百日紅と書いて さるすべり。。
猿滑。。。。です。
（幹の表面がつるつるで猿も滑ってしまうところからこの名前がついたそうです）
実家の庭に今年も百日、紅色の花を咲かせています。。。
この百日紅。私が物心ついた頃にはすでにこの庭にあって。。。
父に怒られて池に吊るされたときも。。。
この庭で”とんちゃん”を食べてたときも。。。
いつもここに咲いていました。。
この百日紅はずっと咲きつづけているけれど。。。
その間に祖父、祖母、母。。。
皆亡くなってしまいました。。。
この百日紅はみーんなのことをずっと見つづけて。。。
そして今いる人たち。。
その後に続く人々をも見続けて行くんだろうなぁ。。。。。
ってふと思ったtettyでした。。。
百日紅にまつわる俳句。。
「百日紅 ややちりがての 小野寺」
与謝蕪村
「さるすべり 寺中おほかた 見えにけり」
炭太祇
「散れば咲き 散れば咲きして 百日紅」
加賀千代女
「炎天の 地上花あり 百日紅」
高浜虚子
昔の人も今と同じ色の花を見て詩を歌ったんですね。。。
時代はどんなに流れていっても百日紅の花の色は変わらない。。。
そこにずっと咲きつづける。。。
人の命は短いけれど、
その時代時代に
自分自身の花をしっかり咲かせなければならないんだろう。。。。
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