とと…ごめんね

先月末、ととが亡くなりました。

ブログにこんな事を書くのはどうかと思ったのですが…


以前、ブログにも書かせて頂いたのですが、あたしは父親としっかり話をした記憶があまりありません。

家を出てた期間が長いせいもありますが、お互いに距離のある親子だった気がします。

亡くなった当日、涙が止まらず頭がおかしくなりそうなくらいずっと泣き続けました。

通夜や葬儀でバタバタして泣いてる暇なんかないはずなのに気がつくと涙がこぼれてました。

寂しい涙ではなく、後悔の涙です。

手術が成功して、気持ちも楽になってこれから好きな事して過ごしていくんだよね？

病気が見つかる前の生活に戻るのだと思ってました。

あたしも仕事や、くぅまの世話でバタバタして退院後のととの事をあまり気にする事ができませんでした。

歳をとって、病気をし、気持ちも弱くなっていた…わかってたのに、ちゃんと向き合う事ができなかったのです。

お互い気を使って話すよりは…そんな事すら思ってました。

でもね、ちゃんと気持ちに寄り添わなきゃ見えない事も沢山あったのに、そう思えなかった自分が悔しいのです。

あんなに大きかった、ととの体が骨になってこんなに小さくなって…

ととにかけてあげられなかった優しい言葉と気持ちが今になって沢山浮かびます。

どこで見てるかわからないけど…今度は沢山話しかけるからいっぱい笑って話そうね、とと

人は一人で産まれて一人で死んでいく

だからこそ生きている間はちゃんと寄り添わなくてはいけないのかな