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たりの「ぼーっと。」

隙を突いて日記をちょいちょい更新中。
鉱物・化石,自転車放浪,旅などなど、ぼーっとしつつも書いていきます。

早慶レガッタ

2006-04-16 11:21:57 | スポーツ

意外と知られていない、実は海外ではメジャースポーツの第一位であろう、

ボート

そして世界の三大対校レガッタ(ボートレース)に数えられる、これまた知られていない、

早慶レガッタ

が、本日隅田川で行われました。

 

そもそもレガッタとは…

イタリア語の「レガータ」:覇を競う争い

に由来し、現在はボートレースの事を意味します(早慶レガッタHPより)。

へー、知らなかった。

 

メインレースは「対校エイト」といって、8人の漕ぎ手と、1人の舵取り(コックス)が一つの艇に乗り込んで行う3,000mの試合です。

僕ら慶應医学部のボート部では、早稲田大学理工学部との「学部対校レガッタ」という試合に出させて頂いています。

しかし!今まで十年程行われているこの学部対校で、今年まで1度しか勝った事がありませんでした。やはり向こうは人数も多く、体格がいい人がたくさんいるため、若干不利な部分があったりして。ま、そんなのは結局言い訳にしかならないんですけど。

今年は僕より下の学年でクルーを編成し、フォア(4漕手、1コックス)を出しました。オーストラリアへの遠征があったため、お世辞にも練習時間は長かったとはいえず、先輩としてもどきどきだったのです。

レースは1,000m。スタートから慶應がレート(1分間の漕ぐ回数)も高くリードし、ばたつく早稲田を尻目にぐいぐい押し上げていく。中盤では隅田川特有の荒波にオールをとられるも、何とか立て直し、その後は差を縮められることなく突き放して2艇身差で堂々の勝利!実に4年ぶりの雪辱を果たしたのでした。

 

僕は漕がなかったのですが、本当に我が事のようにうれしく、またきてくれた新入生も感動してくれたようでした。

ボートは結局試合を見ないとその感動が伝わらず、敬遠されがちなんですけど、何人もの人がオールの動きをぴったりと合わせて漕いでいる様子は、見ていて惚れ惚れします。そしてその時のスピード感をえもいわれぬものがあります。

遠征したオーストラリアでは本当に川があればボートをしているくらいメジャースポーツなのに、日本ではまだまだ環境整備ができておらず、認知度もいまいち。もう少し啓蒙活動がされると良いんですが。

鈴木杏の「がんばっていきまっしょい」もいまいちだったみたいだし。あ、またボートの単発ドラマやるみたいですけどね。期待。

 

とにかく、ボートは見る機会があったら是非見てほしい競技の一つですねー。

 

いや、とにかく今日は僕らの部にとってはおめでたい日でありました。


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