Gute Reise

東大で西洋建築史の研究をしながら設計を勉強している大学院生の日々の記録です。リスボン大に1年間留学を終え、帰国しました。

火曜日

2016-10-11 | LISBOA・FAUL
1回目の中間講評。
最初に集まってスライドの分担などを話す。

しかし何故だか全然発表が始まらない。
先生は、ちょっとスライド見せてと言った班と話しっぱなしだし、
途中先生は席を離れ、発表が始まったのは終了30分前の12時頃。
結局1班しか発表できなかった。

A1のパネル3枚を月曜日編集した身としては、
先生の都合で発表出来ないのは解せないが、
ここでは教員の言うことが全てと月曜日Ritaから忠告を受けたばかり。
仕方ないかなぁと思うことにした。

しかし待っている間、ポルトガルの教育事情や
日本語の話を周辺の学生としたのが楽しかった。

写真は、その時書いていたメモ。
縦と横に無造作に引かれた線は、日本語の文章の読み方を説明したときに描いた。


Ritaの代までは小学校で早生まれもその年生まれの学年に含まれたそうで、
なんと彼女は20歳。驚きの若さ、、、笑

そしてポルトガルでは大学進学にかなり高校の内申点が重要らしく、
例えば、ポルト大(建築系最優秀とされている)に行こうと思うと、
20ポイント中18.6ポイントで最低ラインらしいのだ!考えられない。

しかしそういう入試の仕組みのせいか、みんな勉強する習慣がついている。
今回のプレゼン用の分析だって、分厚い資料の読み込みや情報の取捨選択の速さは見事だった。
自分も含め、最後の追い込みで合格できてしまう日本の入試に、改めて考えさせられた。


そういうわけで不完全燃焼だったので、Cais do Sodreまで行って、
本間さんに教えていただいた建築書専門店、Livraria A+Aへ。

端から端まで欲しい、、、となりつつ、立ち読みしながら、値段を通販サイトと検討する。

結局、Aires Mateusのエルクロッキーズと、
この書店が監修しているリスボンの建築案内を購入。

葛西さんに頼まれていたamagのバックナンバーも探したが、なかったので、
受付で聞くと、いつまでリスボンいますか?と聞かれ、1年ですと言うと、
探して連絡しますよと親切にも言ってくれた。

その後は、藝大のりさこちゃんにオススメしてもらったジェラート屋に行き、あまりの美味しさに驚く。
きっとこの書店からのジェラート屋は定番のルーティーンになるだろうな。

月曜日

2016-10-11 | LISBOA・FAUL
午前中、A1のパネルをパワポをもとに作成。結局3枚になった。
Ritaに完成したPDFを送り、LX Factoryに絵を描きに出かける。

Ritaから、パネルもうちょっとこうしてほしいという要望と、
A3版で提出するホルダーを他の子の分も同じ形式で作ってほしいという要望をもらったので、
キリのいいところで帰って、直しをして提出。

特に、各パネルに名前を入れることを強調されたのだが、

うるさくてごめん。ここの大学では、なんでも学生の責任になるから、
例えば先生が学生のパネルをなくしたときに、所有者がわからなかったりすると、
名前や学籍番号を書いていない学生の責任にされる。
私じゃないけど、前にそういう目に遭った子が実際いたの。

事務からの連絡のメールでさえ、証拠にスクショを取ったりするし、
心配なことは証拠のために確認のメールしたりする。
気をつけた方がいいと思う、、、とのことだった。