伊豆の寺田歯科

趣味(船釣など)と仕事の独り言

川和教授退官記念

2007年04月24日 | 歯科医療

土曜日、私が大学卒業後、7年間お世話になった昭和大学の川和忠治教授の退官記念祝賀会に出席してまいりました。
教授に就任して25年、その創世期に在籍していたわけです。
いやー、楽しかった。
同門で当時在籍していた先生にお会いでき、20数年前にワープして話がはずみました。
髪の毛が薄くなったり、白髪が増えたり、それなりに外見は変わりましたが、
話していると、それぞれの先生の個性はまったく変わりません。
昨日は、記念誌に目を通していると、当時のことが走馬灯のように頭の中を駆け巡り、
寝れなくなってしまいました。
私の、歯科医師としての岐路が・・・いろいろ
臨床ができない教授の下には、臨床のできるスタッフが育つといいますが、
残念ながら、臨床のできないスタッフは潰される>
研究ができない教授のしたには、研究ができるスタッフは、・・・育ちませんでした>
私のこと
でも、ああいたった医局という組織の中で、ずっと研究していくのは無理なんだろうなとも考えます。
今後、川和教授門下生、同門の集まりがどうなるのでしょうか?
少し心配ですが、3歩ぐらい下がって静観しています。

でも、乾杯の挨拶のさなか、末席ではもう出来上がっている状況から察しはつくことでしょう。

退官、披露宴ばんざーぁーい


歯科関連の漢方治療

2007年04月16日 | 歯科医療

先日、三島で開業されている漢方の大家、中川先生の講演会の参加してまいりました。
内科の先生が、歯科疾患を診る。けっこうあるようで、また何とかしてしまうのですから恐るべしです。というか、歯科の問題を内科の先生にお願いする患者さん、あなたよっぽど歯科が嫌いなのでしょうか?

この話は別にして、
歯科関連疾患の中で、漢方治療に頼ってもいいんじゃないかと思うものがあります。

1.口腔乾燥症。現在のところ根本的な治療はなく、対症療法がすべてではないでしょうか?トライしてみるのもいいと思います。

2.アレルギー性鼻炎。これまたいい治療がありません。というか、口呼吸という予備機能があるので、ひどいときに薬だけというのがほとんどじゃないでしょうか?口が開きっぱなしじゃ、まともな口に育つはずがありません。矯正治療の予後を左右する強敵です。