ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

薄い雪化粧の「東山」

2016年11月26日 | 四季のたより

 11月ももうすぐ終わろうとしております

 岩手県との境を1000m前後の高さで連なる山々を、「仙北平野」に住む人たちは親しみを込めて「東山」と呼んでいますが、「東山」がうっすらと雪化粧しました。それを眺めていると、いよいよ本格的な雪の季節が間近に迫ったことを実感します。

 雪化粧の山に夕日がさして影ができ、山ひだがはっきり見えると、山がぐっと近くなったように感じたので、カメラを持ち出して写してみました。

 写真中央が「真昼岳」です。小学校の校歌に「真昼の峰」の歌詞が出てくるのに、定年退職してこちらに戻るまで登ったことがありませんでした。歩く距離が一番少ない登山道は、峰越林道を県境まで車で登り、そこから尾根伝いに「真昼岳」を目指す道で、1時間半程度で着きます。頂上から見る「仙北平野」の眺めはまさに絶景です。天気がよければ、日本海、男鹿半島も見えます。

 ふるさとの山々は、そこに住む人にとっては日常的なごくありふれた風景として目に映るかも知れませんが、そこを離れた人にとっては、原風景として子供の頃の記憶につながるものと思います。「仙北平野」を歩いて掲載するこのブログでは、「東山」に限らず、あちこちから眺めた山の風景を写真に取り込みたいと考えております。

 




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