この記事に愉快写真追加。
髪切ってから沖縄に行けばよかったと、激しく後悔中。私の考えるお金持ちってのは、美容院にいける時間と余裕がいくらでもある人のことです。くすん。
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さて、本題。
忙しくなると、なんとなく、つい手ごろな娯楽でストレスを解消したくなるのですが、今週は、漫画をいくつか買いました。
秘密の新選組 1巻 太田出版
すでにお読みになっている方もいらっしゃると思いますが、ええーと、
太田出版の
「エロティックス」で連載されている漫画です。探索方の山崎がもってきた秘薬は、なんと、えぇと、それが、また、その、うそ、まじ? 池田屋襲撃の背後にはそんな事情がっ? という漫画です。新選組の歴史と同じく、最初は楽しいのだけど、だんだん暗い影が覆ってくる物語の流れ、なのに、三宅乱丈節がことこまかに顔を出すという、「えぇーっと、ここ、笑っていいんでしょうか? それとも?」という漫画。沖田君が河原で大変な目にあうくだりなんかは、目を覆いたくなる悲惨さで・・・。
諸怪志異 (4) 燕見鬼 双葉社
諸星大二郎さんの作品は、新刊が出てるのか出てないのかは、どこで連載されているかわからないので、本屋さんでしか確認が取れないことが多いのだけど、新刊が出れば必ず平積みにされる。ありがたや。ありがたや。世界の諸星大二郎ファンに幸あれ!
見鬼の阿鬼ちゃん大活躍の中国伝奇シリーズ。実に6年ぶりの新作だそうで、気がつくと、諸星先生の作品とは、ずいぶんと長い時間をかけてつきあっていることになる。そしてそれが可能な稀有な才能の持ち主。
ところで、課長、あたいが貸した「西遊妖猿伝」、今度まとめて返してね。
不思議な少年 (1)(2) 講談社
まとめて読むと味わい深いです。
今週、週刊モーニングを買って読んでみたのですが(「
誰も寝てはならぬ 」が休載で悲しい・・芯から悲しい)、「不思議な少年」が掲載されており、その柱に書かれているあおり文にそそられて購入。以下はその一例。
第6話「タマラとドミトリ」 遥かな未来。人から神からも忘れられた土地にある夫婦がいた。幸せを求めて、ここではない”どこか遠く”を夢見る妻・タマラ。タマラが一生かけて見つけた幸せとはなんだったのか。
2巻に収録されているこの話が好き。じんわりと胸があたたかくなります。