続・KOOさんのENJOY LIFE

日々身のまわりに起こった出来事などへの思いを綴っています・・・・・ちょっときれいな写真と共に・・・

高齢者大学校 世界の文化 「アンデスの文化遺産盗掘者との対話」

2017年06月23日 21時46分15秒 | 日記

 アンデス遺跡は盗掘が激しく、考古学者を困らせているようです。今回、なぜ盗掘?盗掘者の実態は?などを現地でつぶさに調べた話を聞きました。 当たり前の話ですが、「あなたは盗掘者ですか?」と尋ねた時に 「そうです。」という人はいないので、ちょっと愉快な苦労話が多かったです。 詳しくは「アンデスの文化遺産を活かす  考古学者と盗掘者の対話」という本にまとめてあるそうです。
 広大な発掘予定地にある夜、スコップ、つるはしなどを持った人を満載したトラックがやって来て 適当な間隔でトラックから降ろして、掘っ立て小屋のようなものを建てさせるそうです。その人たちが住み着き、やがて電気が通り 道路ができ 町が出来上がっていくそうです。盗掘品(金製品)はお金になり、青銅品は呪術師の道具になるそうです。
 でも、日本から出向いている考古学者の先生たちは 発掘製品を現地に建てた博物館に並べて見学者に説明する喜びを感じ始めてくれた・・・と喜んでおられました。 わが国でも古墳などが盗掘された例は数多くあります。
 午後のクラスミーティングの時間、今年のクラスは班活動の時間として有効活用することになっています。 今回その1回目、早速近くのピースおおさかへ行きました。ここは以前入館しましたが 展示がリニューアルされており、改めて大阪の戦禍の様子を見学できました。

ンデス遺跡の関雄二先生。               ↑広大な遺跡が不法占拠され、その後電気、道路が通り、町が形成されます。

↑興味深い「考古学者と盗掘者の対話」の本です。  ↑ ペルーの遺跡地図です。

↑午後は班活動で ピースおおさかへ出向きました。見学を終えた所でパチリ!です。