日々是脱力。

長野県塩尻市で田宮流居合・全日本剣道連盟居合を稽古しています。
刀を振っているつもりが刀に振り回されている日々。

鞘の補修 その1

2017年12月17日 | 居合道
居合道を始めて最初に購入した居合刀、初心者の頃に鞘を割ってしまったことがありました。
そのときは「パキッ」と、それはもう冷や汗が出るほど小気味いい音が響きました。


そのときの補修がこれです。 



使ったものは「釣竿の竿巻糸」ナイロン100%


この糸を隙間なくきっちり巻いて、その上から黒の漆を塗りました。

今はその刀より少し長い別の刀を使っているのですが、なんと今度は知らないうちに鞘が割れていました。
身に覚えがない。しかし鞘が割れている。

こんな感じ。あぁ、イヤですね。  


放置しているとどんどん割れてくるので、またまた補修することにしました。
今度は、竿巻糸ではなくて籐巻きの補修に挑戦!


補修に使用した籐。幅2.5mm



パッケージにはこれが3巻入っていました。その一つを使います



籐の端はカッターで削って、先を細くしておきます



水に浸けて柔らかくして、鞘に巻いていきます

籐の切れ端を差し込んであるのは、巻き終わりの端を差し込む隙間を作るためです
作った隙間から端をくぐらせて、余った部分をカッターで切ります



端の始末をして、巻き終わり 




栗形まできっちり巻いて、30cmほど余りました。 


【鞘の補修 その2】に続く! 





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