タオル道中

大阪・泉州 タオル屋 てるの日記 美由喜タオル(株)

台湾道中

2011-04-30 17:56:26 | 日記・エッセイ・コラム

織屋仲間から、台北視察のお誘いをいただき、行ってまいりました。

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今回の震災への義援金は、アメリカより多く頂いていると聴いています。金美齢さんの話だと台湾の平均収入は、日本の1/2から1/3位で、アメリカより多いのですから、とても日本のことを心配してくれていることがわかります。 いつか恩返しできればと思います。台湾の皆様本当にありがとうございます。

私は、2度目の台湾です。 前回は、多分10年以上前です。 お得意さんの計らいで、年一回、アジア地域のギフトショーや、工場見学、市場調査に私たちメーカーを同行させて、危機感をもたせたり、負けないオリジナル商品の開発へつなげようといった趣旨でした。 前回最も印象に残ったのが、多分今、台北101ビルのあったあたりに(当時は世界一の高さのビルを建てる計画中でした。)に国際貿易センタービルがあり、その地下に台湾企業3000社の常設展示がありました。

当時台湾は、先進国のビッグブランドのOEMが大半で、ノートパソコンの中身は台湾製が70%のシェアだとか、日本の自動車エンジンのコンロッドなどの主要パーツなど、先進工業製品の好輸出で、景気はとても良さそうでした。

一方、日本では、ある自動車メーカーに目の青いCEOが就任し、不採算な工場のリストラを進めて、企業城下町は、かなり疲弊度を高めていました。 その流れの原因を見てきたようでした。

台湾の存在に不満があったわけではありません。 時代の流れです。 今でも大好きな国のひとつです。 

今回は、2泊3日の週末旅行でしたが、1つの展示会と、5つの百貨店、2つの専門店、多数のブティックと、1社の企業訪問と言う、メッチャ充実した道中でした。

 

つづく!