熱帯ゆるゆる日記

マレーシアでの期間限定生活日記。
2008年駐在開始、そして2011年 本帰国しました。

X'mas絵本アドベント日記・9

2010年12月06日 07時00分25秒 | クリスマス・アドベント

 

 

 

さて 今日は アストリッド・リンドグレーン特集


1昨年 生誕100年を記念して 岩波から『遊んで遊んで』が 出版されました。
子ども時代に遊んだことが 文学のもとになったと 語っています。

遊んで遊ん でリンドグレーンの子ども時代 [大型本]

 

クリスティーナ ビヨルク (著), エヴァ エリクソン (イラスト), Christina Bj¨ork (原著), Eva Eriksson (原著), 石井 登志子 (翻訳)

この本の舞台は、スウェーデン南東部、スモーランド地方の小さな町ヴィンメルビーにある、ネース農場。

そこには、働き者の両親と、四人の兄妹が暮らしていました。

父サメラウグストと母ハンナは、子どもたちを温かく見守り、元気な少女アストリッドは、一つ年上の兄グンナルや、妹のスティーナ、インゲエードとともに、ゆたかな自然のなかでのびのびと成長します。

そして、そばには、生涯の友となるマディケンもいました。

50年近くにわたって、たくさんのすばらしい物語を生みだした作家アストリッド・リンドグレーン。」あふれる空想力の、秘密の泉は、ここに…。

リンドグレーンは いつも 子どもの視線です。

いつも 子どもの味方です。

我が子を育てるにあたって 迷いや悩みが襲うとき この本は わたしを元気づけてくれました。

 

あそんで あそんで そんな子ども時代があるからこそ  幸せな時間が おとなにある





大きな大事件も 奇抜な出来事もないけれど
子どもたちの生活には 輝くばかりの毎日が あります。
それを 生き生きと描いたのが 彼女の物語では ないでしょうか。




●馬小屋のクリスマス

アストリッド リンドグレーン (著), ラーシュ クリンティング (イラスト), Astrid Lindgren (原著), Lars Klinting (原著), うらた あつこ (翻訳)

むかしむかし、暗くて寒い冬の夜、ふるぼけた馬小屋のなかでひとりのあかんぼうがうまれました。

そのとき、小屋の上の空たかく、クリスマスの星がかがやきはじめたのです。


●こうしはそりにのって

アストリッド リンドグレーン (著), マーリット テーンクヴィスト (イラスト), Astrid Lindgren (原著), Marit T¨ornqvist (原著), 今井 冬美 (翻訳)

ククリスマスが近づいた、ある雪の日、ベックフルトさんが、町でめすのこうしを一頭かいました。

ところが、家へかえるとちゅう、よっぱらってこうしをそりからほうりだしてしまいました。

こうしをひろったヨハンは、大よろこび。さて、こうしはヨハンのこうしになったのでしょうか。

● クリスマスをまつリサベット

アストリッド・リンドグレーン (著), イロン・ヴィークランド (イラスト), 石井 登志子 (翻訳)
もうすぐクリスマス。おもしろ荘に住んでいるリサベットはおねえちゃんのマディケンやお手伝

いのアルバといっしょにクリスマスの話ばかりしています。

川に氷がはった朝、マディケンとリサベットはちょっとした冒険を…。

●やかまし村のクリスマス

アストリッド リンドグレーン (著), イロン ヴィークランド (イラスト), Astrid Lindgren (原著), Ilon Wikland (原著), おざき よし (翻訳)

やかまし村の子どもはクリスマスが来るととっても楽しくなります。みんなでたきぎを運んで、ツリーをかざって準備をするのです。
ロングセラークリスマス絵本。。

 

●ぴちぴちカイサとクリスマスのひみつ

リンドグレーン (著), ヴィークランド (イラスト), 山内 清子 (翻訳)

北欧の暮らしが 伝わる絵と 心温まるお話です

 


●雪の森のリサベット

アストリッド リンドグレーン (著), イロン ヴィークランド (イラスト), Astrid Lindgren (原著), Ilon Wikland (原著), 石井 登志子 (翻訳)

町へクリスマスの買い物に出かけた幼いリサベット。
いたずら心で知らないおじさんのそりのうしろに乗ってしまい、あげくに森の中に置き去りにされてしまいます 
不安と闘いながら、家に帰ろうとがんばる小さな子どもの気持ちをリンドグレーンが丁寧に描く、心温まる幼年童話

 

●ロッタちゃんとクリスマスツリー

アストリッド=リンドグレーン (著), イロン=ヴィークランド (イラスト), やまむろ しずか (翻訳)
映画にもなったロッタちゃんシリーズの絵本。
ロッタがクリスマスツリーを手に入れるまでに いろいろなことが起きます。
おしゃまなロッタは あなたの家にも わたしの家にもいる子どもの姿です。
子供だけでなく大人も手元においておきたい楽しめる絵本です。

また、絵がかわいらしく、スウェーデンの冬の景色や生活が暖かいタッチで伝わってきます。
ロッタちゃんの冬の着こなしもかわいい。







昨年は『カイサとおばあちゃん』が 出版されました。




ところで リンドグレーンといえば ウ″ィークランドの絵がつくことが多いです。
絵本の素晴らしい挿し絵も 楽しみです。


寒い北欧の空気と湿度が   ウ″ィークランドによって 生き生きと表現されていて 絵も見所です。

絵画は 経験の中で 培われるという実感です


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