『スパイダーウィックの謎』
を見ました。原作は子供向けのファンタジー『スパイダーウィック家の謎』
原作全5巻を96分に纏めてあります。
主役は、『チャーリーとチョコレート工場』のフレディ・ハイモア。主人公ジャレットと、双子のサイモンの二役を演じています。
まず、妖精達の姿が個性的。動きも滑らかです。
ファンタジーかと思ったのですが、アクション映画でした。
《禁断の書》を開いたことで起こる事件とパニックは『ジュマンジ』を思い起こさせます。
尺が短いせいか、あれよあれよという間に物語は進んでいくが残念。
もっと掘り下げたら面白いのに・・・。というエピソードが積み重なっていきます。
いざ攻めてきた悪い妖精たちが結構あっさりと倒され、欲求不満。
ラスボスさんもあっさりと倒されて、「ええっ~!」と。
肝心の《禁断の書》の存在の重さが伝わってこないのです。
子供向けの話のためか、こども達ががんばります。
片親世帯を子供が守るというのが、今の流行なんでしょうか?
家族が主人公ジャレットに隠していた《秘密》が、意外な所で役に立ったり。
家族を守るというのが、大きなテーマに。
ワーワーキャーキャーとパニックが続くのが気になりました。
字幕より、吹き替えで見たほうが楽しめるかもしれません。