Simulation CFDにて、解析用格子メッシュ数が異なると解析結果が異なることの比較をしてみました。
曲がり管路と調整弁的な管路途中構造部がある場合に、解析メッシュ数をどれくらいにすると適切かを上図のようにメッシュ密度を変更して解析してみました。
もっとも粗いメッシュが左下、細かいメッシュが左上となります。
この4パターンメッシュの場合の解析計算結果速度分布図を次に見てみます。
最終の流速分布を見ると、最も粗いメッシュでは、曲り部内側下流の速度低下領域が捉えられていないことがわかります。
しかしある程度以上のメッシュ密度からは最終結果がそれほど大きく変わらないこともわかります。
よって、ある機種の解析をする場合は何度かメッシュ密度を小から大に変えながら最低解析メッシュ数の必要設定を理解し、解析結果精度を上げる作業が必要です。