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作編曲家・ギタリスト塩塚博のブログ。
近年は駅メロディの作曲で知られています。

Twilight Zone (邦題/ミステリーゾーン)が面白すぎる件

2013年11月11日 12時09分51秒 | 好きなアーティスト
「トワイライト・ゾーン」はアメリカで1959年~1964年に放送され人気を博した、1話完結型のSFミステリードラマ。
第1シーズンから第5シーズンまで全部で156本のエピソードが作られました。



普通の人々が突如として不思議な超自然現象の世界に引き込まれるという内容で、
話の最後で意外なオチが用意されている場合が多く、それがこの番組の魅力のひとつになっています。

日本でもリアルタイムで放送され、当初「未知の世界」、その後「ミステリーゾーン」という邦題でやはり人気となり、今日に至るまでテレビの深夜枠や休日の午後などにちょいちょい放送されています。
「ウルトラQ」や「世にも奇妙な物語」に強い影響を与えたことでも知られます。
1980年代にはリメイク映画もヒット。
ジャズフュージョンの世界では、コーラスグループのマンハッタン・トランスファーのズバリ「Twilight Zone」という曲もヒットしましたねぇ。
「チャラリラ、チャラリラ」というイントロはあまりにもお馴染みです。

僕は、第4シーズン第110話の「人形の家で」をテレビで見てすっかり虜になり、このドラマの全貌を知りたいと思っていました。
そして今年、「ハシェット」社からこの「ミステリーゾーン」のDVDマガジンが刊行され、手軽に入手できるようになったので、早速購入。



じっくりと見てみましたが、その面白さは天下一品です。
見ている時も面白いけれど、翌日そのストーリーを思い出してまたジワーッと面白さがこみ上げる、噛めば噛むほどおいしいドラマです。

これまで5巻まで刊行、15個のストーリーを見ました。
1959年の第1シリーズ。
TVCMで映し出された、怪物や怪人などの「ウルトラQ」的な奇っ怪な飛び道具はまだほとんど出てこなくて、純粋にストーリーの面白さ、彫り込みの深さで楽しませてくれます。
ここまでの作品の中で僕が一番好きな話は「審判の夜」かな。
第2シリーズ以降はそういった飛び道具、特殊メイク、特撮がどんどん増えてくるので今からワクワクしちゃってます。

トワイライトゾーン、面白すぎます。
これに関連するファンサイトのアドレスを貼りますので、参考になさって、ぜひ一度ご体験を!!
http://cwaweb.bai.ne.jp/~ohishi/uchida/tv/twilightzone.html
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/1782/twilightzone1.html

ハシェット社の公式HPはこちらです。
http://mysterydvd.jp/home.html

このDVDの楽しみ方にひとつアドバイスがあります。
ブックレットにストーリーが微細に書いてあります(オチがある場合は、そこは伏せていますが)。
DVDを見る前にこれを熟読してはいけません。事前に内容を知りすぎてしまうと、驚きや新鮮味がなくなります。
ただし、「だいたい」どんな話か把握しておくのは、いいと思います。

蛇足になりますが、第2シリーズ(1960・昭和35年)のオープニングナレーションは、ナレーターの大御所にして、音楽家・久米大作さんの父上である久米明さん。
当時まだ35歳の久米さんは、まだシブい「久米明節」が確立する前で、タメのない、フレッシュな声を聴かせてくれます。
第2シーズンが楽しみです。
(Youtubeではもう見られますが)

というわけで、トワイライトゾーン。
実は3年前にも他社から同じシリーズが刊行されましたが、すぐに休刊、というイタい歴史があります。
ハシェットさん、ぜひガンバって最後まで刊行して下さいね。
期待しております。

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