義父が亡くなりまして。

３ヶ月ぶりにブログを書く。
なぜこんなに空いてしまったかというと、タイトルどおりの理由である。
７月の半ばすぎ、義父は突然倒れ急死した。
その日から、葬儀やらいろんな手続きやらでしばらくばたばたしていたというわけだ。
今月のはじめに四十九日の法要を終え、手続き関係もおおかた済んで、
ようやく気持ちに余裕が出てきた感じだ。
何がそんなに大変だったかといえば、
やはり突然のことだったのと、夫が一人息子だということだろう。
専業主婦で年老いた義母は一人では何もできず、
ほとんどのことを我々二人でこなしてきたのだ。
休みの度に実家へ行くことになり、夫はストレスが溜まりまくっていた。
義父が亡くなって悲しむべきなのだろうが、
それよりも次から次へと用事が湧いてきてそれどころではなかった。
人間が死ぬということはこんなにも煩わしいことなのか。
猫ちゃんが亡くなったときは純粋に悲しめたのに、
(実際、半年経った今でも毎日思い出しては涙が出てくる。)
お義父さんには悪いが、正直まだそれほど悲しみは湧いてこないよ。
もっと遊びに行ってあげればよかったという後悔はあるけどね。


というわけで、義父の死を通して、子無し夫婦の自分たちの行く末も考えるようになった。
私たちは自分たちで後始末をしなければならない。
どちらかが先に死ぬわけだが、残された方が困らないようにしたい。
そのためには出来る限りシンプルに生きていきたい。
なるべく自分のことは自分でやって、お互いに依存しすぎないようにしたい。
ライフワークの身辺整理にますます磨きがかかるのだ。