べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

懸念(けねん)は学力低下より突破力|推薦・専願で合格したら

2011年02月02日 | 私から保護者へ
 熊本県内でも、中学受験や国立電波高専の合格発表が続きます。公立高校前期入試の発表を待つ受験生もいるでしょう。

 無事合格通知を受けとったら、おめでとう!

 まだ試験の終わっていないまわりの受験生には、気づかいを。それから、最後まで試験勉強を続け合格をもぎとりにくるこれからの合格者に、括目(かつもく・注意して見る)せよ!

参考記事:
中高一貫校・推薦合格の中学三年生と、高校進学前にこれを


>受験を知らない子供たち、懸念(けねん・気がかり)は学力低下より突破力(東洋経済オンライン・パソコンむけ

>ある上場企業の人事担当者の話。「入社2年目ぐらいから伸びない、つまずく若手社員にある共通点がある。それは大学入試を一般受験ではなく、AO入試(アドミッション・オフィス入試、学科試験ではなく、大学が求める学生像に照らし合わせて合否を決める)や推薦で入学していること」。

 文部科学省によれば、2009年度の大学入学者のうち、私立大学の場合、AO入試が10%、推薦入試が41%と、非学力型入試の割合が半数を超えている。国公立大学でも計17%に及ぶ。国公立、私立とも急増しているのはAO入試だ。AO入試は1990年に慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスが初めて導入、97年の中央教育審議会が答申で入試改善の方策として挙げたことを受け、各大学が競うように採用した。

 しかし、08年12月には推奨した中央教育審自身がAO入試増加などを受け「入試の選抜機能が低下、入学者の学力水準を担保することが困難になりつつある」と指摘している。


>AO・推薦組増加の影響として、教育関係者からは基礎学力低下を懸念する声が多いのに対し、企業の採用・人事担当者の受け止め方はやや異なる。人事支援サービスのHRプロの寺澤康介社長は「基礎学力の低下も確かにあるが、企業の採用担当者が首をかしげるのは、コミュニケーション能力や競争心のなさ」と言う。「社会では壁にぶつかったときにそれを乗り越える突破力が求められる。また異文化に遭遇したときには、それに接点を見いだすコミュニケーション力が必要だ。受験では一発勝負に挑む覚悟と集中力が磨かれる。その経験の多寡に企業は注目しているのでは」(同氏)と分析する。


>しかし、「受験勉強に鍛えられた」とノーベル化学賞を受賞した根岸英一・米バデュー大学特別教授は語った。前出の櫨氏は「受験勉強は必要悪。試験があるから勉強する。繰り返し勉強した経験は受験時しかない」という。1月15~16日に大学入試センター試験が実施される。全国で約55万人が受験する。あのときの緊張感、高揚感をいま一度思い出すとき、大人になるうえで欠くことのできない通過儀礼であったと振り返る人は少なくないのではないだろうか。(ここまで引用)

(資料)会社役員に聞きました。受験勉強は役に立ちましたか?


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