Steady does it.

written by taropoo

点と線

2009-08-19 22:49:12 | くだらない話
昨日だったか、報道ステーションの特集で、博多の屋台で働く人の政治に対する声を紹介していました。
インタヴューの2人目、どこかで見たことあるような顔が、登場しました。
それは大学の卒業前に行った九州旅行で立ち寄った博多屋台のご主人でした。
料理の味はあんまり思い出せないけど、おじさんの出で立ちと夜の博多の雰囲気はばっちり覚えています。
おじさんは僕らにいろいろ話しかけてくれて、雑学にも詳しかったりして。
なんでか忘れられないのは、「姉さん女房はいいヨ」って言われたこと。妙に納得してしまった。


さて、おひさしぶりです。
そんな感じで、ふとした瞬間に思い出が時空を飛び越えてきます。

気づけば猛ダッシュで25歳の誕生日を通過していました。
四半世紀生きたよ、と父親に言ってみたら笑われました。

いろんなところに行って、いろんなものをみて、いろんなことを思って、なんていちいち意識もせず、日々一生懸命生きています。

最近、「なんでもノート」を付け始めました。
とある本で紹介していた整理法の請け売りですが、スケジュールも、日記も、仕事もプライベートも、スーパーに行く時の買い物メモも、公共料金の領収書も、給与明細も、ダイエットの推移も、とにかくあらゆるものをこのノートに一元化管理してしまおうという作戦。
元々なにかを整理するときに、ついつい細かくカテゴライズしようと頑張った結果頓挫するという、自分の悪い癖をなんとかしたかったので、そもそも分類なんてしないこのやり方は、自分の性にものすごく合っているような気がします。

いろんなベクトルの先にある、全然関係なさそうなものどうしが、いつの間にかつながってたらいいなと思います。


オピニオンミスリーダー

2009-07-23 23:59:59 | くだらない話
フレッシュオールスター。

さっき、夜のニュースのスポーツコーナーでハイライトを観ましたけど。
ニュース23とニュースZEROの2つ観ましたけど。

どっちも、映ったのは巨人の大田泰示と日本ハムの中田翔だけでしたよ。
しかもほとんど、ヒットがつながった場面だけ。

結果はイースタン7-0ウエスタンだったそうで。
MVPに輝いた中田は4打数2安打2打点の大活躍~って、他の5点はどうやって取ったの?
大田にいたっては5打数1安打。打率2割。
それよりウエスタンを0点に抑えた投手陣は?優秀選手に輝いた4人は?

何故、こんなことになっちゃうんでしょう。
若い選手にとっては、アピールする貴重なチャンスだし、観てるほうとしても、中田や大田以外にもこんな選手がいるよっていうのを紹介してほしいのに、なぜ、期待されたホームランの出なかった中田や、ヒット1本の大田ばかりが映ってしまうのか。
はっきり言ってもっと報道のしかたがあるんじゃないかと思います。

スポーツだけじゃなくて、政治の話でも事件の話でもそうだけど、
知りたいのはそんなことじゃないんだけどな…
て思うことがよくある僕はマイノリティなのでしょうか。

どうも表面だけなぞっているばかりで、最近のテレビはあんまりおもしろくないですね。


メキシカンライス

2009-07-21 23:50:52 | くだらない話
豚肉こま切れとニンジンとにんにくスライスを焼き肉のたれでがっつり炒めて、手でちぎったレタスと小さく切ったトマトをささっと混ぜて、平皿によそった白ごはんの上にのせてマヨネーズかけて食べる。

てな料理をつくりました。

大学を思い出しました。

というか、大学の中にある食堂のおばちゃんの顔を思い出しました。

懐かしすぎです。
卒業してから、1度しか大学のキャンパスに行っていないのは、大学が嫌いだからというわけではなくて、むしろめちゃくちゃ楽しかったのを思い出さないようにしてるというか、そのせいで今の暮らしに対して虚しくなっちゃいそうでちょっと怖いから、なのかもしれません。
今がつまらないなんて思わないけど、過去が美しすぎる。

僕の中で西千葉キャンパスは、どうも卒業した日から時が止まってしまったようでして。

大学の友達と会うのは、そんなことはまったく思わないんですけどね。

今度千葉に行くのはきっと、島根での生活が終わって、再び東京での生活が始まって、少し落ち着いたらになるんじゃないかなと思っています。
千葉に向かう下りの総武線の車内で、異常なまでに緊張している自分が容易に想像できます。


まさか千葉がそんな特別な街になるとはね。


いいわけ

2009-07-19 15:00:01 | くだらない話
仕事が忙しくってブログなんて書いてらんなかったです。

6月はハッキリ言ってストレスのたまる日々でした。
6月は1年で1番ひまな時期だよと言われて、たしかに外からの〆切モノはほとんどなかったし、事実自分の島のみんなは毎日定時に帰ってました。
でも、お勉強と称して先輩がいろいろ宿題を出してくるもんだから、それに応えるために僕だけ毎日残ってました。
1年で1番ひまな時期だから、残業代などとてもいただけませんでした。

たしかに勉強にはなったから、頑張ってよかったとは思ってるけど、周りにいいわけなんてしたくない、聞き分けの良い後輩でありたい、そんなことばかり考えながら過ごしてきた、6月。

そして7月前半は1年で1番忙しい時期と言われました。
たしかに相当忙しかったけど、グループのみんなが忙しかったからか、それより6月が精神的にしんどすぎたからか、7月は全然苦ではなかった。
そんな大繁忙期もこないだ終了しました。

先週末に打ち上げがてら食べた安い回転寿司も、ビールも、今年1番うまかったような気がします。

ROOKIESブームの理由

2009-06-11 23:52:58 | くだらない話
別に約束しているわけじゃないけど、なんとなくお昼を共にしている職場の先輩がおりまして(30代半ば?個人的には船越英一郎似だと思っていて、でも口にしたことはない)、その人が昨日は食堂に姿をあらわさなかったんですね。
今日のお昼に聞いたら、どうやら昨日はお休みを取って、(4歳と1歳の御子息は保育園に預けたまま)奥さんと2人で映画を観に行っていたらしいです。

素敵ですね。そういうのを当たり前にする人になりたい。

さて、観た映画は「ROOKIES」だったそう。
ドラマの続きで、高2の夏が終わったあと?からの話、なんですよね、たしか。
僕はドラマも観ていないので、いきなり映画を観にいく気にもならないけど、今さらながらドラマ観ていなかったことにちょっと後悔だな。
同期が毎週コツコツ録画したDVDを借りた(買い取った?)までは良かったが、ナゼカうちのPCで再生できなかったという事がありまして・・・(そっち系に疎すぎて原因を突き止める気も起きない)そのうえ、ここへきて先輩のお惚気ですからね。そりゃ見たくもなりますよ。

ただ原作の漫画のほうは、学生のときに全巻買って、それこそもう5回も6回も7回も8回も読みました。

だから今さらドラマで見なくても、内容は知ってるしなぁ。
というのがひとつ、
それに野球を題材にするドラマとかって、たいがい肝心の野球のシーンが迫力に欠けていたりわかりやすい合成だったりであんまり好きじゃないんだよなぁ。
というのがひとつ。

ま、でも結果的に今はちょっと後悔しているわけだけども。

それはさておき。

ドラマ化・映画化のブームにあやかってか、「ROOKIES勝利学」という本が出ているのをご存じですか?

しかもその著者が「吉野敬介」なんですけど、ご存じですか?

そうです、代ゼミで古文を教えていた人です。
僕は河合塾生だったのに知ってます。
高校3年のとき、熊谷の代ゼミサテラインに通っていた友達が「吉野が、吉野が」と騒いでいたので。

この本は、安仁屋や新庄にも劣らない不良だった吉野先生が、川藤にも劣らない熱血教師として現在にいたっている吉野先生が、「ROOKIES」という漫画を分析することを通じてその自身の経験や信念を書き綴っているものです。
面白いのでぜひ読んでみてください。

その吉野先生のモットーとして紹介されている言葉が
「今、頑張れないヤツは、一生頑張れない」

なんて気持ちの良い言葉なんでしょう。

僕は高校受験のとき、「頑張る」という言葉に嫌悪感を抱いたことがあったんです。
親や先生は毎日のように「頑張れ」といってくるけど、要するに何をすればいいかわからないよってね。
別の言葉に言い換えたらちょっとはわかりやすくなるかなと思っても、ちょうど良い言葉も思い浮かばないし、英語にもそんな動詞無いよなぁとか思ったりして。

でもあるとき、何がきっかけだったかは覚えていませんが、「頑張る」は「頑張る」でしかないんだという考えに至りました。
英語に無いのは、「頑張る」は日本人特有の行動原理だからなんだ。きっとそうだ。ってね。

それは、自分に課した目標をクリアするために、行動を起こすことであり、悩むことであり、失敗してもこらえることであり、成功するために立ち止まってみることであり、そしてしたたかに努力することであり。
なんだ、言葉で表すと難しいけど、今まで野球でやってきたことと一緒じゃないか。
そう思えたら、「頑張る」というのは、その抽象性ゆえ逃げ口上に使う文句なのではなく、むしろ自分を駆り立てていく、攻めのフレーズなんだという考えに自然にたどり着いたのを今でも覚えています。

そのことを当たり前に投げかけている「ROOKIES」。
その爽快感が、僕も含め多くの人の心を刺激しているのでしょうかね。