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危機を読んで図書館(場外)乱島

2013-02-15 09:02:58 | 今月のお薦め_XX.20XX
関東の図書隊が動かなければ、今頃、○○は領土でなくなっていたかもしれない。
少なくとも国際の裁きを受ける事を避けていた大国が裁判に積極的になっていただろう。
そうなると、これまで、裁判をもち掛けていた側としては分の悪い話と考えていい。
最終的に武力により守る意志がないのは、
領土の放棄とみなすという、乱暴な論理が成り立つお膳立て、
アジアの大国は時間をかけて手筈を整えていた。
自衛隊の封じ込めばかりか、国内の検閲に特化している良化隊ですら、
動き出せない楔が打たれていた。
それは、表には出していないというより、法務省の一部の願望に過ぎない有事の備えの
側面を良化隊にはあるという情報までつかんでいたからで、隣国の本気が窺える。

しかし、一図書隊員の判断により何事も起きなかった。
強引なやり口には違いなかったから、事後、内外からの非難は半端ではなかったが、
どれも感情的なものであった。実際、思いもやらない極東島国の切り返しに
アジアの大国は、なんとか外交問題に発展させたいところであったが
遺憾の意を表すのが精一杯。従って、国内の反発も感情論にしかならず
それだけ、見事なカウンターを図書特殊部隊は決めた。実働は堂上夫妻たちであったが
主導は柴崎に他ならない。

隣国の仕掛けに国の最重要ポジションであらば24時間程度の
考える時間はあったかもしれないが、ポジションが下がるに連れて、
思考をめぐらす時間は減っていく。ニュース速報で知った柴崎は一国民に過ぎず
10分は愚か、速報を見ての反応時間しか判断の猶予がなかっただろう。
それでも、一瞬の葛藤や迷いがなかったわけではない。
しかし、日頃から本を守ることは文化や国を守ることで平和に繋がる本気で思っている柴崎。
領土の正当性をアピールすることは検閲を抗うことと差異はない。
また、主導権を相手に握らせないのは交渉事鉄則、そのために動ける公的な武装は図書のみ。

島に本を届けるため図書隊が動けば、検閲するため良化隊は動き、
管轄を超えた戦闘を孕んだ状況に自衛隊の枷も外れるだろう。
何より、法務一部の有事プランの存在がある。切っ掛けだけで十分だ。
今頃気付いた、○島は関東圏だ、躊躇する理由などない。
先ずは稲嶺さん、次にお義兄さんに連絡する。それから、親友の旦那だ。
(おしまい)

危機を読んで

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