花立毛鈎工房

テンカラを中心とした『お外遊び』のブログです。

ヤマトの諸君、・・・・

2007年08月27日 | Weblog
 子どもの頃、「宇宙戦艦ヤマト」の再放送を見たい一心で学校から走って帰っていたことを思い出しました。あの頃は、何が何でも「ヤマト」。「ヤマト」一色の生活でした。
 実は昨日もヤマトだったのです。そう、ヤマトイワナ。天竜川水系の川に行ってきました。S画伯、キース鬼一の3人。当然アマゴをねらうのですが、釣れたのはイワナ。「けっ、イワナけぇ。」とは浜松弁のキース。渓流の宝石と呼ぶ人も多いと思いますが、キースは「イワナは馬鹿顔」「簡単に釣れてつまらん」などとのたまいます。野呂川で良い思いをして以来、イワナの呪い(「野呂」い? テンカラ大王I教授みたいな駄洒落ですみません。)にかかったのでしょうか。まともなアマゴが釣れません。釣れたのは20㎝のちびアマゴ1匹。型の良いアマゴも出るのに毛鉤にのらない。写真は恥ずかしいけどブログに載せるためになくなく映した24㎝のヤマトイワナ。ごめんなさい、こんな写真で。
 ちなみに、在来種を守るため、ニッコウイワナの放流に反対する運動が立ち上がっているそうです。ニッコウイワナの方が養殖をしやすい、という話は養魚場の方から聞いたことがありますが、もしかしたら繁殖力とか生命力もニッコウ種の方が強いのでしょうか。私や仲間の場合、ホームグランドで釣れるのはアマゴばかりですが、今回のようにまれにイワナを釣ったこともあります。そういえば、今までに1度だけ、この川でニッコウ種を釣ったことがあります。ヤマト(イワナ)の諸君、がんばってください、と心の中で祈りました。在来渓魚保存に興味のある方はブログやHPで見てみてください。

尺を越せない

2007年08月12日 | Weblog
 山梨の某有名河川へ。テンカラ大王こと石垣尚夫先生ほか4名。すごい川でした。釣れたのはすべてイワナですが、石垣先生は尺を4本、鬼吉兄は38㎝。私も初日は人が入った後だったため11匹、でも翌日は5時半から実質3時間で30匹超の釣果。あまりに釣れすぎて数えられなかったんだよね。ドライで勝負しているフライマンはさすがに苦戦していましたが、テンカラで半沈で誘うとウソのように魚が出ました。でもサイズが伸びず、残念ながら28㎝。どうしても尺を越せない。この川でだめなら、どこに行ってもだめでしょう。