Gute Reise

東大で西洋建築史の研究をしながら設計を勉強している大学院生の日々の記録です。リスボン大に1年間留学を終え、帰国しました。

修論エスキス

2017-11-08 | TOKYO・修論①/空間構想とNAP
随分と間があいてしまいましたが、元気です。


そう言えば、無事に来年の4月から田根剛さんの事務所でのインターンが決まりました。
電話インタビューの感触としてはあまりよくなく笑(話が一方通行でボケのつもりだった言葉に何もリアクションがなかったりとかw)、心配でしたが、無事に通って本当によかったと思っています。
CVにAMAでインターンしていたことを書いてしまっているからには、その名に恥じないよう、精一杯頑張ります。




前回の更新からも色々なことがあり。
9月の中旬にAntoineが東京に来ていたので、彼を案内し、それからも定期的に連絡を取っていたのだけど、パリ行きが決まったことを伝えると、大層喜んでくれた。
また、パリ行きのことはソルボンヌに通うようこちゃんや、それからMaria、みずほさんなど、きっとまた滞在中に会う人を中心に連絡。
(もっとも、これで奨学金が通らなければ話は全ておじゃんなのだけど)

最近嬉しかったのが、面識はないのだけど、お互いにインスタをフォローし合っていて時々コメントもくれる元AMAのOlgaが、私に日本でオススメのギャラリーとか知らない?と話しかけてくれたこと。
友達に聞いてまた連絡するねと言ってあるのだけど、彼女はこちらも元AMAの彼と一緒に今はトゥールーズにいるそうで、私がパリに来学期行くことを伝えると、歓待するわと言ってくれた。
それから、元AMAのまた別の所員も今パリにいるらしい、恐るべし、AMAコミュニティ。。。


先生からは、半年行くと決まってしまったので、今のうちに修論進めておかないといけないですねと釘を刺される、、、
、、、ということで、今日、先生に時間を頂いて今考えていることについて相談させて頂く。

主に、前回のゼミで皆さんから指摘頂いたことをベースにしながら、最近読んだアルファマのシナゴーグに関しての文献のことなど。

中心部と比べたときのアルファマへの震災の影響について、文献によって表現が異なることを説明すると、アルファマの方が被害が少なかったという可能性に触れるならば、地形図などと照らし合わせながら視覚的に示すことができるといいのではないかとアドバイスを頂く。
また、私が一番最初にアルファマのどういったところに魅力を感じたのかを改めて思い直し、そしてそれを住宅の規模や道幅など、客観的なエレメンツで固めるという手法がいいのではないかと言って頂いた。

今私がリスボンから持ち帰った情報によって、私が思っていたよりもずっと詳細な分析が出来そう。
12月の頭のゼミまでに少し形にできるといいのだけど。