいんだな~、それが。(^ー^)ふっ。

頭の切れる奴でにくったらしいことも言ってくるが、それはそれで楽しくやっている。それでいいんじゃないか?これからどーなるかわからない、わからないものをそのまま一つ一つ全身で当たって行きたい。

 

自己啓蒙の本なんてばっかみた~いっとしか思ってなかったし、この本だっておとぎ話そのものでそのまま鵜呑みにはできないが、結構「あ、そうね」なんて単純細胞的に思えてしまった「洗脳された」自分がいる。(笑)

ま、それでいいや、なんでも、良い方向にもっていけるならね、と、久々にポジティブな自分でうれしい今晩。

不思議~、恋愛って楽しいだけじゃなくて不安もあったんだよね、そーいえばっ!それをそのまま丸ごと楽しまなきゃって感じで、久々に元彼と別れた直後の非常に前向きで未知な人生にワクワクしている自分に戻りました。

人生こうこなくちゃね!