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裁判は嫌疑を否定したところから始まるー小沢氏は起訴すべきである、証拠はある

2010-05-22 06:03:25 | 意見発表
小沢氏再び不起訴 検察審、2度目の審査へ 2010/5/21  日経新聞

『小沢氏「関与ないこと明確になった」 民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る事件で、東京地検特捜部は21日、政治資金規正法違反容疑で再捜査していた小沢氏について、再び嫌疑不十分で不起訴処分とした。特捜部は、検察審査会の「起訴相当」議決を受けて小沢氏や元秘書3人から再聴取したが、小沢氏の積極的な関与を示す新たな供述や証拠は得られなかった。

 小沢氏は21日明確にしていただいたものと受け止めている」とのコメントを発表した。

 不起訴処分を受け、東京第5検察審査会は2度目の審査に入る。改めて「起訴すべきだ」と議決すると、裁判所が指定した弁護士が小沢氏を強制起訴する。再審査結果や判断が出る時期によっては、今夏の参院選などにも影響を及ぼしそうだ。

 東京地検の大鶴基成次席検事は21日、不起訴の理由を「すべての証拠をもう一度検討し、小沢氏と元秘書らの共謀を認めるだけの確証が得られなかった」と説明した。』

と言う記事である。

小沢幹事長が否定するのは当然のことです。肯定すると言うことは、法に反したことを認め幹事長、議員さえも辞任しなければならなくなるのです。

言った言わないの話しで証拠はないのです。となれば「言っていない。」と言い張るの決まっています。

「はい、仰せの通りです」とは口が裂けても言いません。
小沢幹事長は、「私の関与や疑惑がないという事実を」というが、この場合証拠主義に立てば証拠がなければ無罪と見なす、ということで犯罪者優遇制度になってきて、犯罪が増加してくる可能性があります。この代表事例が鳩山首相首相です。

当然、収支報告書は事実と異なる記載をしていますので、小沢幹事長に資金の動きの表を作って説明しています。

収支報告書提出で説明もしなかったと言うのでしょうか、そこで重要なのは説明したけれど小沢先生はただ黙って聞いていたのか、「おうそうか、そうしてくれ」と言ったのか、知って知らぬ事にする、戦術に出て、「関与はなかった」と言い張ることにしたのです。

通常なら、これで不起訴です。検査は出来ないのです。
検察は起訴して無罪になったら・・とか体面もあるでしょう。
或いはトップにスキャンダルを握られているとか、小沢氏は銃は使わずに言葉で殺す手法を身につけているので、トップの身辺調査をさせ、弱点を握る、それで脅しをかける、と言う手で、検察も押さえ込まれている、と言うことが言われています。

秘書も指示を受けていない。小沢幹事長も指示していないでは、立証しようが無いという検察の立場もあるでしょうが、それでは国民は納得できません。

秘書は説明し、幹事長は了解し、共同正犯で16年不記載、17年記載にしたのです。

陸山会資産増加の経過を見てみましょう。平成19年度の収支報告書の資産表から作成しました
年度      年資産取得額          資産累計額
平成6年  422,388,350円   422,388,350円
平成7年  340,000,000    762,388,350円
平成8年            0    762,388,350円 
平成9年            0    762,388,350円 
平成10年            0   762,388,350円 
平成11年 132,000,000    894,583,350円
平成12年                894,583,350円
平成13年  99,048,143    993,636,403円
平成14年            0   762,388,350円 
平成15年 113,000,000   1,106,636,493円
平成16年            0  1,106,636,493円
平成17年  363,866,000  1,472,502,493円
平成18年            0  1,472,502,493円
平成19年   32,088,000  1,504、590,493円 

小沢幹事長は上記以外にも

『サンゴ礁の海が美しい宜野座村漢那地区の沿岸に、小沢一郎民主党幹事長が保有する約5200平方メートルの雑草地がある。小沢氏は05年11月、この土地を地元の元村議から購入した。関係者によると、価格は5000万円程度。

小沢氏は東京都世田谷区深沢に自宅を購入した85年、ほど近い同区下馬に494平方メートルの土地建物を購入し、7カ月後に転売していた。当時、周辺の地価は高騰が続き、購入時に設定された根抵当権3億3000万円は、転売時には5億4000万円に。転売の結果、数億円の「差益」を得た可能性がある。

 73年には静岡県東伊豆町の原野約1190平方メートルを購入。35年以上、固定資産税だけを払い続ける。80年には妻名義で千葉県勝浦市と長野県茅野市に別荘を購入したが、近くの住民は「小沢さんが来たという話は聞いたことがない」という。

 資金管理団体「陸山会」も土地、マンションなど12物件、計9億2429万円相当を保有(08年末現在、総務省調べ)。小沢氏は、過去の記者会見で「秘書住居のため」と説明していたが、港区南青山のマンションが小沢氏の個人資産に転じていたことが2月に発覚した。

 ある検察関係者はこう推測する。「師匠の金丸信氏は有価証券の不正蓄財を脱税に問われた。金丸氏は『政界再編の軍資金』と主張したが、小沢氏は軍資金を不動産の形でストックしようとしたのかもしれない」。そして、こう付け加えた。「不動産なら(当局の)目に付きにくい」』と資産を持っているのです。

陸山会の資産話しにもどって、平成16年の深沢の土地の購入3,5億円をそのまま計上すると平成15年に1.13億円の購入があり続けてと言うのは巨額すぎる。元々3.5億円でも巨額ですし、総資産額が13.7億円にもなります。

この土地問題については週刊誌に書かれたことでもあるし、目立たないようにすることが考えられました。それが平成16年度収支報告書の不記載です。

これは間違ったのではなく意図的にいわば小沢幹事長の無謀な土地購入の病癖に対する秘書の忠告だったのです。

この地代金は16年に支払われたのは確実です。その処理項目は事務諸費となるはずですが、そこは記載されていません。翌年に支払ったことにしています。と言うことは16年度は3.42億円の事務諸費が不記載です。

その土地購入で支払われた代金は何処から出てきたのですか、

平成16年には、小澤一郎氏から400,000千円借り入れていますが、これは定期預金にしています。本来はこの定期預金で銀行から金を借りて支払う構図で、当初はそう説明されていたんですが、支払いと借入の時間差を指摘され、その説明はどうなったのでしょうか、

国民は知らないところが多いのです。明らかにして欲しいと思います。
資金は
15年に
民主党岩手県総支部 150,000
小沢一郎政経研究会 150,000
16年に
民主党岩手県総支部 150,000千円
17年に
民主党岩手県総支部 130,000
巨額の寄付が来ていますが、全部身内です。
そしてこの金が何処から来たのか、そこを追求する必要があります。

不正政治献金が3億円貯まった。土地購入性癖がある小沢幹事長はむずむずとして土地を探させ契約させた。その地代金を銀行から借りて払うのが問題点を隠蔽するのによいのです。

小沢幹事長から4億円借りてたことにして、いままで保管してあった不正献金3億円、煮ず谷の5千万円、それに5千万円加えたりして、銀行に持ち込み定期預金にしたのです。

或いは不正献金は小沢幹事長の政治団体、民主党岩手県総支部や小澤一郎政経研究会に送金しそこから寄付を受ける形にすればいいのです。

ところで民主党岩手県総支部、小沢一郎政経研究会は収支報告書が有るのでしょうか。

国民としてはこの不記載問題は土地購入の不記載問題でなく不正献金が裏にあるのです。
そしてその不正献金は結局は我々の税金から払われているのです。

「指示していない、支持を受けていない」と言うのは被疑者としてこれが当然の姿です。良心的な人は罪を認めますが、裏の裏をかく悪人です。

ここで「知らぬ、存ぜぬ」をとおせは不起訴になることは誰でも分かることを、認める分けは有りません。しかし、小沢氏が不正に係わっていないとは常識的に考えられません。裁判員裁判はこの国民に常識を判決に持ち込んだのです。国民目線でおかしいと思えば起訴すべきです。

大体上記の資産の増加、そこに証拠は隠されています。犯罪の証拠です。

私は平成15年から19年の決算書を横に並べて検討しました。事務処理が辻褄があっていません。
単年別に見ても分からないので、累計してみたりもしました。
それは前稿「小沢幹事長資産づくりのカラクリを暴こう」に書いていますので参照して下さい。

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