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 「Heroes of Might and Magic III」の拡張パック「Shadow of Death」のキャンペーン「Birth of a Barbarian」のシナリオ1「On the Run」をプレイしました。



Birth of a arbarian

Yog has been at the Bracada magic academy learning to be a Wizard, but his Barbarian heritage beckons him to follow the path of a warrior. Yog accepts Duke Winston Boragus' offer to join him in Krewlod. Unfortunately, the Wizards of Bracada will use all their powers to prevent him from leaving.


 このキャンペーンの主人公はWizard のYog です。



 Yog はBarbarian の父親と、Genie のWizard である母親との間に生まれました。Yog の青い皮膚は母親譲りなんですね。
 そのためYog はこれまでずっと、Bracada のマジックアカデミーでWizard になるための勉強を続けてきました。しかし彼は身体に流れるBarbarian の血を抑えることができませんでした。そこでYog は、Krewlod に来て一緒に戦わないかというWinston Boragus 公からの誘いに応えることにしたのです。
 しかしBracada のWizard たちも、Yog のこの裏切りを許しはしないでしょう。全力を挙げて、阻止しようとしてくるはずです。果たしてYog は、Bracada の追っ手を振り切り、Barbarian として新しい人生を歩むことができるのでしょうか。

 なお、Yog もまた普通のシナリオにも登場するHero なのですが、そこでは既にBarbarian となっています。



 このBarbarian のYog は、他のキャンペーンにも登場していましたので、時系列で言えばこの「Birth of Barbarian」が一番最初にくる話なのかもしれませんね。って、これでこのキャンペーンにDruid のGem が出てきたらどうしよう?



On the Run

Escape from Bracada and capture the Krewlodian town of Groa to win the scenario. However, if Yog is defeated in combat or fails to capture Groa in 5 months, the scenario is lost. Yog is limited to level 9 but will carry his experience and skils on to the next scenario.


 マップサイズはM。チームカラーはBlue で敵はRed となっています。難易度はデフォルトではNormal ですが、今回はHard に上げてプレイします。
 シナリオ開始前に、Spirit of Oppression、Pendant of Negativity、3 Nagas の中からひとつを選択します。Spirit of Pppression は戦闘中のMorale ボーナスを打ち消す効果ですが、こちらの有利な効果も打ち消してしまうのが難点。Pendant of Negativity はLightning Bolt とChain Lightning の効果を打ち消す便利アイテムです。Naga も強いのですが、今回はPendant にしておきましょう。

 まずはYog の独白から物語は始まります。

All my life I have been studying magic under the Wizards of Bracada to please my mother, a Genie. But it is the blood of my Barbarian father that runs through my veins, and I feel that my hands were meant to carry a sword rather than a staff. Fate seems to agree, for I have received an invitation from Duke Winston Boragus of Krewlod to join his army. The time has come for me to leave this place, but I know that my teachers will not permit that without a fight.

 そしてゲーム開始後、以下のメッセージが届きます。

Born the son of a Barbarian chieftain and a Genie enchantress, you have always found your mind to be at odds with your heart. your mother enrolled you in the magic academy at a young age, but as much as you tried to fulfill her wish for you to grow up to become Wizard, you found academy life to be excruciatingly boring. In many ways you were more like your father, spending your time engaged in swordplay rather than studying your magic textbooks. To your teacher's dismay, your studies suffered as your fighting skills grew. However, the more the academy attempted to discipline you, the more you came to hate magic and yearn for a more adventurous life.
Such a life always seemed out of your grasp until last week, when you received an invitation from Winston Boragus, the Duke of Krewlod, to join his armed forces. Your reputation as a swordsman had reached the neighboring country of Krewlod, and the Duke, who desperately needed to supplement his armed forces, was aggressively seeking foreign recruits. You saw this opportunity as a sign that now was the time for you to give up your life of magic.
Knowing how zealously the academy guards its secrets, you are certain they will close the borders and give you chase. Undaunted, you send one of your sparring partners out find a town where you could build up troops to help you fight your way to Krewlod. Last night your friend sent word of a town not far from Calarnen. All you have to do is follow the road south, and you would get to safety in a few days.

 Yog の剣士としての腕前は、周辺諸国にまで轟いていました。それを見込んで、Krewlod のWinston Boragus 公から、自分の軍に加わらないかという誘いの声がかけてもらったYog は、Bracada を捨ててKrewlod に行く決心をしたのです。しかしマジックアカデミーも、そう簡単にはそれを許してはくれないでしょう。国境を封鎖して、Yog の逃亡を阻んでくるはずです。なんとか追っ手を振り切って、Krewlod の町・Groa まで辿り着かなくてはなりません。



 Hero は北東にいるYog と、南西にいるBattle Mage のTerek の2人。所有している町はありません。
 Yog のすぐ傍にRed のTower がありますが、そこにはfew Titan がいるので、初期の軍勢ではこの町に手を出すことはできません。どこか他の町を探さないといけませんね。
 Terek の周りにはGreen Keymaster's Tent と宝箱、War Machine Factory がありますが、A pack of Magi が行く手を塞いでいるので、そこから外に出て行くことができません。誰かがMagi を倒すまで、ここで足止めです。

 ちなみに、Barbarian のYog のSpecialty はCyclops ですが、Wizard のYog のSpecialty はChain Lightning ですので、Yog は初期状態で既にChain Lightning を覚えています。ただし、Yog はWizard のくせにKnowledge が1しかないので(普通は3)、Spell Point も10しかなく(普通は30)、当面はSpell Point を24消費するChain Lightning を使うことはできません。
 さらに、Wizard なら誰でも最初から所有しているはずのSpell Book も持っていません。うーん、魔法嫌いはわかるけど、ゲーム的には明らかに不利なんですが。

 4日目に書かれたYog の日誌より。

「逃走してから4日。友人から教えられた町が何処にあるのか、徴候すら未だみつからない。しかし、俺を捕えるためにAine というWizard が送り込まれたという情報を入手したので、とにかく急がなくてはならない。希望を繋ぐためには、早く町をみつけ、国境を越えるための軍隊を組織するしかない」

 Yog はマップ東部を南下していきます。しかし町を発見することはできません。そのまま1週間が経過して、敗北してしまいました。
 ありゃりゃ。進む方向間違えちゃったかな。



 改めて、最初からやり直し。
 今度は南西方向へと伸びる道を進み、マップ中央部へ。途中、西部へと伸びる道が2本ありますが、いずれもLight Blue Border Gate に塞がれていて通ることができません。
 仕方がないので、そのまま南西部まで到達。道はGreen Border Gate へと通じています。ここは通ることができるのですが、残念ながらここでタイムアップ。ありゃりゃ。
 ですが、道中にあったHut of the Magi により、目指すGroa はマップ北東の端にあることが判明します。もちろん山の向こうにあるので、すぐに向かうというわけにはいかないんですけどね。



 改めて、最初からやり直し。
 今度はあまり寄り道をせず、急いでマップ南西部へと移動し、Gate をくぐってその先まで探索します。
 ギリギリ7日目に、南西部で中立のTower・Padon を発見。守備隊はおらず、無事に町の入手に成功しました。やれやれ。



 8日目に書かれたYog の日誌より。
「我々はPadon に辿り着いた。充分な軍隊を組織するには時間がかかるだろうが、まずは順調と言えるだろう。しかし、国境の門はそう長い間Aine を防いでおくことはできないだろう。
今朝、Aine の追跡を振り切るための根拠を探すために、国境を越えてKrewlod 側へとスカウトを放った。とにかく速やかにBracada を脱出しなくてはならない」

 マップ南西部でMagi を倒し、Terek を救出。ま、所詮Level 1 なんで、そんなに役に立つわけでもないんですけどね。
 北西部へ向かうにはLight Blue Border Gate を通らなくてはなりませんが、そのTent はマップ南西部にあります。その前にいるのは、A Pack of Naga Queen。当面はこれを倒すのが目標になりますかね。
 また、Tent のところまで行くには、最初にいた北東の町からマップ東部を計有して大きく回っていかなくてはなりません。最初のプレイで失敗したルートですね。ですので、まずはAine がいた北東のTower を攻略するのが先決でしょうか。

 なお、Yog にSpell book を買おうとしたのですが、Yog は全ての魔法を諦めたので、買うことができませんでした。彼の余暇は戦闘技術を学ぶために使われなくてはならない、というのは立派な決意なんですけど、どこのBarbarian だってSpell Book くらい持ってますよ? つーか、魔法が使えないってのは、今後のキャンペーンにおいても、ものすごいディスアドバンテージになるわけですが……。

 14日目に書かれたYog の日誌より。
「昨夜遅く、先に放っていたスカウトが、Krewlod との国境の東にGroa という町があるという良いニュースを持って帰ってきた。また、国境警備隊がとても堅固であるとも報告してきた。その全てを特定することはできなかったが、少なくともTitan、Naga Queen、Arch Mage などがいるようだ。そこを突破するためには、充分準備していかなくてはならないだろう」

 23日目に、Yog はNecromancy に関する魔術の本を発見しました。しかしYog がその本を見たのは、初めてのことではありませんでした。
 マジックアカデミーにいたとき、Yog はVidomina という学生と恋に落ちました。Yog とは正反対に、本が好きな学究肌であるところに惹かれたようです。その辺は父親譲りなのかもしれませんね。
 彼女はその時間のほとんどを難解な魔術の研究書を探すことに費やし、遂に今Yog の持つ書物の写本を入手するに至りました。しかし教師たちのアドバイスに逆らってその書物を研究していった結果、そこに刻まれた邪悪な象形文字の力によって、Vidomina はNecromancer へと変貌してしまったのです。
 今、彼女はDeyja に住んでいます。Yog はさっそくこの本を彼女に売り払ってしまったのでした。
 ……それでまあ、10 Gem と7000 Gold を入手したのですが、えーと、それでいいの?

 しばらく軍勢を溜めてから北東へ進路を取ります。敵Hero が留守の間にこっそりとTower を奪取。すぐにAine が戻ってきて襲われてしまいますが、やたら溜め込んだArch Magi とMaster Genie が頑張ってくれてどうにか勝利。Aine が最後まで戦わず、途中で逃げてくれたのも助かりました。
 周囲にいるRed の残党を倒しつつ、マップの東の端から南の端を通って、Light Blue Keymaster's Tent の前まで移動、Naga Queen を倒して無事にTent を訪問します。これでマップを対角線で分けた南東側半分はこちらのテリトリーですよ。北西側とは3箇所のLight Blue Border Gate でつながっているのですが、敵は全然そこを通ってこないので、もしかしたら敵は通れないのかもしれませんね。だとすると、かなり楽になるのですが。

 Tent まで行ったYog はまた歩いて戻ってくるのに時間がかかるので、その間に少し軍勢を蓄えていた他のHero で北西エリアへと侵入してみます。
 まずは南西のGate から侵入し、すぐ近くにあったRed のTower を攻略。近くにはRed のHero がまだウロウロしていますが、それほど強くないのでなんとかあしらえそうです。

 西部には湖があり、そこから先へ進むには舟を使わなくてはなりません。いろいろ探索している間にYog が戻ってきたので、軍勢をYog に集めて北西部へと進軍していきます。



 対岸に上陸してさらにずんずん進んでいくと、かなり強そうなRed のGarrison がありました。

 ここで、Yog の日誌から抜粋です。
「国境を越える前に、我が部隊に休養を与える。以前スカウトによってもたらされた報告通り、警備は厳重だ。我が部隊の連中は恐れを抱いているようだが、みんな耐えてくれるだろうと思う。もしここを突破することができたなら、士気は大いに上がるだろう」

 このGarrison には、Tower の軍勢が一式揃っていました。Titan の数だけは負けていましたが、それ以外はこちらが優勢。Hero に率いられているかどうかの差もあり、どうにか撃破に成功します。

 Garrison を抜けたところで、さらに、日誌の続きです。
「激しい戦いだった。これほどの被害が出るとは予想していなかった。次はより慎重にならなくてはならないが、今のところそれは済んだことだ。国境を突破したことで、アカデミーの襲撃が止んでくれればいいのだが。このエリアはとても歩きにくい。それに、Aine がKrewlod に侵入してきたことをBoragus 公が知るのにも、少し時間がかかるだろう」

 Garrison の手前なのですが、湖を渡った先にあったけど見逃していたTower を攻略。Red もそろそろ力尽きてる感じで、あまり強くはありませんでした。
 この段階で、Yog は既にLevel 9に到達しています。戦闘もそれほど激しくなさそうなので、主力の軍勢を他のHero に預けて、Yog はスキルアップに勤しむことにします。

 マップの南東半分はずっと雪原が広がっていたのですが、Garrison の向こう側はCrewlod の領地らしく荒地になっています。
 マップ北部を探索。道が分かれているところで、Yog の日誌からの抜粋です。

「この規模の軍では山を通ることができないので、南に進路を取るようスカウトから進言があった。2-4日ほど南に進軍し、Groa の町へと続く谷の入口を進むだろう」

 このとき進軍していたのはYog ではなくて別の人なのですがそれはさておき、アドバイスはありがたいものの、結局マップ全てを探索するからとりあえずはどうでもいいんですけどね。

 数日後、Red が滅亡します。あ、もうRed の町は無かったのか。Yog が魔法使えないから、他のHero でもView Air とか使うのを忘れてましたよ。



 あとはGroa に辿り着くだけですね。ずんずん進んでいくと、Groa の前にはQuest Guard がありました。ここのクエストは、Yog 以外通さないよというものなので、Yog が来れば問題ありません。
The guards here say they have orders to only let Yog pass.
 というわけで、スキルアップの旅から戻ったYog でQuest Guard を突破します。
 しかし、その先にはBehemoth がいました。

「我々は何年もこの谷で平和に暮らしてきた。今、お前達は軍を率い、我々を滅ぼさんとしている。そのような侵略を許すことはできない」
 Yog はそのような意志は無いことを説明しようとしますが、それを理解してもらう前に戦闘状態に突入してしまいました。ああ、無駄な血が流れてしまう……。
 Behemoth たちは結構強かったけど、さすがにそうは負けません。問題なく勝利を収めます。

 ここで、このシナリオ最後のYog 日誌です。
「この戦いは避けられたかもしれない。我々に対する疑いが弱まるまでこの地で辛抱することこそ私の望みであり、血を流す必要などなかった。町の人たちはAncient Behemoth をけしかけるほど怯えていたのだろう。このまま町に行ったとしたら、また警戒されてしまうという心配もあるが、Ancient Behemoth がいなくなったことによって、町の防備は薄くなっているだろう。部隊を休ませているとき、Groa を攻撃する計画を立てた。もしイニシアチブを取る別なチャンスを彼らに与えてしまったら、彼らが今度は何を放ってくるかわかったものではないのだから」
 あれ? Groa って友好的な町じゃないの? なんか無駄に軋轢を生んでいる気がするのですが。

 そんなこんなで、いよいよGror へ。そこにはやはり、きっちりと守備隊がいました。Ancient Behemoth こそいませんが、それなりの数が揃っています。でもまあ、勝利するのに問題はありません。ボコボコとやっつけて、シナリオクリアとなりました。





 クリア日数は2ヶ月と3週間と6日で83日。戦闘面は、北東のTower を奪ってからは楽でした。でもうねうねとした複雑な地形だったので、移動だけで日が過ぎてしまうことが多かったような気がします。





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