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雑居空間
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 データ・イーストから発売されたPCエンジンのARPG「魔界八犬伝SHADA」のプレイを開始しました。





何者かが“玉梓”を復活させようとしている…。
 遠い昔、恨みと憎しみをふりまきながら、人々を恐怖のどん底に落としいれた怨霊“玉梓”。しかし、里見の伏姫の正義の心を受け継ぐ八人の犬士たちが、不思議な霊に満ちた“宝玉(シャダ)”の力によってその“玉梓”を封じ込め、世界には平和が戻ったのだった。
 ところが、その封印が何者かによって盗まれてしまったのだ。このままでは国は滅び、この世は魔界になってしまう…。
 邪悪な陰謀を打ち破り、世界に平和を取り戻すために、一人の若者が立ち上がった。彼の名は“しん”。
 彼は八犬士の血を引く、知恵と勇気にあふれた若者だ。八つの“宝玉”と仲間を求めて“しん”は旅立つ、村を、国を、この世を救うために…。


「魔界八犬伝SHADA」マニュアルより


 このゲームは「南総里見八犬伝」をモチーフにしたARPGで、その後日談のような位置付けにあるようです。ただ、実は私、「南総里見八犬伝」は読んでいませんので、元ネタにどの程度準拠しているのかはよくわかりません。

 そう言えば最近全然書いていませんでしたけど、これ以降、「魔界八犬伝SHADA」のネタバレが大いに含まれています。ご注意ください。



 とある村からゲームスタート。ここが“しん”の住んでいる村なんでしょうか? マニュアルによればおそらく里見の村なのですが、ゲーム中には特に説明がないのでよく分かりません。
 とりあえず周囲の村人に話を聞くことに。畑の方に化け物が出たとか、大切な“むらくものくわ”を川べりに置いてきたという人もいます。なんか凄そうな名前の鍬だなぁ。
 村の外で「犬士はいるか?」と訪ねる謎の老人の目撃談も。果たして、敵か見方か。「ふさのむらにいくの?」なんてことを訪ねてくる娘もいますが、まだそんな話、出てませんから。でも、ふさのむらの入口には呪いがかかっていて、“おまもり”が必要だとかいう情報を入手しました。ま、先の話ですけどね。
 長老の家へ行くと、玉梓を復活させようという動きがあることを教えられました。ふさのむらから使者が来て、“してんのうのぞう”が盗まれたという連絡が入ったらしいです。“してんのう”と“けんしのたま”は、共に玉梓の封印なので、このままでは次の満月の夜になったら玉梓が目覚め、村が滅びてしまいます。玉梓を抑えることができるのは、犬士の血を引く者のみ。“しん”よ、他の七人と共に国を救うのじゃ! とかなんとか。
 依頼を受けると、300文のお金を渡されました。それを元手に、なんか不機嫌そうな顔をしている武器屋へと向かいます。



 わきざし200文、たけどう120文、やくそう100文という微妙な価格設定。両方一度には買えませんね。とりあえずわきざしだけ購入しておきます。
 “わきざし”を装備して、村の外へと出て行きます。





 外には鳥みたいな敵がウロウロ。適当に体当たりしてみたら、体力の消耗も無く何体か撃破することができました。でも調子に乗ってテキトーにぶつかったら、一瞬で死亡ですよ。



 うわー、あっけないなー。
 いろいろと試してみたところ、横や後ろからぶつかるか、いわゆる半キャラずらしをすれば大丈夫なようです。

 このゲームはどこでもセーブができて、死んだらそこからやり直すことができますので、こま目にセーブするのがお得ですね。ただしこのセーブは電源を切るかリセットするまでしか有効ではありませんので、電源を切るときは50文字に及ぶパスワードを記録しなくてはなりません。入力は面倒くさいですけど、キャプチャすれば記録間違いの心配は無いので、その点は安心ですね。

 敵を倒して120文溜め、“たけどう”を購入。防御力が5から10にアップして、正面からぶつかっても、1程度しかダメージを喰らわなくなりました。
 さらに2レベルにアップ。攻撃力は10→30、防御力は10→15。上昇値でかいなぁ。今戦っている鳥や犬は楽勝です。ただし、経験値も入らなくなっちゃいました。まあ、進行状況がわかり易くていいですけど。
 北の方に行くと川があり、その近くで“むらくも”を発見。村人に渡したら経験値をくれました。

 川の向こう側へ行くために橋を渡ろうとしたら、橋の向こうから“ガリョウ”と名乗る人物が現われました。
「きさま けんしだな? ここから さきへは いかしておく わけにはいかん ・・・」
 いや、日本語変だから。“行”と“生”をかけてる?
「この くには この“ガリョウ”の ものになる! じゃまをするものは すべて けしてやる! わたしの くにを つくるのだ!! ふわっはっはっ!」
 で、ガリョウが突っ込んできて体力をガリガリ削られ、いきなりHPが0になって死亡してしまいました。なんじゃそりゃー!
 体力満タンではなかったので、全回復してから再チャレンジ。やっぱりガリガリと削られましたが、今回はどうにかHPが2だけ残ってくれました。
 仕留めそこなっているのに、何処かへと立ち去るガリョウ。そこへ突然、どこからともなく八犬士の一人”どうせつ”がやってきました。“どうせつ”に手当てをしてもらい、体力満タン。しかし、“どうせつ”は先を急ぐと言って、さっさと行ってしまいました。あれ、仲間になるんじゃないの?
 しかしなぜか、“しん”の掌には“じんのたま”が握られていました。“どうせつ”が渡してくれたの? 展開がいろいろと意味不明ですな。



 少し進んだところに家を発見。ふさのむらかと思いきや、忍の里でした。
 ここで八犬士の一人、“しの”が登場します。ただ、彼の刀である“むらさめ”が何者かに盗まれてしまったので、今は力になれないそうです。それがないと玉梓を防ぐことができないのです。でも、“かえん”の術を教えてもらいました。
 忍の里とか言っていますが、ここには入ることのできない家が一軒建っているだけなので、先を急ぐことにします。

 その先のフィールドには、猿、蜘蛛、歩く木、タコ人間みたいなヤツがウロウロ。猿はまだ戦えますが、歩く木やタコ人間にはこちらの攻撃が効きません。強い武器は入手できないし、経験値もなかなかたまらないし、今は無視するしかなさそうです。
 北側にある崖にかかっている吊り橋のいくつかは落とされていますが、一本だけ無事なものがあります。そこを渡ると洞窟があり、中には“しの”がいました。ただ、まだ“むらさめ”が見つからないとかぼやいているだけで、特に何もなさそうです。
 その近くにダメージを喰らうエリアがあります。そこを無理やり通り抜けたら、その先がどうやらふさのむらのようです。ダメージを喰らうのが呪いだったみたいですね。
 呪いによってダメージを喰らった“しん”は、“しずの”という娘に助けてもらいます。



 どうやら彼女の妹である“けの”も、八犬士の一人のようです。しかし“けの”は、虹の塔へ行ったまま戻ってこないとか。“けの”を助ける約束をすると、“しずの”から“おまもり”を貰いました。これで呪いは無効になるんですかね。

 村を探索。武器・防具屋がありますが、高すぎて手が出ません。
 とある家に入ると、八犬士の一人“げんぱち”がいました。他にもこの村にはもう一人の八犬士“こぶんご”もいるとか。しかし、やはり八犬士の一人である“だいかく”が少し前に現われて、二人の持つ珠を持って逃げたため、力が出せないそうです。うーん、“だいかく”は何をやってるんだ?
 さらに情報を収集し、封印を調べるためにはこの村にある岩戸を開かないといけないということが判明しました。岩戸はこの村の北にあって、その前には“こぶんご”と思しき巨漢の人物がいます。しかし、犬士が三人集まらないとこの岩戸は開きません。この周辺に八犬士は何人かいますけど、まずは誰か二人に協力してもらわなくてはなりませんね。
 虹の塔は昔は忍者屋敷だったんだけど、今は化け物の巣に鳴っているという情報も。村には元忍者の頭だったという老人がいますが、魔物に襲われて若い者は連れ去られ、形見の“ぎやまん”も奪われたらしいです。さらに、刀を集めるのが生きがいになってしまったらしい忍者の生き残りもいるとか。情報が断片的で、どう役に立つのか今はよくわかりません。
 それから、「おおかみはしっぽがかくせない」っていう歌があるとか。“ふなむし”という占い師からは、“しん”の行く先は真っ暗なので、引き返したほうがいいですよ、というアドバイス。余計なお世話じゃ。

 村を出て西側に移動したら、洞窟のようなものがあったのですが、その前には人が立ちふさがっています。
「ちっ! そんなんじゃ くには すくえねえよ さっさと きえちめぇな!」
 何だろう? 何かが足りないんですかね? レベルか、アイテムか、それとも仲間か。
 うーん、どうしよう? とりあえずレベルアップするかなぁ。
 少し戻って経験値稼ぎ。こまめにセーブしながら猿を倒して3レベルになり、攻撃力は30→50、防御力は15→25にアップしました。相変わらず上がり幅がでかいですなぁ。これで猿は楽勝になり、木やタコには注意すれば勝てる(正面からぶつかると負ける)くらいになりました。
 でも、西の洞窟みたいなところにはまだ入れず。仕方がないのでもう1レベル上げて、4レベルに。攻撃力は50→70、防御力は25→35。やはり豪快な上がり方です。もうタコを倒しても経験値が入らなくなり、このエリアでの経験値稼ぎは打ち止めです。
 
 うーん、困った。順番から言えば、“むらさめ”を手に入れて“しの”を仲間にするのが先なのかなぁ? でも、“むらさめ”がある場所の心当たりが無いです。一旦前の方に戻ってみようかしらん。
 あ、もしかしたら、西にいるのが刀を集めるのが生きがいになっている忍者で、刀を持っていけば話が進むのかもしれません。村には防具屋しかなくて、そこで「“かたな”は一本しかないよ」とか言うくらいですから、多分、何かあるんでしょうね。
 “かたな”は800文。今の所持金は459文。あー、直前に“ぎんのわ”を買わなきゃ良かったなー。
 木やタコは、1匹倒すごとに5文落とすので、ざっと80匹ほど切り倒し、“かたな”を購入。攻撃力は+10なので、75になりましたよ。マニュアルにもそう書いてありますが、値段ほど強くないなぁ。
 そんなわけで、“かたな”を持って、西にいる人物の元へ。



 “けの”かよっ! “しずく”の妹でしょ? とても女には見えないのですが……。
 “けの”に“かたな”を渡すと中に入れてくれますが、“けの”はなぜか壊れた橋を渡ろうとして転落してしまいます。何やってんだか。しかも一度そこから出ると、また“けの”が入口に陣取っていて、“かたな”を持ってこないと中に入れてくれなくなります。なんなんだ……。

 どうやらここが虹の塔みたいですね。中は忍者屋敷になっています。“けの”が出てくるので、塔から出ないようにして攻略しなくてはなりません。
 敵は普通に倒せますが、油断するとそれなりにダメージも喰らいます。特に1キャラ分しか幅が無くて半キャラずらしができない通路がありますので、そこはダメージ覚悟で正面から突っ込まなくてはいけません。

 ほとんど一本道なのでずんずん進んでいくと、何故か塔の入口にいた“けの”が再登場。しかしどうやらこいつは本物の“けの”ではなかった模様。本物の“けの”は塔の最上階にいる魔物に捕まっているらしいです。そして問題は、“けの”をこの塔につれてきたのが、八犬士の一人であるはずの“だいかく”らしいということですね。“だいかく”は“げんぱち”と“こぶんご”の珠を奪ってもいますし、どういうつもりなんでしょうかね?
 偽の“けの”から、この塔の攻略に必要だという“かしのつえ”を入手して、さらに先を目指します。

 奥の部屋で“どうのかぎ”を入手。少し戻ったところで、通れなかった場所を通り、2階へ上がります。2階を探索していると、今度は“ぎんのかぎ”を発見。さらに“らいめい”の術も入手。“らいめい”は“かえん”よりも攻撃範囲が広いのですが、効いているんだかいないんだか、いまいちよく分かりません。
 2階の入口付近にあった鍵のかかった箱を“ぎんのかぎ”で開けると、中から“きんのかぎ”が出てきました。一つの塔で全部手に入るのか……。随分展開が早いなぁ。

 今度は3階へ。何故かこの階の敵にはこちらの攻撃が効きません。敵が強いだけなのか、それともアイテムが足りないのか。
 気にせず進んでいくと、とある部屋で“ぎやまん”を入手。忍者の頭が取られたやつですね。
 さらに進むと、ボスっぽいヤツが登場です。



 おおかみ、なのかなぁ? よくわからないっす。歌によれば、「おおかみはしっぽをかくせない」ので、シッポが弱点かと思ったのですが、どうもうまくダメージを与えられません。武器が弱いんじゃなくて、そもそも当り判定が無いような。
 頭部の辺りをウロウロするとダメージを喰らいますが、こちらからのダメージは通っていないようです。うーん、どうするんだろう? この階は雑魚にも攻撃が通らないし、先に何かしなくちゃいけないのかもしれません。“ぎやまん”も入手したし、一旦村に戻ってみましょうか。

 元忍者の頭のところに行ってみましたが、特に何もなし。新しい防具も高くて買えないし、結局なんの成果も無いままに、改めて塔に挑むことにしました。
 とりあえず、塔の1階で経験値稼ぎ&金稼ぎ。レベル5に上げて、攻撃力+20、防御力+10。その後3階に登ってみたら、今まで攻撃が通らなかった相手にもいくらかヒットするようになりました。あれ? これってもしかしたら、ボスに攻撃が通らなかったのも、単純に弱かったから?
 そんな訳で、改めて2階で経験値稼ぎをしてレベル6までアップ。改めてボスに挑んでみます。相変わらず強いのですが、タイミングによってはダメージが通ることもあります。これ、今まで弱かったから駄目だったのか、タイミングが悪かったから駄目だったのか、よくわかんないっす。でも、とりあえず倒す可能性が出てきたので元気も湧いてきますよ。
 3階でさらに経験値稼ぎを使用かとも思ったのですが、“てつのどう”を購入してそれなりに防御力も上がったので、もう一度ボスに挑戦。古いゲームだからしかたないかもしれませんけど、この経験値稼ぎの作業が結構大変ですよ。
 ある程度攻撃は通るものの、喰らうダメージも大きく、何度か敗北。しかし、敵にくっつかなくても、ちょっと離れたところに攻撃が当る部位があったので、そこを狙えば反撃を気にせずにダメージを与えることができることに気がつきました。後はノーダメージで、無事にボスを倒すことができました。やれやれ。
 ボスを倒して、“ちしんのう”を入手。これってもしかして、四天王の像の一つ? ああ、持国天とか、増長天とかじゃないんだ。

 ボスの間の奥に進むと、座敷牢の中に“けの”がいました。



 “けの”の話によれば、元々は“だいかく”から“しの”に刀(“むらさめ”ですね)を返して欲しいと頼まれたのですが、魔物に襲われて“だいかく”共々捕えられてしまったそうです。“だいかく”は何かの術をかけられてどこかへ行ってしまったそうで、多分魔物に操られてしまったんですね。
 “けの”は先に村に帰るので、これを“しの”に渡して欲しいと、“むらさめ”を預かります。早速塔を後にして“しの”の下へ、と思ったのですが、“しの”がいる洞窟に行くにはふさの村を通らなくてはならないので、先に“しずの”の家を訪れます。
 しかし家の前にいた“けの”の話では、なんと“しずの”は息をひきとってしまっていたそうです。そして亡くなる直前に、“しん”に“ひかりのけん”を取りもどして欲しいと言い残したそうです。
 “けの”が仲間になり、“てかがみ”というアイテムも入手したのはいいとして……。えーと、“しずの”は何故亡くなったの? “ひかりのけん”って何? “てかがみ”って何? その辺りの説明が全然無いんですけど……。このゲーム、説明不足の部分が多すぎて、かなり話が分かりにくいですよ。

 忍者の元頭の所に行ったら、今度は“ぎやまん”を渡すことができました。そのお礼に、“めいそう”の術を教えてもらいます。これは体力回復の術でして、攻撃呪文よりもずっと使い勝手が良さそうです。

 で、改めて“しの”のところへ。“むらさめ”を渡して、これでようやく仲間になってくれました。そして“むらさめ”を持っていったお礼として、“むらまさ”を貰います。なんか名前がゴツイなぁ。他のゲームなら、序盤で入手できるような武器じゃないでしょ、これ。

 さて、“けの”と“しの”が仲間になったので、これで岩戸を開けることができるはずです。力を失っている“こぶんご”から“おおよろい”を貰ったりして、岩戸の前へ。三人で力を合わせて岩戸を開くことには成功しましたが、思いのほか閉まる力が強く、このままではすぐに閉じてしまいます。
 そこで、“けの”と“しの”がなんとか踏ん張っている間に、“しん”だけでも岩戸を潜り抜けることになりました。“しん”が岩戸を抜けたそのすぐ後ろで、岩戸はまた、固く閉ざされてしまったのです。

 うーん、システム的に仲間が増えたらどう処理するんだろうと思っていたのですが、結局一人旅が続くわけですね。
 新たな土地に降り立ったところで、今回はここまで。

 ここまでプレイした限りですけど、このゲームはPCエンジンのARPGの金字塔であるイースとよく似てますね。イースはPCエンジン版の1~4しかやったことありませんし、それももう8年くらい前の記憶なので、どこまで似ているのかとかは保証できませんけど、あくまでも感覚的に、ね。



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