Taki's blog Part III

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図書館

2007年06月10日 23時02分05秒 | Weblog

久しぶりに稲美町立図書館で本を借りてきた。

ジャズ・アネクドーツ(ビル・クロウ著/村上春樹訳)
杉浦茂マンガ館
キースジャレット 音楽のすべてを語る

村上春樹は結局のところ、特段好きな作家にはならず、というのが現状なのだが、それでも何だか気になる人ではある。だからあえて買おうとは思わないが、図書館で見かけるとついつい手にとってしまう。

「そうだ、村上さんに聞いてみよう」だったけか、Part Iで「You'd be so nice」について書いていた時に、氏がその件について書いているということだったので借りてきたが、それ以外はあまり面白いとも思わんかったから、ほとんど読まずに返してしまった。それでも「グレートギャツビー」は氏が影響を受けた作品を訳した本だから、というのが一つの理由で借りたのも理由だから、やっぱり気になるのだね。

昔、英会話学校に通っていた頃、ハワイ出身のインストラクターが"anecdote"を"ancedote"(アンセドーツ)と発音して生徒が指摘したら、そういうアメリカ人も多い、と間違いとは認めなかった。
実存主義"Existentialism"も"Extentialism"と発音していたが、そんな言葉はないようだ。あえて連想すると"extension"が思いつくが、そうすると「拡大主義」とか?
しかし色々と知らないことを教えてくれた、有益で楽しい人ではありました。

ジャズ・アネクドーツは読んで面白ければ、Part Iの方に書いてみよう。

杉浦茂は子供のころ、多分小学校低学年のころに単行本でよく読んだ。猿飛佐助だったか、奇妙なお化けのような妖怪のような、とにかく訳の分からないものが一杯出てくるし、キャラクターも「コロッケ五円の輔」とか「うどん粉プップの輔」とか意味不明な名前だったり、とにかくハチャメチャぶりが尋常ではないところが大好きだった。

今見ても、そうしたキャラクターは実にユニークだ。でもちょっとペースが今のマンガになれていると遅い感じは否めないところはあるけどね。

キースジャレット(冒頭イメージ)はずっと以前から、借りては読みきれずに返す、を何度も繰り返してきた本だ。最後に楽譜がついているのが、何となくうれしいが、以前ほどキースジャレットに関心がなくなってきたのか、それほど読みたいと思わないので、ずっと借りていなかったが、目に留まったのでまた借りてしまった。多分、またほとんど読まずに返す気がする。

図書館にあるのは、オリジナル版の初版だが、一旦、絶版になり再発売された時にはキースがかなり手を加え、楽譜も削除されてしまったらしい。そしてアマゾンを見るとまた絶版のようだから、これは貴重な本だね。しかし、何故このようなオタクな本が稲美図書館にあるのか、不思議ではある。


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