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県立館林美術館 「土ー大地のちから」展 ~8月31日まで

2008年07月24日 20時37分41秒 | 公共施設
 県立館林美術館HPはこちらからどうぞ。

 
 驚きましたの一言につきます。
土を素材、対象とした美術とは、見てみるまで
全く想像できませんでした。
展示室内は身近な土を素材とした表現作品が大規模に
繰り広げられていました。
見過ごしている作品もあると思います。
印象に残っている展示品、作品をメモしたいと思います。
多くの方にぜひ見ていただきたいものと思います。


 「土とわたしたちのくらし」コーナーでは

 まず断層剥離標本が迎えてくれます。
地層がずれて動いたところをそのまま剥ぎ取った
高さ300cm幅600cmの
藤岡市保美の平井断層。そのほか
縄文土器、埴輪、タイル、土管、、瓦、農機具、便器‥‥
製作途中の土壁もあります。

 入ってみるまでこのような展示品にまみえるとは
想像だにしておりませんでした。
それだけに楽しかったですね。
「こういう農機具は使ったことあるわねー」とか
「子どものころ高根の山を掘って出てきたといって
学校に持ってきたクラスメートがいたわねーー」とか
昔を思い出しながら見て周りました。

 写真や映像によるさまざまな「土の姿」もあります。
作品もそうですが土を対象として取り組む
作者の姿勢に私は圧倒されます。


 伊藤公象氏の《地の襞・踊る土ー焼凍土による》。
土の塊のような焼凍土がそれこそ沢山、広い展示室に
一見ぶちまけたように並べられています。
私にとって衝撃的な出会いです。


 栗田宏一氏の《ソイル・ライブラリー》。
微妙に異なる色の土の入った小さなガラス瓶400本。
全長2000cm、ずらーと並んでいます。
瓶には一つ一つ地名のラベルが張ってあります。
これも芸術作品なんですね。


 渡辺泰幸氏の《土の音》
このコーナーは叩くと音を出すボールのような焼き物が
所狭しと並んでいます。
マレット(木琴の棒のようなもの)を貸して下さり
自由に叩いて音を楽しむことができます。
連れ合いとしばらく叩いて音を楽しみました。
童心にかえったようです。
微妙に異なる音は土の音とは思えませんでした。
でも確かに土から生まれた作品なんですね。


 今回、自分のもっていた芸術作品のイメージが
ぶち壊された感じがします。
見せていただいてほんとに良かったと思いました。 

 
 美術館を出てきて一番初めの会話は「面白かったね」でした。

どういう風にして運んでこられたのかなー
作品をどうやって綺麗に保っているのかなー
なんて思いつつ帰ってきました。

 関連イベントも豊富です。

出品作家によるアーティスト・トーク
(既に6月28日終了)
学芸員による作品解説会
子どもギャラリートーク
創作体験コーナー

ワークショップは
渡辺泰幸氏「土の音を作る・焼く・聴く」
栗田宏一氏「たてばやしの土」
伊藤公象氏「土から“たからもの”」

ボランティアも募集しています。
詳細は県立館林美術館HPへどうぞ。



 
 



 
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イル・コルネット 県立館林美術館のレストラン

2008年07月10日 23時12分30秒 | 喫茶 手作りケーキ 小物雑貨 お店色々
 まだ一度も入ったことがなかったものですから
遠方の方のご質問に答えるために
県立館林美術館のレストランに行っていただいてきました。


 駐車場に入るには一番奥まで進んで入ります。
車をおりて小さい橋を渡りますが、
橋の手前右手に自動販売機とトイレがあります。

 橋の上から左手を写しました。まもなく睡蓮の花も咲くでしょう。




 
 右手の方です。鯉の姿は見れませんでした。





 前方の美術館。





 今の催しは






 なお進むとレストランの案内が出ています。





 案内に従って右折して水面を過ぎる通路を行くと
レストラン「イル・コルネット」です。


 入口の案内から





 




 私はベジタブルスープカレー  1155円
ごはんとパンどちらかを選びます。





 夫はビールとつまみにソーセージと
ハッシュドビーフ  1155円を注文しました。





 今日はありませんでしたがシーフードグラタン  1155円
もあるようです。うしろの席のご婦人が「おいしいのよーー」と
お話しているのが聞こえてきましたよ。


 お食事をいただいた人は希望すれば
各150円の追加でショコラとコーヒーをいただくことができます。






 お食事も美味しく外の景色は広々として
気持ちの良いひとときを賜りました。
こんなに綺麗に手入れをされた芝生は見たことありませんね。





 時間がなかったもので落ちついていただけなくて
残念でしたがまたゆっくりと行きたいと思っています。

 パンが美味しかったので孫のお土産に購入して帰りました。


イル・コルネット

電話 0276-76-8811





 

 

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