「たにぬねの」のブログ

いつも、閲覧いただき、大感謝!!

危機を読んで図書館妄争_更新0

2013-02-15 09:53:26 | 今月のお薦め_XX.20XX
ほとんどのパラレルにおいて、郁も柴崎もよき夫伴侶とかわいい子どもに恵まれ、
幸せな家庭を作りつつ、図書館戦争の1兵卒としてそれぞれ充実した年を重ねていた。
しかし、このパラレルにおいて、それぞれ、数奇な歩をしているものとして扱う。

旧姓・柴崎は良化隊・図書隊・自衛隊が合併したセルフノチカラの初代提督して、
忙殺の日々を、郁は生きる英雄として後輩の指導に追われる日々を送っていた。
とはいえ、時々、旧友とディナーの設定をするぐらいの時間の捻出はできなくはないようだ。

提督になって初めて会う柴崎を郁は
1年目で司令を口にしたときは、単純におどろいちゃったけど
それがかわいく見えちゃうよねぇー、三隊くっつけた初めての提督ご就任とは、
などと高いテンションで称える。

対して、今回の人事は柴崎自身が書いた筋書きではないどころか
預かり知らぬ遠くで各省庁、政治家、その他諸々の綱引きの結果、彼らの世界から見て、
誰とも強い繋がりのない、皆様のご都合によるところ人選の結果、
決定した提督の職に過ぎないので不本意あり、お褒めを頂戴するようなことではない、
とピシャリ。さらに、いずれにしても、
女性、それから50代にしてこの美貌もあるか、
てかっ、性別と見た目が理由だなんて、無能な人間だからなったみたいで腹が立つわ、
と柴崎節を炸裂させた。

再び、郁。違うでしょ、(見てくれ面についてはスルーして、)加えて、
清廉潔白?違うなー、清廉漆黒か、兎に角、どこかに偏っていないから選ばれたってことでしょ。
あんたのポジションでどこにも日和らないって、相当の頭が切れる証明じゃないの。
で、国を動かすようなお人たちに実力を認められた上の任命なわけで。

ほめる必要性もない人事に、我がことのように喜んでいる証かと
改めて郁の人の良さにいたみいり、
郁も50代では有り得ないプロポーションをキープしていることに普段から感心していたけど
それだけじゃなくて、頭の方は、むしろ進歩しているみたい、すごいよ、
難しいこともわかるようになったのね、とリップサービス。
もっとも、動かしている連中の上から目線が気に入らないとは、口に出さない。
(もうちょっと妄想させてください、つづく)

危機を読んで

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 危機を読んで図書館(場外)乱島 | トップ | →♂♀←_no.2_2013:Saffron the ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

今月のお薦め_XX.20XX」カテゴリの最新記事