手塩family”愛”

競馬伝説Live!ナドアルシバサーバで活動する馬主会メンバーのためのブログです。

岡部幸雄

2006年03月19日 21時59分49秒 | 殿!!殿中でござる!!
2005年2月20日名ジョッキーは静かに鞭を置いた。・・・
彼の残した偉大な足跡は今まさに次代をになう天才に託されようとしているが、
彼は飄々と自分の役割をおえた。
彼の功績については賛否両論があるが、私はJRAにその偉大なる足跡を残したジョッキーとして岡部幸雄の名をあげずにはいられない。

この話は昔けいけいさんと話をしてて色々面白い話を聞いて、あー岡部さいてー
とか、色々参考になる話を聞いたりしたのですが、やっぱり私の中で岡部幸雄という人物は競馬とはきっても切れない人物なので、書いちゃいました。
私が競馬を本格的にし始めたのは、ジェニュインの皐月賞くらいからでした。
その前も新潟県出身の父が「お前も新潟人ならライスシャワー応援しろ」とか
俺らは増沢末男の「さらばハイセイコー」で競馬を愛したとか・・・・
いろいろ聞いてはいましたが、私が競馬を好きになったのは岡部の最低とも言える自分のためだけのレース運びでした。「鉄面皮」ともいえる他馬をおとしめるレース運びはいやらしいのひとことにつき、また他のジョッキーは岡部のレースぶりに舌を巻くしかなかったのが私の心を揺り動かしました。花の十五期といわれた岡部・柴田・伊藤などを輩出した十五期の中で、死者がでるほどの激戦の中で最初にダービーを制覇したのは伊藤正徳のラッキールーラでその後真っ先に引退したのも伊藤正徳でした。今でこそ18頭立てですが昔のレースはえらい数がいました。
だからこそダービーを制する事はいまの何倍も難しかったと思います。
また、今よりも当時のほうが同期の騎手に対する思い入れが高かったかのように思います。柴田政人が勝ったダービーも岡部が心から祝福していたのが印象的でした。ギャロップの対談で面白かったのはお互いが気安く語り合うというところで、岡部はルドルフのあとダービー2着が5回もあったそうです。競伝の中でオブさんがダービーを制覇したときも禁じえない喜びを感じました。これからもダービーというレースは特別な意味を持つでしょう。競伝のなかで馬よりも騎手の成績にこだわっているのは私だけでしょうか?しかし色々な楽しみ方が許されるこのゲームで騎手に注目をおいて楽しむのも最近ありじゃないかと思う私でした。

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4 コメント

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か・感動しますた^^ (モハメドアムール@仕事場)
2006-03-20 12:19:27
私もトウカイテイオーの2冠の時から競馬にのめり込んだ一人ですが、テイオーのルーツを辿る上で、必ず出てくるのがシンボリルドルフと岡部幸雄です^^。

ナリタブライアンもテイエムオペラオーも最後にはルドルフの7冠を破る事無く引退しました。

それ故に、現在最強と言われるディープがダービーを優勝しても「ルドルフの方が強い:」とコメントした事には、体は衰えても騎手魂は健在だなと思ってる次第です^^。

ルドルフに出会うまで、岡部は意外にも「穴騎手」だった事を何かの本で読みましたが、味のある騎手が最近少なくなった事に少し寂しさを感じますね^^。

とりとめのないコメントになりましたが、今回の記事は感動しました^^。
コメントしなければw (けいけい@仕事場)
2006-03-20 14:57:07
はいはい、アンチ岡部のけいけいですw

まあ自分が関西騎手派だったのもあって、岡部って目の上のタンコブですねw

特に大好きだった、ビワハヤヒデが3歳の序盤に勝てなかったのはきっと岡部が悪いんだと思っていたりしましたw岸でいいのに岸でとおもっていました。



ただ居なくなるとなると少し寂しい気はしました。俺にとっては岡部は愛すべき敵役だったのかもしれません。意外だったのは調教師にならないでフリーの評論家になっているところですね。もし藤沢厩舎継いでたら、おもくそ批判してたと思いますがw

これからも頑張って欲しいです(^^
閉じ込め屋さんw (殿下の放蕩)
2006-03-20 19:56:49
To モハさん

シンボリルドルフってすごい馬ですよねw

岡部が同じく無敗のビゼンニシキと弥生賞

でかちあった際も「選んだほうが強い馬です」

と迷わずルドルフを選んだのもすごいエピソードで好きです。アメリカのリーディングジョッキーのクリス、マッキャロンが岡部がカリフォルニアでレースに乗ったときのフォームを見て「芝コースでの巧さは私以上」と一目置いたといいます。これから出てくる若手に期待したいとこですねw



To けいけいさん

やっぱしけいけいさんのなかで岡部は敵役なのねwジャパンカップで岡部がのったダイナアクトレスが同じく女傑といわれたトリプティクをうちに閉じ込めてレースをさせず、自分の馬は経済コースを通って先着したのは岡部の真骨頂で好きなレースの一つですw「生涯ジョッキー」が彼の目標で調教師になるとかは考えてなかったそうですね。岡部が評論家になると他の引退したジョッキーの評論家の仕事がなくなりそうねw
かのマザーテレサ曰く (きゅうとく)
2006-03-21 15:28:10
「好きの反対は興味がないこと」という言葉がそのまましっくり来る存在が岡部さんかな~と思うんです。

嫌われるって難しいですし、いい人よりも遙かに印象に残りますからね…賛否は勿論ありますが、嫌いだという方は当然岡部さんについて好きだという人間以上に深い思い入れがあるからこそなんじゃないかなと^^

僕自身は残念ながら晩年の岡部さんしか記憶にありませんが、好き・嫌いの違いがあったとしても数多くの競馬ファンに強烈な記憶を残した存在として非常に素晴らしい方だなと再確認する機会となりました^^



>思い出の馬

キーストンは名前だけは^^ レースや馬体は見たことがないので今度勉強をしておきます。

故障でこの世を去った馬だけに複雑な思いもあるのが本音ですが…こうやって語れる馬がいることは何よりの財産だと思いますよ^^

ちなみに、最近はディープが伝説になりそうと言いましたが

自身の中での尤も最近の伝説はメジロマントルの約3年ぶりの芝のレースとなった04年エアグルーヴメモリアルです。

現地で競馬振りを観戦していましたが、やや外枠から一気に鼻を奪い平均ペースで最後は詰め寄ってきた馬を突き放してのゴール。。。

勿論後日談として重賞を勝っていますし、体質の弱さや脚元の弱さでレース・芝を使えなかったという事も聞きましたが

それにしても当時6歳…印象の変わる馬は強いと言いますが本当にそれに当てはまる一頭を直に見れたことが今となっては幸せな事です^^(それ以来勝っても負けても単複欠かさずw)

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