信仰の山 御嶽山
「きそのな~ あ なかのりさ~ん・・・」
という節をつい口ずさんでしまう。
連なる山々がない独立峰のこの山に 王滝口(日の原)より詣でる
第一の鳥居をくぐり、見上げれば真っ青な空とくっきり頂上
登り3時間の予定で歩き出す
大黒様にお参りし「大江権現」(第2の鳥居)に到着
この先は明治9年まで女人禁制だった修験者の登山道が続く
朝の空気はできたての香りがする
いたるところに 霜柱。それも長い(高い?)
久しぶりに霜柱を踏むといい音が朝の空気を通して耳に届く
久しぶりに霜柱を踏むといい音が朝の空気を通して耳に届く
7合目、金剛童子から臨む頂上には
頂上小屋が見える
眼下に見える駐車場からここまで1時間
童子は何を見つめ・・・何を願う
ここから毎日この景色を眺め続ける
風雨風雪にも負けず・・・
風雨風雪にも負けず・・・
8合目と9合目の間に水場 一口水
一滴一滴水が滴っているのだが
王滝頂上に到着
お社と社務所、山荘があるが、この時期はもう冬支度
ここから御嶽山の頂上まではなんと25分
本当にそんな時間であそこのてっぺんまでいけるのだろうか?
途中に「御嶽教御神火祭斎場」
その向かいに「まごころの塔」???
ちょっと眼を転じると
硫黄の噴煙 シューシューと音を立てている
マグマ大使が出てきそうな ここは活火山であった
頂上山荘から最後のひと登り
鳥居をくぐれば、そこは頂上
最後の一登りで、白装束の神主らしきおじいさんに抜かれてしまった
毎日登っているのだろうか、天狗のようなスピードで登り
頂上ではかまを締めなおし、あっという間に下っていかれる。
ニノ池
雲ひとつ無い空
360度のパノラマに思わず言葉がない
遠く富士山を含め、南アルプス・中央アルプスの山並み
眼を転じると北アルプスの常念岳・槍ヶ岳などもくっきりと見える
もうひとつ眼を転じると我らの白山
下山もいつもはさっさか下るところだが
今日はもったいなくてゆっくり景色を楽しみながら歩く
今日はもったいなくてゆっくり景色を楽しみながら歩く
今年春に登った「塩見岳」も眺望
気象庁の火山観測施設があったり
残っていたナナカマドの赤い実と風雪に耐えてる木々
そして葉を落とし冬支度のダケカンバ
大黒様と御嶽山
どこまでも青い空と青い山並み
今年最高の展望を記憶におさめ、私の山じまい
この水場で、一口水を飲まれたのでしょうか?
そして天狗に出遭ったんですね~! @@;
はい、すっかり紅葉終わって、冬支度です。
その分、人が少なくて歩きやすかったです^^;
それに、純粋無垢な
重なり合う山と青い空だけの風景は
変に彩がない分シンプルで記憶に焼きつきました!
折り重なる山々を見るとき、いったい私は何を思うのでしょうか…。
ちっぽけな自分。ちっぽけな悩み。
壮大な自然の前では何もかもがどうでもよくなりそうな気がします。
こんばんは。
真っ青な空を眺めるだけでも
気持ちが清々します。
ご一緒しましょう~♪是非!