入梅で鬱陶しいからここらで、気分転換を
A氏、B氏、共にヤモメ、A氏は4,5年前、B氏は2,3年前に奥様を亡くされました。奥様同士はお友達でした。
さてA氏チョイ悪オヤジ、40歳位までは遊びもせず仕事一筋で巨万の財を作られ、事業も何件かされています。
ゴルフを通してダンナの知り合いなので、私たちを、「おっさん」「おばちゃん」「むすめ」と呼びます。
奥様ご存命の時から彼女3人(本人曰く)彼女の事を私たちにはオンナと言われてます。(チョウ悪かな)
奥様孝行も
毎月罪滅ぼしに2人で温泉に
奥様は温泉に入って部屋に戻られかえらぬ人に
娘にも「むすめ
まだ嫁に行かんのか
」
「子供は欲しいがダンナは要らんねん」
「ほんなら、ワシの彼女になれ
家もこうたるし、面倒みたるやん
」
と親の前でも平気です。
「イヤヤ、おっちゃんと・・・・
」
いつか「嫁はんや
」と連れてきてくださった彼女、華奢な奥さんとは似つきませんでしたが、気は強そうでした。
次回ご来店のおり、「ご主人は気の強そうな女性が好みやね」
「そうやワシは気がきつい女がすきやねん
」ですって。
こんな男性でも奥様のベンツ
で来られた事があり、殊勝にも手放せないと
・・・
「奥さん亡くなられたら、女遊び面白ないやろ
」
「オー、ほんま、おもろないわ」
結局は奥様の掌の上だったんですね。
ちょっぴり可愛いとこアリです。
さて、B氏超綺麗好き家もマメにピカピカ!
食事も出来合いなんかこうたことないと豪語
おせちも娘、息子家族分も手造り。
梅干も。去年塩(天然塩)を買われたので、「エーご主人梅干も漬けるの」っと
言ったら「漬けたらあかんか」そんな意味で言ったのでないのに
一事が万事そんな受け応えです。
それから、余計な話はせんとこと思いました。
奥様が入院中約4ヶ月、毎日玄関前を掃除してましたが、今は一切手出ししません。
可愛く無いんだもん
専業主婦以上に家事をこなされています。
女の入る隙間もありません。
本当に奥様を愛されていたのはどちらかな
と思ったりする
チョイ悪ミーです。