べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

「考える」ってどういうこと?|プロだって四年かかる

2009年10月24日 | 中学受験までに
 写真は、北海道と東北地方6県。「東北楽天ゴールデンイーグルス」は、東北地方の宮城(みやぎ)県仙台(せんだい)市にある野球チームです。


 「考える」とは、いままで練習してきたことのなかから、今なにをすべきかを「判断」するということ。

 練習もなしに思いなやんでみても、問題は解決しません。だれもやったことがない新しい発見は、経験をつまなければムリでしょう。

 「考える」とは、持って生まれた「才能」ではないのです。

 考えろと言われて答えが出ない。それは、解決にむすびつかないことを思いなやむだけだったり、新しいことをムリに思いつこうとしているからではありませんか?


 野球で勝ちたいなら、自分個人だけがヒットを打つことより、チーム全体でランナーを塁(るい)にすすめるほうが確実です。結論はシンプル(単純)。なにも目新しいことではありません。そして、能力のあるプロの選手でも、自分で「考える」までに四年かかるという話です。(塾長)


ダイヤモンド・オンライン(PC)
楽天はなぜ強くなったのか? 野村流『考える野球』の秘密に迫る」より

 高校時代、「九州のイチロー」と呼ばれたほど、高い打撃技術を持つ鉄平選手。これまでチームの成績は二の次、プロで生き残るには、自らの成績が第一だと信じてきた。しかし上位争いを繰り広げる中で、野村監督が言う「状況に応じたバッティング」とは何かを考え続けた。それが、あの会心の打撃として結実した。ノーアウトランナー2塁、去年なら迷わずヒット狙っていた。引っ張るのが難しい外角への変化球を、ゴロで一塁へ。ランナーを進めることに成功した。当時首位打者争いをしていた状況の中でも、打率を下げてでもランナーを進めるという選択に、全く迷いはなかったという。

 野村監督が目指すのは「考える野球」。それが監督就任後4年たって選手たちに浸透したということなのでしょう。番組のゲスト、スポーツジャーナリストの生島淳さんはこう解説してくれました。「最初にプレーイングマネジャーを引き受けた南海時代は4年目でリーグ優勝。ヤクルトの監督時代も4年で日本一。監督の指導内容を選手たちが頭で理解し、それを体現していくにはやはり時間がかかるのです。阪神だけは例外ですが・・・」。(ここまで引用)


 「考える」とは、いままで練習してきたことのなかから、今なにをすべきかを「判断」するということなのです。


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