べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

【ワールドカップ・南アフリカ】カメルーン戦を中学英語で

2010年06月15日 | 英語
 14日カメルーン戦を観ました?

 心配いりません。今日の題材は読めます!英語にかぎらず、背景になる状況(じょうきょう)がわかれば読むのはかんたんですね。


 イギリス人記者が南アフリカのスタジアムから実況(じっきょう)しています。試合運びの事実と記者の率直(そっちょく)な感想があらわれていておもしろい。

 それではイギリスの新聞「ガーディアン」から、英字ニュースでカメルーン戦を読んでみましょう。まずは、段落ごとにおおざっぱに意味をとります。わかりにくい単語は、とばしてかまいません。


23 min: Help, this is dull. I really want to enjoy this World Cup, but it's testing my patience.

39 min: YOU'RE NOT GOING TO BELIEVE THIS BUT... GOAL!!! Japan 1-0 Cameroon.

guardian.co.uk


 どうでしょう?わからない単語はあると思いますが、なにを伝えようとしているのかはおおよそわかると思います。

Help, I want to enjoy this World Cup, but / たすけて、私は今回のワールドカップを楽しみたいと思っている、しかし…

 ここで記者が伝えたいのは、楽しくないよと言うこと。試合の流れが単調だったことを思い出せばよくわかります。

YOU'RE NOT GOING TO BELIEVE THIS BUT... GOAL!!! Japan / これ信じられないだろうけど…日本ゴオオオル!!!

 文字が太字になっていて本当に予想外だったことを率直にあらわしています。大会前の強化試合の結果を見ていたでしょうから。


Help, this is dull. / たすけて。これ(この試合)はつまらないよ。

I really want to enjoy this World Cup, / 私は今回のワールドカップを本当に楽しみたいと思っている。

but it's testing my patience. / しかし、これ(この試合)は私のがまん強さを試している。

 "test" は「テスト」のこと。ここでは動詞で「テストする、試す」ですね。


もとの記事のタイトルにそえられた"as it happens"

as it happens / 意外かもしれないが、実のところ、たまたま


 相手に"伝える"ことだけが目的なら、読解はかんたんです。主語+動詞+目的語といった基本文型は無視できませんが、長い文章は無理に日本語としてつなげようとせず区切って読んでかまわない。インタビューの同時通訳をイメージしてみましょう。


 入試のようにはじめて読む文章では、単語力で差が出やすいんですけどね。(塾長)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。