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八重山のトピック

2014-04-02 12:43:06 | 八重山情報

6月7日 琉球新報
日本一早い新米発売 石垣産、食味よく最高品質

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日本一早い新米「石垣島産ひとめぼれ」を買い求める市民ら=6日、石垣市のJAおきなわファーマーズマーケットやえやま「ゆらてぃく市場」

JAおきなわファーマーズマーケットやえやま「ゆらてぃく市場」は6日、日本一早い新米「石垣島産ひとめぼれ」を発売した。8日までの3日間、1日限定300袋を通常より100円安く販売する。7日は宮古島、今月中旬ごろから沖縄本島でも販売を始める。
 
石垣島産ひとめぼれは2月に田植えし、5月下旬から収穫が始まった。3日の新米検査では最高の「1等」と判断され、食味もいいという。同マーケットは来店客に新米で作ったおにぎりを振る舞い、新米の発売を祝った。早速、新米を購入した石垣市の金城キヨさん(80)は「毎年この時期を楽しみにしている。石垣の米はおいしい。全国の他の産地には負けていない」とうれしそうに話していた。

5月25日 八重山毎日
石垣島でも稲刈り

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本年産1期米の収穫を行う山根政人さん=24日午後、石垣市新川平田原
新米、6月6日から店頭に

 
本年産1期米の収穫が、23日に西表島で始まったのに続き、石垣島でも24日、石垣市新川平田原で始まった。市内石垣の山根政人さん(40)が2月4日に植えたひとめぼれを水田15㌃でコンバインを使って収穫し、JAおきなわ八重山地区ライスセンターに560㌔を搬入した。JAおきなわ八重山地区営農振興センターによると、今年の生産見込みは石垣島で720㌧、西表島で150㌧。今年の新米は6月6日から、ゆらてぃく市場など店頭に並ぶ。

山根さんは平田原と名蔵の水田12㌶で稲を栽培。ひとめぼれを中心に苗床も自家生産している。この日の収穫に「刈り始めに雨が降らなくてホッとしている」と安堵(あんど)した様子。作柄については「日照不足と3、4月の寒さで例年より成育が遅い。6月ごろから収穫できる米の出来栄えに期待している」と話した。

5月14日 沖縄タイムス
神秘のサンゴ産卵ショー 石垣・名蔵湾

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一斉に解き放たれ、海面に向かって海中を漂うサンゴの卵=13日午後10時49分、石垣市・名蔵湾内

満月の前後の日に合わせてサンゴが産卵する神秘的なショーが13日夜、石垣市の名蔵湾内で見られた。観察に集まったダイバーたちは貴重なシーンに見入り、喜びの声を上げていた。 午後9時過ぎから海に入ったダイバーたちは今か今かと、サンゴの前で待機。ピンク色の卵が海中に放たれると、一斉にフラッシュが光り、熱心に写真に収めていた。

初めて参加した土井奈枝さん(66)=大阪市=は「なかなか産まれなくて、諦めかけたけど、待ったかいがあった。幻想的で、撮った写真を友人に見せたい」と興奮した様子だった。

4月30日 沖縄タイムス
恋誘う淡い光 森林にヤエヤマボタル

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石垣島や西表島に生息するヤエヤマボタルが繁殖の時季を迎え、日暮れの森の中では、恋を誘う淡い光がまばたいている

ヤエヤマボタルは日没から短い時間だけ光る。石垣市内の森林では29日午後7時半から約30分間、茂みや木々から数百匹のホタルが現れ、語り合うように光を交互に点滅。草むらや木々をクリスマスのイルミネーションのように彩った。ヤエヤマボタルの光は5月下旬まで続く見込み。

4月12日 宮古毎日新聞
私見公論:宮古島のお祝い事情 

入学おめでとう。今週7日、8日に各小・中・高校の入学式が行われた。小学新1年生は、その夜はお祝いだった。私は宮古島に嫁いで一番驚いたのは、お祝い。小学入学祝いに始まり高校合格祝い、高校卒業祝いそして成人祝いと子どものお祝いがある。その日は宮古島全体でお祝いが執り行われ、とても盛大だ。

先日行われた小学入学祝いも盛大だった。道にはお祝いに駆けつけるための車があふれている。私たち家族も何日か前から新1年生のリサーチが始まる。そして、どのルートで回るのか相談する。わが家は主人は勤務先の平良から私は城辺から回り、家族みんなで訪問する家には何時頃と時間を決め合流する。そして家には何時ごろまでには帰って来ようと決めるが、毎回予定通りいったためしがない。酔っている主人のおしりをたたき家路へと急がせるのが毎回のことだ。皆さんのところはどうですか。

私が毎回お祝いに行って感じるのは、家族の子たちへ向ける愛情の深さである。親はもちろんだが、祖父母の孫・ひ孫を見る眼差しの優しいこと。孫たちの成長を心から喜んでいるのがわかる。そして子どもの幸せな顔。お祝いに行く私たちも幸せな気持ちになる。

さてこのお祝いは、いつ頃から始まったのだろうか。現在50歳の夫に尋ねてみると、高校合格祝いと受験の日のお弁当を家族で食べるのは経験があるそうだ。小学入学祝い・高校卒業祝い・成人祝いは沖縄を離れている間に一般的になり、今に至るようだ。なぜ、このようなお祝いが一般的になったのか私が考えるには、まず、その時代の受験体制にあるのではないかと思う。

夫たちの時代の高校受験は、受験生が多く2次募集もなく、失敗すると浪人するか島外の私立高校に進学する方法があったが、島外の私立高校への進学は経済的にも負担があり、地元の高校に合格することは大きな喜びであった。また、人とのつながりが強い地域でもあり親戚なども多いという背景もあり、お祝いが広がっていったのではないかと私は考える。そして、資源や大きな企業もない宮古島では、子どもの将来を考えた親たちが「学問で身を立たせたい」という思いもあったのではないかと思う。

私の勝手な想像ではあるが、子どもたちはお祝いをどう感じているのだろうか。どこの家に行っても子どもたちは目を輝かせている。3月に行われた高校合格祝いの時も照れながらもうれしそうな顔が見られた。私は、子どもたちが家族や親戚だけでなく、多くの人たちが自分を祝ってくれるのがうれしいし頑張ろうという気持ちになるのではないかと思う。現に小学新1年生はお祝いで夜遅くまで起きていたにもかかわらず、翌日もいねむりもせず目を輝かせて授業を受けているそうだ。多くの人たちが自分を見てくれているということが自信につながるのではないかと思う。

盛大に行われるお祝いだが、私は疑問に思うこともある。高校卒業祝いと成人祝いだ。お祝いに行っても本人がいなく、がっかりすることがある。今では高校卒業祝いは子どもが高校の分散会に参加するので行わない家庭が増えているそうだ。私の家も昨年娘が高校を卒業した。私たち親は「やらない」と思っていたが、祖父母は「やりたい」と張り切っていた。結局、娘は分散会がなく家にいるということでお祝いをしたが、娘が家にいなかったら、祖父母の意を汲んでお祝いを行ったか今でもわからない。

来年は娘の成人祝いがある。もちろん当日は娘は同窓会に出かけるであろう。祖父母はもちろん、宮崎の祖母も成人祝いを張り切って行うつもりでいる。私は主人公の娘がいないお祝いに疑問を感じていたが、考え方を変えた。成人祝いは、子どもを無事成人に育て上げた親の慰労と協力してもらった祖父母や周りの方々への感謝と今後も成人した子を見守っていってほしいという願いを込めて慎ましく行う節目の会にすればよいのではないかと思っている。とにかく、宮古島のお祝い事情は、子どもの成長を見守る大切な儀式だと思う

仲里宏美 なかざとひろみ・人権擁護委員
 

3月20日 八重山毎日
4月から鳩間小へ 千葉の山名さん家族 「子どもにいい環境」

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鳩間島に移住した山名さん一家。左から父親の雅俊さん、次男の虎太郎君、長男の元太君、三男の幹太君、母親の栄里子さん=19日午後、竹富町役場

来年度から鳩間小学校(石垣幸子校長)に通う山名元太君(6)と父親の雅俊さん(36)、母親の栄里子さん(39)、弟の虎太郎君(5)、幹太君(3)が19日転入手続きのため、竹富町役場を訪れた。山名さん家族は千葉県野田市から鳩間島へ移住。友人のフェイスブックの記事で廃校の危機が迫っていることを知り、移住を考えたという。栄里子さんによると、元太君は集団にあまりなじめなかったため、「少人数の学校はどうだろうか」と1月末に2人で鳩間島を見学。その際、元太君が「この学校に行きたい」と初めて話したといい、即決した。

住居については、鳩間公民館の通事建次館長の計らいで石垣島の病院に入院している人の家を借りることになった。雅俊さんは仕事の関係で千葉に残り、4人は仕送りで生活する。栄里子さんは「海もきれいで手つかずの自然がたくさんあり、すてきな場所。子どもがのびのびと成長できる素晴らしい環境だと思う」と印象を語る一方、「食事と病気、自然災害が心配」と不安な思いも吐露。また、家族が離れ離れになることについて「夫も寂しがっており、一緒にいろいろ悩んだが、子どもたちにとっていい環境なので、頑張っていきたい」と話した。

3月16日 八重山毎日
一足早く海びらき気分 西表トゥドゥマリの浜 初の前夜祭で多彩ステージ 島の味覚に舌鼓も

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「日本最南端!八重山の海びらき2014」前夜祭のステージを彩った「リノレオ」のフラダンス=15日午後、トゥドゥマリの浜

16日の「日本最南端!八重山の海びらき2014」(八重山ビジターズビューロー主催)を前にした15日午後、トゥドゥマリの浜(月ケ浜)で前夜祭が開かれ、大勢の来場者が西表島の特産品を味わいながら特設ステージのプログラムを楽しんだ。石垣市観光交流協会青年部、竹富町・与那国町観光協会青年部を中心に初めて開催。同浜で海びらきを行うのは02年3月以来12年ぶり。

前夜祭は西表島西部地区を中心に活動するフラダンスサークル「リノレオ」の華麗なダンスで幕開け。石垣市内で活動するエイサー「和琉風(とりかじ)」が旗頭を先頭に会場を練り歩き、勇壮な演舞を披露した。一般参加型の「西表を食べ尽くせ!早食いリレー」では、5チーム15人が西表島産パイン、黒糖かき氷、サーターアンダギー(砂糖てんぷら)の早食いで会場を沸かせた。船浮集落を中心に活動する池田卓さんや崎山洋平さんはライブを披露。会場には西表島特産飲食ブースもあり、来場者らは思い思いに前夜祭を満喫。

上原地区から訪れた湊次郎さん(45)は「初めての前夜祭だが、西表はイベントを成功させようとみんなで団結するので、こういう雰囲気は良い感じだ」と話した。船浦地区の女性は「池田卓さんのファンなのでライブに来てくれてうれしい」と喜んでいた。16日の海びらきは午前9時30分から海びらき祈願を行った後、10時からオープニングセレモニー。海びらき宣言の後、初泳ぎや海上収穫祭、Tシャツデザインコンテスト表彰式、第35代ミス八重山の発表などを行う。

3月13日 八重山毎日
鳩間小存続へ 4月から6人転入学か

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4月から6人の転入学児童が見込まれている鳩間小学校

来年度から小学校の在籍児童数がゼロになる可能性が浮上していた鳩間小中学校(石垣幸子校長、児童5、生徒5人)に3人が転入学してくることが分かった。そのほか3人の転校も調整が進められており、実現すれば4月から児童6人でスタートを切れそうだ。同校では、児童の卒業と進学、同校に児童を通わせている教職員の人事異動が重なり、現状だと小学校の児童数がゼロ、中学校の生徒数が3人となることが見込まれていた。これまでに何度も廃校の危機に陥り、里親制度を使って島外の子どもを受け入れてきた経緯がある。

石垣校長によると、転入学することが確実なのは1年生、5年生、6年生1人ずつの計3人。複式で2クラスの編成を考えており、調整中の3人が加わると3クラスとなる。石垣校長は「さまざまな方々の協力もあり、多くの問い合わせをいただいた。感謝の気持ちでいっぱい」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

鳩間公民館の通事建次館長は「十数件の問い合わせがあったが、条件が合わず断念した人もいた。雇用と住宅の問題をクリアできる態勢が整えば、いろんなところから子どもたちが来てくれると思う。町と連携しながら、教育的な施設整備や仕組みづくりなどを行っていければと思う」と述べた。50年以上島に住んでいるという女性(69)は「子どもがいないと寂しい。年寄りだけでは地域行事も成り立たない部分があり、もっと来てほしいという気持ちがある」と話した。

マレーシアのペナン島で生まれ育った息子のディオニ君(11)と一緒に島を訪れ、卒業式も見学したという小川仁美さん(42)=千葉県鴨川市=は「息子は小さい所から千葉県の大きな学校に入り、なかなかなじめなかった。見学できて良かったし、息子を通わせたいと思ったが、仕事がなく、現実的に厳しいとの結論に至った」と話し、受け入れ態勢の充実を訴えた。卒業生の上地将英君(15)は「島が抱える宿命で、避けては通れない問題。母校がなくなったら寂しい。島の人が一丸となって向き合っていかなければと思う」、高瀬愛瑠君(12)は「来年度から何人か入ってくると聞いて本当に安心した。入ってくる子には島の良さを感じてほしい」と話した。

1月18日 琉球新報
石垣で田植え始まる 超早場米 

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石垣で田植え始まる 超早場米
 
県内で最も稲作が盛んな石垣島で超早場米の田植えが始まった。石垣市新川の稲作地帯、平田原に田んぼを持つ仲新城淳さん(77)は、田植え機でコシヒカリの苗を植え付け、豊作を願った。昨年は台風の襲来で石垣島の水稲農家は大打撃を受けた。仲新城さんは「ことしは苗作りも縁起のいい日取りに行った。いい天気に恵まれ、大豊作になると期待している」と話した。

瑠璃の島のモデル鳩間島、鳩間小中学校廃校の危機迫る。

1月10日 八重山毎日
小学生「転入求む」 来年度から児童ゼロ 鳩間小中学校 廃校の危機迫る

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来年度から児童数(小学生)がゼロになる可能性が浮上している鳩間小中学校

竹富町立鳩間小中学校(石垣幸子校長、児童5・生徒5人)で来年度から、小学校の在籍児童数がゼロになる可能性が浮上している。児童の卒業、進学と、同校に児童を通わせている職員の異動が重なり、現状のまま4月に入ると小学校の児童数ゼロ、中学校の生徒3人になる。このまま小学校への入学、転入児童がなければ中学校に在籍する生徒の卒業時には廃校の危機が迫る。このため、地元公民館や郷友会では4月から小学校に通える児童を緊急募集している。

町教育委員会によると、4月から児童の卒業・本土への進学が予定されているほか、教職員の人事異動も見込まれている。児童数がゼロ、生徒数が3人になると、職員数も現在の13人から6人へと減り、転入生を迎えなければ生徒3人の卒業時には廃校の危機が迫る。同校では2009年6月に児童生徒がゼロとなり、廃校の危機に陥ったが同9月には転入生を迎え、危機を脱した。これまでにも児童生徒数の減少で休校した経緯があるため、同島では受け親(里親)制度を実施して島外の子どもを受け入れ、学校を存続させてきた。町教育委員会では「小人数制の指導や充実した体験活動など全国に島の教育の魅力をアピールし、推移を見守りながら転入生が来てくれることを望んでいる」(浦崎喬教育課長)という。

鳩間公民館では、小学生を持つ親子の移住を全国各地から受け入れたい考えで、通事建次館長は「住居と親御さんの仕事は島内であっせんできる。これまでにもさまざまな理由で地元の学校になじめなかった子どもたちが島の小学校を卒業しており、受け親制度もあるのでぜひ、連絡を」と呼びかけている。

石垣校長は「受け親制度という形で地域の家庭から学校に通っている子どももいる。郷友会関係者の孫や子どもに通ってもらうことができないか、あの手この手で探しているが、具体的な進展がなく心配している」と懸念。児童生徒数の減に伴い教職員数も現在の13人から6人に削減されるため、鳩間郷友会の大城正明会長も「黙って見ているわけにもいかず、何とかできないか郷友会でも話をしている。鳩間島の仕事や住宅の情報を提供して鳩間島ファンの人たちにも呼びかけたい」と話し、12日の定期総会でも呼びかけていくという。

西表小中校で30年続く、伝統の紙すきで「卒業証書」

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12月15日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より

11月17日 八重山毎日
継承しよう!島の伝統文化 第6回西表島人文化祭

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島内手工芸作家の作品が並んだ第6回西表島人文化祭=16日午前、中野わいわいホール 大勢の住民が文化祭満喫 手工芸品の展示即売 アダン葉玩具づくり体験も
 
「伝統・継承・創造~島に生きる 島を生かす~」をテーマに「第6回西表島人(しまぴとぅ)文化祭」(主催・西表文化祭実行委員会、西表島エコツーリズム協会)が16日、中野わいわいホールで開かれた。会場では展示・即売コーナーや体験コーナー、飲食ブースなどが設置され、大勢の地域住民や観光客が詰めかけて文化祭を楽しんだ。同日夜は舞台の部もあり、地元の子どもたちや婦人の踊り、ライブなどで盛り上がりをみせた。

文化祭は文化庁の2013年度文化遺産を生かした地域活性化事業の一環として2年に1度開かれており、展示・舞台の部などプログラムも盛りだくさん。展示・販売コーナーでは島内の工芸作家による手工芸作品が展示・即売され、焼き物や木細工、手作りせっけんなどが並び、大勢の観光客や子ども連れがお目当ての地場産品を買い求めていた。体験コーナーでは、アダンを使った玩具作りや伝統たこあげ、リラックスヨガなどが行われ、大勢の家族連れが参加、島内で作られた飲食物のバザーは昼食時には列ができるほど大盛況となった。

実行委員長の石垣昭子西表島エコツーリズム協会長は「地域文化の定着を一つの目標に掲げて2年に1度開いており、だんだんと地域に根付いてきた。民具や玩具など昔ながらの物作りも少しずつ広まっており、文化祭を通して子どもたちに西表島の文化を継承していけたらと思う」と抱負を話した。また、「世界自然遺産を考える~屋久島の事例から」をテーマに環境省エコツーリズム推進アドバイザーの松本毅氏が講演したほか、「私の好きな西表島絵画コンクール」授賞式では、鈴木虹さん(西表小3年)に最優秀賞、永井一ノ輔君(上原小1年)、河島飛鳥さん(白浜小3年)に優秀賞が贈られた。

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「私の好きな西表島絵画コンクール」最優秀賞作品を使ったポスター

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10月18日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より

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10月15日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より

10月に入ってから、23号、24号、26号と立て続けに

10月10日 八重山毎日
不連続線:10月に入ってからの思いがけない台風23号

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10月10日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より

10月に入ってからの思いがけない台風23号。続いて24号も発生と聞き少し神経質になる。何しろわが家は築百年近くの古家。雨戸を全部閉めて対応する以外ない。昔は台風になると停電したから雨戸を閉めると昼でも屋内は暗闇。しかし現在は24時間送電だから台風時でも屋内では通常生活が可能だが、外は暴風だから何か違った時間を過ごしたくなる。何本もビデオを見たり、時間のかかるクラシック音楽を聴いたりなどなど。

今回、私はアイルランドの詩人、W・B・イェイツの全詩集を読むことにした。難しければ難しいほど良い。いくらでも時間をかけて考えることができる。密閉した空間で時間をつぶすことが目的なのだから。イェイツの存命当時、アイルランドはイギリス支配からの解放を目指して独立運動が盛んであった。ちょうど日本支配下の昔の朝鮮や、国内植民地とさえ言われる現在の沖縄の状況によく似ている。

詩集を読んでいくと、1916年、復活祭の日に武装蜂起してイギリス軍に鎮圧され処刑された友人たちへの追悼詩に出あった。友人たちの静かな日常、彼らのアイルランドへの激しい愛が歌われ、「空おそろしい美の誕生だ」と詩は何度も繰り返す。時間つぶしどころか私の心の中にも次第に暴風が吹き荒れてきた

10月5日 琉球新報
西表干立と祖納で「節祭」 「オホホ」に観衆あはは

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ひょうきんな動きで笑いを誘う干立独特の神「オホホ」=1日、竹富町西表島の干立御嶽

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黒装束をまとった女性が浜を練り歩くアンガー行列=1日、竹富町西表島の前泊海岸
 
国の重要無形文化財に指定されている竹富町西表島祖納、干立の「節祭(シチ)」が1日、両集落で行われた。節祭は「農民の正月」と呼ばれ、500年以上続いている農耕の神行事。地域住民は奉納芸能などで五穀豊穣(ほうじょう)と無病息災を祈願した。
 
干立では、伝統衣装に身を包んだ女性が航海の無事を祈る踊り「櫂の手(ヤフヌティ)」を浜で踊った後、男性が東西に分かれて競争する「舟こぎ(パーリャ)」が行われた。御嶽前の広場では狂言や棒術を次々と披露。札束をばらまきながら女性を誘うしぐさを見せる神「オホホ」も登場し、ひょうきんな動きで見物客を笑わせた。祖納では、前泊海岸に2隻の舟を海に浮かべる「舟浮かべの儀式」の後、ミリク(弥勒)行列や黒装束の女性だけで執り行われるアンガー行列が奉納された。

2012年 干立の節祭


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