永年勤続ご褒美海外旅行（２） ～こぼれ話（１）～

＜こぼれ話　～機上のハプニング～＞

　１年前から楽しみにしていた「永年勤続ご褒美海外旅行」の幕が開けた途端、旅にはつきもののハプニングが起こりました。

１st ハプニング
　旅の一番大事なお供といえばカメラ。国内旅行にはデジタル一眼レフと１２倍ズームの３代目コンパクトデジカメをお供にしましたが、デジタル一眼レフは既述のとおり内部にゴミがついてしまったので、今回は自宅待機に。で、コンデジ３代目と３倍ズームのコンデジ２代目をお供にすることにしたのです。

　例によって、飛行機の中でも景色や食事を撮りまくるので、を座席に常駐？させていたところ...えっと、ビジネスクラスのシートは座面の両脇にちょうどが置けるくらいのスペースがある（背もたれがリクライニングするのではなく、座面が前に滑り出るようになっています）ので、これはいい塩梅とそこにを置いていたのです。で、寝るためにシートを水平にして休んだわけです。
　スナックが出る時間になり、またスナックのスナップを撮ろうとだ～りんがに電源を入れましたが、入らない...　何度やっても入らない...　あれこれやってもウンともスンとも言わない......　
　そのうち、「おい、液晶にヒビが入ってるぞ！」

　「また何やったんだ？」
　「何もやってないよ......（しのごのしのごの...）」
　「どこに置いてた？」
　「シートの横の溝......（もじもじもぞもぞ...）」
　「ここ？　なんでそんなとこに置いてたの？　シート倒したときに挟むか何かしたんじゃないのか？」
　「そう？か、な、、、？（もじもじきょときょと...）」
　「どーしてそんな所に置くかなー。あ～あ、またやっちゃった～」（私には２代目をジュース漬けにした前科がある。カメラに限らなければ、破壊したものは数知れない...）
　「......（もじもじきょときょと...）」　どうせ私が悪いのよ～、あ～あ...

　っということで、イギリスの風光明媚な景色と本場英国式庭園の花を撮るのが目的の旅なのに、性能の良い方のをしょっぱなから失ってしまったのでした。自業自得とはいえ、なんとも情けない......


２nd ハプニング
　半日のフライトも終盤に近づき、着陸を前に身支度を整えていたとき...髪を留めていたバレッタがないことに気づきました。寝るときに痛いので外していたのですが、入れたと思った場所にない...トイレにでも落としたのでしょうか？　それともまたシート横の溝？？　でも、どこを探しても見つからず......。
　たかだか３００円ほどのものなので、なくなってもたいしたことではないのですが、ないと旅行中髪がまとまらなくて困っちゃうんですよね～
　「髪留めくらいどっかで買えば？」
　「そうね...とりあえずゴムでしばっておくわ...」
　「それにしても、いろんなことやってくれるよな」
　「......」
　
　っということで、ヒースローに降り立ったときから私の髪型が変わりました
　でも、旅の間中バレッタが買われることはありませんでした