「語学学習に近道はない」と思ったほうが得かも

2008-02-27 00:00:49 | パワーアップ
このブログでも書いたことがありますが、ボチボチ外国語の勉強しとります。ただ外国語というのは勉強をしたからといってすぐに成果が出るわけでもありませんので、日常の勉強というのは大変地味で苦痛な作業です。

となれば、「何かもっと効果的な方法があるんちゃうんかい」という気持ちが湧いてくるというのが人の子というもの。しかしながらそういう気持ちがあると、いかにも今目の前にある勉強方法というのが非効率で無駄なものに感じられてしまい、モチベーションの維持が困難になります。

勉強をする前に、まず効果的な勉強方法はないものか、と探し回ったり、「効果的な方法が見つかったら死ぬ気で勉強しよう」などという出来もしない未来への期待に満足してしまいかねません。

もちろん昔のように検索効率の非常に悪い昔ながらの辞書を使うなど、物理的に非効率な勉強方法というのはあるとは思います。しかし、結局外国語を使いこなせるようになるためには、外国語の表現の仕方(文法)と単語を理解・記憶し、ネイティブの話すスピードに慣れ、加えて作文やスピーキングといったアウトプットにつなげられるようになる、ことが必要になります。

こうした単純な構造でとらえれば、やらなければならないのは、多くの外国語の文章を「読み、聞き」、その中でわからない文章の構成や単語をわかるまで調べることと、それをアウトプットする練習をする以外ありません。
わからない文章を何度読んでもわかりません。子供が言葉を覚えていくプロセスは、自分の話したい言葉と対応した現実の対象物があって、それを誰かが「こういうことがいいたいんか?」と言ってくれ、それを聞いて覚えていくものだと思います。そうした恵まれた環境が期待できない以上、自分で辞書や参考書を調べる他にないはずです。

よく言われることですが、私が中学生や高校生のころは、インターネットといった便利なものは普及していませんでした。それが現在では生の外国語がいくらでも簡単に手に入れることができますから、それらを使えばすぐに勉強が始められます。

いずれにせよ最近私自身が、何か面白い勉強方法はないものかと調べてはいるものの、一向に勉強をせず、能力向上の方はちっとも成果が表れてこないことに苛立ちを覚えつつあります。勉強方法で悩むのではなく、地味な勉強を始めて、その中で手持ちの教材等でもその外国語が理解できない、などの問題に直面してから、対処方法を考えたほうが良さそうです。

勉強はストレスですが、勉強方法で悩んで先に進まないのはもっとストレスだということに、ようやく気がついたということろでしょうか。

今時のスキャナ

2008-02-24 02:03:58 | パワーアップ
富士通 ScanSnap S300 FI-S300

富士通

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仕事が忙しくなると、机の周りが散らかっているのが無性に気になり始める、というありふれた性格の持ち主の私ですが、そうは言っても毎日毎日山のように資料が手元に届きますから、机の上には常に何かしらの資料が、それなりの量放置されています。

「資料は捨てた次の日に必要になる」という言葉を聞いたような気がしなくもなかったりするわけで、片付けるには今あるものを捨てる以外にないことはわかりつつも、なかなかそう簡単にいくものではありません。

そこで、以前より気になっていたスキャナを購入しました。いわゆるプリンタ複合機のスキャナは一台所有しているのですが、こいつで膨大な資料を一枚一枚チマチマ・ジーコジーコとスキャンしていては途中で「やっとれるかボケ!」と挫折することは火を見るより明らかです。というわけで、今回購入したのは「富士通 Scansnap S300」。なんと複数枚のページにわたる資料を、しかも両面でスキャナできるという優れモノです。

実際に使ってみると一度に20枚程度の資料であれば、ボタン一発で一気にPDFまたはJpegにしてくれます。もちろん資料を給紙する要領で継ぎ足していけばいくらページ数があっても問題ありません。

こんな便利なものが3万円弱で購入できるのですから、いい時代になったもんです。調子に乗って片っぱしからPDF化しています。

あえて欠点を言えば、白黒の設定で、いわゆる「グレースケール」での取り込みができません。白黒ハッキリさせたスキャンでは、相当に高精細の読み取り設定にしても何というかバミバミ感が残ります。というわけで私はすべてカラー設定。いまどきのパソコンはハードディスクもでかくなっていますし、カラーで多少スキャン結果の容量が大きくなったところで大した問題ではありません。

というわけで、私の机の引出しのスペースはモリモリ増加しておりますが、何といっても電子データの恐ろしいのはHDDやパソコン本体の不調により、一発でオシャカになる可能性があるということです。んなわけで、今後どうやってバックアップを取っていくのか、というルールを決める必要があります。

資料が多くて困っておられるお人にはストロングリーにお勧めします。

麻雀戦績(2008年第6回)

2008-02-21 01:31:35 | 麻雀
最近はすっかり麻雀の結果しかエントリしていませんが、本日も打ってまいりました。今日はやばかったです。後半に国士無双をアガってなんとかプラスでした。よく我慢して打てたと思います。
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【成績】+320ポイント(累計+2,250ポイント)

麻雀戦績(2008年第5回)

2008-02-17 00:56:14 | 麻雀
ぬるい面子ですから、マイナスになることはそうないと思いますが、もっともっとポイントを稼げる努力をしなければなりませんな。とはいえ本日は前半の調子の悪さに耐えて、よくしのぎました。
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【成績】+750ポイント(累計+1,930ポイント)

ポストは会社のためにある。

2008-02-01 01:00:50 | 雑記
私が所属している会社はまだ出来てそれほどの年数もないのですが、組織にはリーダーが必要ってなわけで、「潜在的な能力があるんちゃうか」と思われる従業員の昇格をこれまで進めてきました。んで近年そこそこリーダーのポストは埋まりつつある状態になってきたのですが、ここで各職場の管理者達から、「ポストはないけど、能力があるので部下を昇格させたいねん。何かポスト作るか、資格と職位を分けて専門者として昇格させてぇな」という要求が出されつつあります。

何とも呑気な要求ですので、「アカンに決まっとるやんけ」とやさしく諭す日々が続いておりますが、これらの管理者が最も誤解している点は、「ポストは誰のためにあるんか」ということです。タイトルにありますように、ポストは言うまでもなく会社のためにあります。

組織を作って、そこに管理監督者を置くのは、会社の意思決定の質やスピードを最大限に上げるために他なりません。命を掛けた戦争に行こうとする軍隊に所属していたなら、意思決定の阻害になりかねない変なポストを作って無理やり昇格させるようなことは彼らもしないでしょう。ですが、ぬるま湯会社生活を長年送ってきた人たちにとっては、そうした危機感・緊張感はすでになく、昇格が遅れる部下に何と言って説明したらよいかもわからず、ただただ「何とかしくれよぅ」と人に頼るしかないわけです。

確かに、会社で働く人たちにとって、能力が認められ、その結果として処遇が上がっていくということは、モチベーションの維持にとって不可欠ですが、それとポストの話とをごちゃまぜにしてはいけません。その人をどのように上手く処遇してあげられるか、ということこそ検討すべきことであって、組織の形態は最大限会社のことだけ考えて作るべきだと思います。頼むわホンマ。