実写映画「魁!!男塾」

試写会に行ってきました。

原作の驚邏大四凶殺編あたりまでを描いています。ただ、以下のように原作とは大きく話が異なっています。

・Ｊがいない。
・雷電もいない。
・驚邏大三凶殺になってる。
・極小路秀麻呂がやたら全面に出ている。もはや準主役。
・虎丸が獄悔房に閉じこめられず、普通に最初から一号生になじんでいる。

その他原作にない話が色々ありました。テニミュ氷帝学園の伊達晃二が歌ったりしてました。

配役は皆さん結構はまり役だと思います。ただ虎丸だけはちょっと違いました。細いし、声高いし。キャラクターは虎丸そのものなのですが、なんだか残念です。演じている方は山田優の弟らしいのですが、配役決定には何か政治的なものがあったのでしょうか。

そんな感じに、この映画は原作ファンをあまりターゲットにしていないのかと思いました。原作ファンじゃない人にはそれなりに面白いのかなぁ。まぁ、今まで男塾を知らなかっただけで、知ったらはまるような人にとっては面白いのかと思います。
　ただ、最後の戦いがやたらだらだらしていた気がしました。主演・監督・脚本の坂口拓さんがたくさん出たかっただけなんじゃないか、とか思いながら見ていました。

まぁ、原作ファンの私的には、それなりに面白かったんですけどね。