本日の、毎日新聞夕刊に、リン鉱石高騰の記事がありました。
永田農法に使う液肥は、リン酸・窒素・カリウムでできています。
これらは植物の生育に必要な、3大栄養素です。
そのうちのひとつ、リン酸は、リン鉱石から作られています。
そこまではわたしも本を読んで理解していたのですが、
このリン鉱石が日本では産出されず、全て輸入に
頼っていたことを知り、驚きました。
そしてそのリン鉱石も、石油と同じく、枯渇の
恐れがあるということも知りませんでした。
枯渇までは50~300年といわれているそうです。
そのため、リンのリサイクルが考えられているのですが、
コストが高く、輸入価格の10倍もします。
そのため、技術はあるのに、生かされていない
状況のようです。
永田農法では、通常栽培への問題提起として、
肥料の与えすぎが指摘されています。
必要以上に与えた肥料が、土に残り、海に流れ、
水質汚染につながっていく状況。
与えすぎは、野菜をまずくする、という考え方。
そのうえ、資源の枯渇ということを考えれば、
永田農法の、少量の液肥を最適のタイミングで与える、
というやり方は、意味があるものではないでしょうか。
わたしは、おいしい野菜ができる、ということで、
永田農法にチャレンジしてみようと思いました。
本を読んでみて、永田農法の考え方は、けして
有機農法に対立するものではない、とも思いました。
土中の微生物は、有機物を分解して無機物に変えてくれます。
リンのリサイクルとともに、適切な有機農法が行われることも
また、非常に重要なことだと思います。
わたしは永田農法の信奉者ではなくて、
どうなのかな?、実践してみようかな?、くらいの
ぬるい感覚でチャレンジしているので、永田先生や関係者の皆様には、
たいへん失礼な態度ではないか、と後ろめたく思っています。
ただ、永田農法のトマトは、本当においしかった。
その事実が、わたしの背中をどんとどついたのでした。
永田農法に関する書籍は、いろいろありますが、
「美味しさの力」永田照喜治 企画・構成 飯田辰彦 PHP研究所
↑この本はおすすめです。
具体的な野菜の育て方は載っていませんが、
永田農法の基本となる考え方が、わかりやすく説明されていると思います。
図書館で探してみてください。
永田農法に使う液肥は、リン酸・窒素・カリウムでできています。
これらは植物の生育に必要な、3大栄養素です。
そのうちのひとつ、リン酸は、リン鉱石から作られています。
そこまではわたしも本を読んで理解していたのですが、
このリン鉱石が日本では産出されず、全て輸入に
頼っていたことを知り、驚きました。
そしてそのリン鉱石も、石油と同じく、枯渇の
恐れがあるということも知りませんでした。
枯渇までは50~300年といわれているそうです。
そのため、リンのリサイクルが考えられているのですが、
コストが高く、輸入価格の10倍もします。
そのため、技術はあるのに、生かされていない
状況のようです。
永田農法では、通常栽培への問題提起として、
肥料の与えすぎが指摘されています。
必要以上に与えた肥料が、土に残り、海に流れ、
水質汚染につながっていく状況。
与えすぎは、野菜をまずくする、という考え方。
そのうえ、資源の枯渇ということを考えれば、
永田農法の、少量の液肥を最適のタイミングで与える、
というやり方は、意味があるものではないでしょうか。
わたしは、おいしい野菜ができる、ということで、
永田農法にチャレンジしてみようと思いました。
本を読んでみて、永田農法の考え方は、けして
有機農法に対立するものではない、とも思いました。
土中の微生物は、有機物を分解して無機物に変えてくれます。
リンのリサイクルとともに、適切な有機農法が行われることも
また、非常に重要なことだと思います。
わたしは永田農法の信奉者ではなくて、
どうなのかな?、実践してみようかな?、くらいの
ぬるい感覚でチャレンジしているので、永田先生や関係者の皆様には、
たいへん失礼な態度ではないか、と後ろめたく思っています。
ただ、永田農法のトマトは、本当においしかった。
その事実が、わたしの背中をどんとどついたのでした。
永田農法に関する書籍は、いろいろありますが、
「美味しさの力」永田照喜治 企画・構成 飯田辰彦 PHP研究所
↑この本はおすすめです。
具体的な野菜の育て方は載っていませんが、
永田農法の基本となる考え方が、わかりやすく説明されていると思います。
図書館で探してみてください。