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草枕

都立中高一貫校・都立高校トップ校 受験指導塾「竹の会」塾長のブログ
※2015年10月より竹の会公式HP内にブログ移転

国語読解の気になること

2010年03月09日 10時29分06秒 | 
●お知らせ
  「今解き教室」
  申込みは終わりました。
  申込者の方へ
  ・費用は, 本来一括のお支払いが原則ですが, 便宜分割によるお支払いも認められます。
   分割の場合 月額2415円(税込)です。
   ただし, 新小6につきましては, 来年1月までに, 2月の分をお支払いいただくこととなります。
   竹の会が, 取りまとめて, 朝日新聞社に振り込む形になります。毎月10日までにお支払いください。3月分は来週中までにお支払いください。
  ・テキストは, 今週の金曜日にはお渡しできると思います。
  ・ログイン・パスワードは, 水曜日には各自に通知できるとのことです。竹の会からお渡しします。パスワードは他人に知られないように管理くださるようにお願いします。

◎竹の会のコースのこと
 現在竹の会には, 2つのコースがあります。
 そのうちの1つは, 3時間×8回(3時間コース)です。
 3時間コースは受験対応にはなっておりません。主として, 算数(中学は数学)と国語(中学は英語)の基礎を指導するためのコースです。レジュメ等も時間内の指導に必要な限りで発行・配布されます。家庭学習用としてレジュメ・適性過去問・過去問等を発行することはありません。このコースで受験をする場合は, 受験指導が, 不足・不備となることを予めご承知おきください。

 レジュメや過去問等を自由に請求するには, パスポート・コースにする必要があります。パスポート・コースは受験対応のコースです。合格に必要と思われるあらゆるレジュメ・適性過去問・その他の資料を提供するとともに会員の要求があれば, 必要な限りの資料を配布するとされる採算度外視のコースです。中学では, 定期テスト対策のための中間・期末試験の過去問を配布するサービスも実施しています。竹の会では都内中学で実際に実施された定期試験をデータ・ペースとして保有しています。このデータは毎年最新のものを加えて更新しています。データは, 竹の会が有償にて買い入れているものです。中学会員には好評です。

◎よもやま話

 このところ新小6の問い合わせが相次いでいる。残念ながら入会は無理である。様々な理由で無理である。まず席がない。竹の会は, 20名もいれば席がない。現在はまだ何人かの席は空いている。それで, 新小4や新小5を募集している。経験から受験には小6ではたいてい間に合わないと承知しているからだ。とはいってもたまには天才がいて小6の中途から入ってきて, いっきに実力をつけてゆき合格していく子もいる。だから, そういう子なら「とる」。けれどもそういう子はあまりいない。
 最近は, 竹の会の子どもたちの勉強振りを見た人たちが, あまりにも集中して勉強しているのを見て, 感動されることも多い。
 竹の会では, 勉強を「しない」のなら, 塾に来る必要はないと考えている。だから, 指導が「できない」という理由で, ただそのことだけで退塾していただいてきた。
 塾に来て「勉強しない」というのは, 退塾は当然と考えている。「勉強しない」という中には, 騒いだり, おしゃべりをしたりと周囲に迷惑をかけながらとにかく勉強はしているという体をとっている子も含まれる。集中しない勉強は評価に値しないからである。
 竹の会は小学生を相手としていることもあって, 礼儀正しさということを指導しているつもりである。敬語をきちんと使うように指導している。小6がきちんとした言葉使いをすれば小5や小4もそれを学ぶ。だから敬語を使わない小6は叱りつける。叱られているのを見た低学年に対する指導でもある。
 服装の乱れもひどければ注意の対象である。
 冗談で笑うのは当然である。だが, 先生に尊敬のかけらもない笑いはまずい。少なくとも人を笑うというのは, その人に対する敬意が前提である。母親が子どもの失敗を笑うことはあってもその母親にとってはわが子に対する愛情に満ちた笑いである。だから失敗によっては笑えないこともある。
 敬愛の念のない笑いは危険である。
 そういう子はたいてい失敗する。
 さて, 「勉強しない」ということの意味をもう少し説明しておきたい。そうしなければ竹の会からの退塾のお願いが唐突として抗議される方も過去あったからだ。
 ・よく塾を休むというのは, 「勉強しない」ということです。
 ・大声で騒ぐというのは勉強しないということです。
 ・隣とおしゃべりに熱中するのは勉強しないということです。
 ・レジュメを杜撰にするのは勉強しないに同じです。
 ・学校の宿題を塾に持ち込むのは, やはり「勉強しない」ことと解釈している。要するに, 「勉強しない」とは, 竹の会の指導ができないということなのだから。
 ・部活で「勉強しない」, 学校行事で「勉強しない」ということであれば, できれば自主的に退塾してほしい。そうすれば, 他の勉強意欲に燃えた子を竹の会に入会させて十分に「勉強する」機会を与えることができるのだから。

 竹の会の緊張した集中した勉強風景は最大の宝である。だから, これを壊されるというときは, 容赦なく退塾という決断をしたい。過去, そういう事態があったのに, そして塾の雰囲気がガタガタにされたのに, 当の子が傷つくことを畏れて優柔不断に処理したことで, 多くのまじめな子たちに大きな迷惑をかけてしまったことをどれだ悔やんだことであろうか。
 どうか竹の会の集中した緊張感に満ちた指導に協力してください。

◎なぜ読解問題がほとんど解けないのか

 受験直前に国語の読解問題をやらせるとほとんど正解を出す子とほとんど間違う子に分かれる。もちろん後者が大多数である。
 一口に読解ができないといっても, 原因は多様でありうる。
 まず, 語彙力がないために読解できないということがある。漢検3級の子と漢検6級の子では, 同じ問題をやっても自ずと差がある。第一, 漢字が書けない読めないで20, 30点は損をする。
 読書をしない子というのは, 見聞が狭い。そしてなによりも「考えない」子である。関心が自分のことにしかない。つまりは視野が狭い。井戸の中でしかものごとを見れないし, 判断もできない。幼いということである。大人になるというのは, 目が自分から周りへ向くということである。社会の目が備わってくるということである。こうなれば作文も書ける。「うちの子は作文が苦手」という母親は過保護をやめて子どもを幼さから解放してやることである。
 社会の目はどうすれば備わるのか。新聞を読み, 本を読み, 要は, 見聞を広めることである。その意味で, 今度竹の会が強く薦めた「今解き教室」は幼い子どもの目を社会に向けるいい機会となろう。社会に関心をもつことである。それがすなわち幼さからの自分だけに関心をもった状態からの解放を意味する。
 天声人語や社説・特集記事など様々な時事問題をドリルを解きながら, 学んでいってほしい。

 さて, 漢検3級の子と漢検5級の子とでは漢検3級の子が読解があるとは言い切れない。事実, 竹の会の私立中過去問を使った練習では, 5級や4級の子が満点近い点をとる例が何度もあった。
 国語読解問題が解けないというのは, 問題本文の内容そのものを理解していないということであろうが, 実は, それ以外に大きな勘違いがあるのではないかという気がしてならない。
 読解問題といっても, 問題形式は, 記述式と選択式と大別される。できる子というのは記述の答えも声の教育者の正解をまるで知っていたかのような答えを書くし, 択一問題も実に正確に選ぶ。ところができない子というのはとにかく「外す」。
 内容の理解が十分でないというのは, 要は, 見聞が狭いために誤解が多いということである。これは, 要は, 見聞を広める勉強をすればいいだけのことである。「今解き教室」は役に立つであろう。読書もたくさんやればいい。多読もいいが, 精読が役に立つ。わからなければここは「考える」ことである。とことん考えることである。
 さて, いちばんやっかいなことがある。見聞も十分と思えるのにどうしても国語がとれないという人たちである。 
 実は, こういう人たちは, 国語という科目に大いなる誤解をしている可能性があるということである。
 私は大学のセンター試験の国語の問題を解くのが好きである。ご存知の方はいる思うが, センターの問題はすべて選択問題である。「正しいのはどれか」である。ところが, この選択肢の正解が簡単にわかるようでは選抜試験にはならない。実に巧妙に作られている。たいてい5つある選択肢の2つに絞れるように作られている。そして, そのどちらが正解かというとおそらくほとんど「わからない」ように作られている。
 私は昔, 某大手資格試験予備校の講座や模擬試験で使う問題を作っていたことがあるが, 問題を作るというのは, いかにして受験者を罠にはめるかというのがポイントである。間違いやすい, 錯覚を起こしやすい, 思い違いしやすい盲点をそれとわからないようによく忍ばせたものである。たいてい受験者はミスというが, 問題を作る側からすればミスではない。予定通りの事態である。
 国語の問題が「解けない」のは, 自分の考えをあてはめるからだ。自分が考える正しいと思う基準で考えるからできないのだ。
 国語という科目は, 問題で問うているのは, 「筆者の考え」がどうであったかなのだ。たとえ筆者がおかしなことを言っていても筆者が本文でそう言っているのなら「正しい」肢なのである。それを自分の正義をもちだすから ,わからなくなるのだ。
 自分は「こう考える」から「正しい」「間違い」というふうに考えるから間違うのだ。たとえ筆者がメチャクチャに変なことを言ってたとしても「筆者が言っている」のなら正解ということを達観した者が国語に最高得点を出せる者なのである。
 私は, 今, 子どもたちに読解問題を考えさせているが, ほとんど読み取れていない。読み取れてないのはおそらく内容誤解の段階ではないかと思っている。ただ「筆者」の「言いたいこと」を客観的に意識的に「読み取っていない」のではないかという疑いから, 次の対応をどうしたものか思料しているとろである。

平成22年度入試結果(一般入試・第一志望)
●高校入試 1名
 都立富士高等学校 合格(推薦)
 代々木中 女子 倍率4.50倍
 
●公立中高一貫校入試 2名
 都立両国高等学校附属中学校 合格
 港区立赤坂小 6年 男子 倍率8倍
 都立桜修館中等教育学校 合格
 渋谷区立神宮前小 6年 男子 倍率4.60倍
●国立 1名 
 東京大学教育学部附属中等教育学校 合格
  渋谷区立本町東小 男子  倍率5.90倍

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