past days

なまぬるーいオタがうすぼんやりと思いついたことを脊髄反射で書いてます。うまれてすいません。

冬コミのCUT A DASH!さんでの出来事

2007-01-08 15:23:50 | Weblog
盆暮れのまんがまつり「コミックマーケット」で、最大手の一つに数えられる
CUT A DASH!の購入列で、特定のサークルさんの頒布物(紙袋)を持っている
人が列から追い出され、購入できなかったと言うことがあったようです。

外部の人間からは細かい事実は把握できませんが、列から排除したことは事実との
見解がサークル代表者のみつみ美里さんのblogで出されました。

コミックマーケットは「自由な表現の場を提供する」という理念があり、サークル
参加や一般参加も思想信条によって参加を拒否することは原則としてありません。
現実には会場のキャパシティの問題や、東京都で開催されるために「日本国内法・
東京都条例の範疇で」という但し書きがつきますし、それ以外の例外も1つだけ
ありますが。

「自由な表現」という理念からすると、この一件はたいへん残念な事件です。

サークルさんが購入者を選ぶというのは過去にもいくつも例があります。
4列で列形成して先頭の4人で東風戦、勝った奴の列だけ購入できる、献血手帖と
引き替えに買える、別なサークルのエロ同人1冊と交換、生肉か鮮魚と交換、
米と交換、1円単位で値段を設定しておつりが不要な奴しか買えない、日本円
では買えない(外貨ならリラでもペソでもマルクでも)などなど。

今回の件は「サークルの表現の一環として特定のサークルの購入者には買わせたくない」
というのはアリだとは思います。

が、一般参加者の立場からすると当日いきなりそんなこと言われてもなあ。
僕も当日「日本円では売りません」と言われた事があり、以降コミケ前には東京銀行で
リラ札を入手した記憶があるのですけど、それはともかく。

この問題になったサークル同士の確執はそれなりに有名ですし、事情をちょっとでも
知っている人間は「ンなもん抜き身で持ってカッタに並ぶ奴がどうかしてる」とは
思いますが、なんにせよ残念な事件ではあります。せめて追い出すのではなく
「その紙袋は他の紙袋で隠しなさいよ、怒られるから」という忠告に留めとけば
よかったんじゃないかな、と。

あと、「トレス」と呼ばれる件については、絵の練習として模写をするというのは
アリだと思います。練習ね、練習。


と、blogなんかとっくにやめていたのですが、書いてみたくなったので。